雪より輝き 花より美しい 自分の夢   作:一応味醂

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第四話 絶望と希望

「……………」

最悪だ……何よこれ………

「ラーミィ!テストどーうだった?」

「ッスゥゥゥ」

「あーね。お疲れw」

私の通う[私立 青薔薇学園]は少し特殊な学校だ。

簡単に言えば "超絶厳しい""

どこが厳しいかって?

例えば…まぁどの学校にも"赤点"っていうテストの合格ラインがあると思うんだけど…青薔薇はそういう制度じゃない。簡単に言えば"常に学年順位を上げる。もしくは保たなければならない"のだ。

 

どういうことか具体的に説明すると…

前回の学年順位を仮に50位と仮定しよう。

そんで今回は49位を取ったしよう。これはつまり合格。前回より+1順位が上がったからね。

でも51を取ったとしよう。そしたらこれは不合格。

前回より-1順位が下がったから。合格の場合は自分の成績に良い影響を与える。下がったら下がった分悪い影響を与える。それだけの話らしい。

ちなみにプラマイ0の場合は合格扱いらしい。

ホントに謎だよね。

 

あ、そうそう。この学校もう1つ普通とは違う点があるの。それはね、"習う教科ほ全て国語、数学、社会、理科、英語であり、現代文、古文や、地理、歴史、世界史、地学、化学、物理、生物"のような細かい分類がされていない"と言うことだ。つまりテストはいつも5教科。大体200点満点。これが何を指すか。テスト範囲が馬鹿広い()社会とかで例えよっか。中学生の話だと分かりやすいかな。例えばテスト範囲が歴史の縄文時代~飛鳥時代としよう。中学の内容だからそこまで広くない(大体一時代を4~5時間で学ぶくらい)はず。でも私たちの高校は一時代を5~6時間。内容もかなり濃いものを同じ範囲で出される。中身の濃さで言うなら2,3倍?はあるね。

 

さて…じゃあ今回の点数と平均点をだそっか…

国語 59点 平均点103点 順位 103/259

数学 78点 平均点95点 順位 100/259

理科 73点 平均点99点 順位 84/259

社会 115点 平均点119点 順位 59/259

英語 104点 平均点121点 順位 73/259

総合 429点 平均点537点 順位69/259

 

え?普通にいいじゃんだって?

確かに全体的に見ればいい方。

問題は前回比

前回の総合

793点 平均点519点 順位28/259

 

さて。まぁ点数はまぁ見るからに無惨に散ったわけだけど…問題は順位。

28→69。

さて、次は校則を思い出そっか。

【順位が+0以上で合格。それ以下は不合格。】

それで私は驚異の-41位。

つまり私は補習確定。しかもこの学校ではたまに堕ちに堕ちた生徒の受ける補習、[落怠特別補習]

を受ける可能性があるというわけだ。

 

「あーもう!何でこうなるのさ!」

「普通にラミィが勉強しなかったからでしょ」

「おまるんに言われる日が来るなんてね…」

まぁでもおまるん毎回補習参加組だしいっか…

「おまるんどうだったの?」

「へへーん。何と109位から76までの急上昇!これはラミィ…私を敬うべきなのでは?」

…へ?え、おまるん参加しないの?

「やぁぁだぁぁぁ(泣)」

「頑張りたまえよラミィ君!」

はぁどうしてこうなったんだか…

 

後から知らされたことだけど、やはり私は「落怠特別補習」に参加するらしい…経験したことある人から聞いたけど…平均4時間。だいたい土日も使った5日間の補習らしい。ふざけるなよぉ…

 

補習をこなしつつ学業に勤しみながら約数日。

私は今勉強道具を投げ捨てたくなる気持ちを押さえながら補習最後の宿題「反省文」を書いている。

最低文字数驚異の1000文字。最悪だ

 

「あぁぁぁ…つっかれたぁ…」

補習が完全に終了し、私は帰路をたどっていた。

「…ん?」

家のポストに少し大きな封筒が入っていた。

「なんだろ…えーっとなになに…CO…VER"株…式…会……社………?キターーーーーーーーー!!!!!」

多分合否の通知だろう。ようやく来た!

「どーうっかな?」

ウキウキながらに私は中身を確認した。

「書類審査合格おめでとうございます。2018/2/20に面接審査をしますので、その際はよろしくお願いします」

………………嘘…受かった?

「やっったぁぁぁ!!!」

「あらぁラミィちゃん…何か嬉しいことでもあったのかい?」

「あ、おばさん!めっちゃ嬉しいこと起きちゃいました!」

「よかったねぇ」

やった、やった!私、ホロライブに入れるのかも!

もう補習の疲れなんて忘れていた。

明日からも授業に集中できそうにない。

さて…こうなったらトークデッキ作んなきゃ!

私はウキウキしながら自室に戻ったのだった。

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