クロス・ストラトス   作:caose

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 続きです。


体育祭⑪

残った生徒達はアリーナに設置されていた疑似演習場から校舎に移動となった、如何やら今回の戦場がココかなとエルムはそう思いながら歩いていると・・・廊下の向こうから声が聞こえた。

 「ほお、やはり貴様が残ったか。」

 『『『『?!』』』』

 その声を聴いて全員が振り向くとそこで目にしたのは・・・特殊なスーツ・・・

ISスーツとも違う近未来的な其の衣装に全員が何だと思っていると・・・楯無が

こう言った。

 「それってもしかして今国が独自開発してある特殊スーツですよね?良く

そんなものを出しましたね?」

 「ああこれか?こいつは現状を鑑みた政府が用意してくれたのだが・・・まさか

この大会で使う事になるとは思ってもみなかったし何よりも・・・ここにいる教師陣は其の誰もが嘗ては最強の座・・・『ヴァルキリー』の名を・・・『ヴリュンヒルデ』に

なろうとした者達がうじゃうじゃといる、そして何よりも・・・私は今虫の居所が悪い。

悪いが私の気持ちを整理させるために抗ってもらうぞ。」

 千冬はそう言いながら腰に差してある刀を抜くと・・・エルムが前に出てこう言った。

 「じゃあ私が憂さ晴らしの相手になるよ。」

 「エルムちゃん!」

 「楯無先輩はここから離れて、私が相手して時間を稼ぐよ。」

 「貴方・・・本気でそう言ってるの?」

 「其れにさ・・・私昔織斑先生に指導させて貰ってたんだけど決着は

付かなかったから・・・ここで決着を付けたいんだ。」

 エルムはそう言いながらナイフを構えていと・・・グリフィンも出てきてこう言った。

 「だったら私達がここで彼女を止めるのは如何かしら?」

 ベルベットはそう言って全員が武器を構えると・・・楯無はそっちが良いわねと言って

虚に向けてこう言った。

 「虚ちゃん、私達はこれから残った面々と一緒に校舎に入りなさい。恐らくだけど

教師陣の殆どがそこにいるから織斑先生をここで釘付けにさせて私達の

実力証明させましょう、姫場戦は未だ終わってないし何よりも・・・タイムリミットは

インターバル15分・・・其れまでに勝負を付けるわよ。」

 「・・・分かりました。」

 虚はその言葉を聞いて全員を連れようとすると千冬は其れを見て・・・こう言った。

 「お前達・・・私に対してスルーしようとは良い度胸だな。」

 千冬はそう言って刀を構えて向かって来ると・・・エルムがナイフ片手に

向かってきたのだ。

 「させませんよ織斑先生。」

 「ほお・・・ハインリヒ、お前が私の相手か?」

 「ええ・・・貴方と戦うんだったら私が相手取った方が速いから。」

 「そうか・・・そう言えば貴様とは決着が付かなかったから丁度いい・・・私の怒りの当り相手になってもらおう。」

 千冬はそう言って刀をエルムに・・・エルムの頭目掛けて振り下ろすとエルムは其れをナイフで受け止めると蹴りを与えようとするも千冬はそれを腕でブロックして

今度は千冬が拳でエルム目がけて殴りかかるとエルムはそれを両腕で受け止めてその後に更にエルムは懐にあった小銃で攻撃すると何と千冬は其れを鞘で全て受け止めて下がると千冬はエルムに向けてこう言った。

 「全く貴様は・・・本当に面倒な奴だな。」

 「私から見たら貴方みたいな強い人がどうして今この状況で

本気になるのかですけど。」

 千冬はエルムに向けてそう言うが確かにですねと呟いてエルムは千冬に向けて

こう言った。

 「私が今こうやっているのはシユウが・・・宗壱が傍にいてくれたからです、

戦う事でしか存在を許されなかった私に色んなことを教えてくれたから・・・

私はシユウと一緒にもっといろんなことしたいから!だから今こうやって

貴方を止めて皆に繋げて見せます!」

 エルムがそう言ってナイフを身構えていると千冬はエルムを見て成程なと呟いて・・・こう言った。

 「お前は其れで強く成ったとしても私は貴様に勝つのは間違いないし何よりも私は・・自分との弱さと向き合う為に貴様を倒さなければいかんから・・・覚悟しろ。」

 千冬の言葉にエルムは其れは如何もと言って・・・戦闘が再開されたが其れを見ているベルベットはこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これ・・・私達いるのかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方楯無達はと言うと・・・。

 「お嬢様、校舎全体で動きがありますね。」

 「ええ、まさか織斑先生が生徒一人によって身動きできないだなんて

お笑い種だからね。さてと・・・こっちも仕事よ。」

 楯無がそう言ったと同時に・・・数人の教師たちが出てきて戦闘が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして15分後・・・その時が来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『試合終了!得点は楯無チームが70点!グリフィンチームが58点!

そしてベルベットチームが49点!これにて午前中の試合は終了致しますので皆様食事をしっかりとって残りの競技を楽しんでくださいねえ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「エルムと織斑先生の戦い・・・凄かったなあ。」

 宗壱は千冬とエルムの戦いを見てそう言っていた、今の自分では間違いなく勝てないと思っているからだ。

 最初の戦いは偶然だったんだなと思いながら宗壱は俺も頑張らないなと思いながら

食堂に向かって行くと・・・エルムが宗壱目がけて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・ロケットの様に激突してきた。

 「シユウーー!!」

 「ぐぼふぁああああああああ!」




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