「そうか・・・ならば残っている機体は全て使えるのだな?」
千冬は全員の機体の状態を見てそう言うが・・・たった1機あったであろう場所を見た。
「・・・白式は未だ見つかってないのか?」
「・・・はい、如何やら白式の信号システムは何故か機能できないようでして。」
「糞・・・!自衛隊の連中には早急に一夏を見つけるようにしておけ!」
「やっていますけど・・・如何やら織斑君の捜索には未だ時間が掛かっていると。」
「ちぃい!・・・一体何処に居るんだ・・・一夏!」
千冬は山田先生の前でそう言うが山田先生はそんな千冬に対して心配するしかなかった。
其れとは別に宗壱達の方では既にISの整備が終わらせていた、機体の損傷が激しく
おまけに中には兵装もボロボロだったのを各国から取り寄せられた部品で何とか今日
修復する事が出来たのだ。
それを見ていた宗壱達は取敢えずと言って機体の再動作をしていると・・・
ある1機が目に入ったのだ。
「あれは・・・?」
宗壱がそう言って其の機体を見た。
鋼色の装甲
右手には薙刀
左手には機関銃
腰には荷電粒子砲
背面部にアルアンロックユニットには右側にはミサイルコンテナ、左部分には
レールキャノン
そして何よりも・・・全身に幾つかの装甲が追加されていた。
「あああああああああああああ!ラウラーー!!機体新調したんだーー!」
エルムがそう言って向かって抱き着くとええいとラウラがエルムを
遠ざけようとしているのが見てとれるがまあ良いと諦めて宗壱に向けてこう言った。
「鬼塔 宗壱、こいつを受け取って何だが・・・調整も兼ねて戦ってほしい。
今の私はこいつを慣らしたくてな。」
それを聞いて宗壱はこう答えた。
「・・・良いぜ、お前の実力。この間のクラスタッグマッチトーナメントじゃああまり見れなかったから・・・御免けど皆良いかな?」
宗壱がそう聞くと全員がこくりと頷くと離れて行くとラウラは宗壱に向けて
こう言った。
「ありがとう鬼塔 宗壱、では・・・始めよう!」
ラウラがそう言うと同時に右手にアル薙刀を使って向かって来ると宗壱は銃剣で
向かい討つがラウラは予定調和だなと言わんばかりに左手にアル機関銃で攻撃すると
宗壱は不味いと言って離れてソードビットを射出させるとラウラはミサイルを放って更にレールキャノンで攻撃するとその弾幕によってソードビットが回避されると宗壱は銃剣でミサイルを撃ち落としながらソードビットで斬り裂いていると無駄だとラウラが
向かって行くと機関銃の下部から・・・ナイフがしゅばっと出てきたのでマジかと言って宗壱は銃剣をブレードモードにして攻撃するとラウラがこう言った。
「どうだ?貴様を相手取る為に倉持がお前の機体データを解析して出来た兵装だ、
先ずは同じ兵装で貴様を打ち倒す!」
ラウラがそう言って攻撃していくと宗壱は銃剣を格納すると何かする気かとラウラが
そう思っていると・・・宗壱はラウラに向けてこう言った。
「ラウラ・・・一つ言うぜ。」
「?」
「・・・こいつは強い兵装だから・・・怪我すんじゃねえぞ!」
宗壱がそう言ったと同時に上空から・・・戦闘機らしき形状が見えて其の儘
バラバラになって・・・紅鳳に纏ったのだ。
「其れはまさか・・・あの時見た兵装か。」
「ああ、父さんが俺の為に造ってくれた兵装『十字』。さあ・・・
振り切って行くぜーー!!」
宗壱がそう言った瞬間に紅鳳が突如として・・・消えたのだ。
「!」
一体何処だとラウラは消えた宗壱を追おうとして周りを見渡した瞬間に・・・背後から声が聞こえた。
「ようラウラ。」
「!」
ラウラは何時の間にと思っているが其れと同時に・・・十字に装備されている
大型キャノンが火を噴いて・・・ぐうう!と言うと同時にアリーナの地面に
叩きつけられたのだ。
「ぬ・・・ぐう!」
ラウラは何とかしようとして立ち上がって行くが・・・其れと同時に宗壱が前に来るとクローを向けてこう聞いた。
「まだやるか?」
そう聞くとラウラは・・・ふむと言ってこう続けた。
「分かった、降参だ。」
ラウラはそう言って装甲の幾つかがボロボロになっている所から見て全くと千冬は
目の前にある機体・・・『打鉄 弐型』を見ていた。
完成度は高く本来ならば『マルチロックオンシステム』を採用しているが
パイロットの演算処理能力が問われているのをAIにおけるサポートシステムと同時に
装甲を全身に装備させて更に言えばシュヴァルツェア・レーゲンの武装の幾つかを
真似た兵装を装備させて当人の扱いやすさを言及した機体となったそれを今使ったが
軍人としての特徴と相まって使えたのだ。
「全く・・・まさかお前が来るとはな。」
千冬がそう言って目の前にいる女性・・・『篝火 ヒカルノ』がいた、白衣の上に・・ISスーツを身に纏った女性を見て全くと思っていると千冬は更にこう続けた。
「こいつは今度の体育祭で使えるか?」
「使えるよ~~、装甲は山ほどあるからねえ。ああそれとさ千冬ちゃん・・・
織斑一夏は見つかったかにゃあ?」
『ヒカルノ』がそう聞くと千冬は苦虫を嚙み潰したような顔をしたのでああねと言ってこう続けた。
「まだ見つかってないんだねえ、まああのデータログじゃあ碌な機体が
造れなさそうだしねえ。」
「!」
それを聞いて千冬はぎろりと睨みつけるが『ヒカルノ』はおお怖いと言って
こう続けた。
「速く見つけないと・・・厄介な事になっちゃうよお。」
そう言っているのを聞いて千冬はこう呟いた。
「分かっているさ・・・そんな事。」
次回は体育祭。