「美味しいね宗壱!」
「ああ・・・そうだな。」
「元気ないけどどうしたの?」
エルムがそう聞くと宗壱はこう答えた。
「・・・エルムが裸で俺のベッドに入り込んでいたから疲れてんだよ。」
「・・・御免。」
「良いんだ、謝ってくれるなら。」
エルムの謝罪を聞いて宗壱はほっとした様子でそう言いながら
ご飯を食べていると・・・エルムはこう言った。
「じゃあこれからは何時でも宗壱のベッドで寝て良いんだよね!」
「何でそうなるんだお前は!違う!って言うかまずパジャマ買え!!」
「えええ、あれ着てると胸とかきついんだからさあ。それに別に昔の人は
どうせ裸で寝てたんだから良いじゃん。」
「何でそうなるの!お前には恥じらいとかそういうのないのか!!?」
「軍にいた時にそういうの教わらなかったから!」
「笑顔で言う事かそれ!?」
もう嫌と宗壱は泣きたいような感じで机に突っ伏していると・・・声が聞こえた。
「2人共朝早くから元気だな。」
「ああおはよう、翼さん。」
宗壱は話しかけてきた翼と一緒にいる奏に向けて挨拶すると2人は宗壱達の
隣に座って何かあったのかと聞いて宗壱が説明して2人は・・・。
「それは・・・な。」
「流石に考え物だな。」
翼と奏は互いに苦笑いしていた。
そんな中で織斑一夏はと言うと・・・。
「何でアイツばっかり・・・!それに二年生も絡んでこないし
どうなってんだよ」
そう言いながら食事をしていた。
そして数日後。
宗壱はアリーナで《灰戦騎》の準備をしていた。
今回は2つのアリーナで男性IS操縦者が戦うと聞いて半分ずつの生徒達が
観戦していた。
そんな中で宗壱は《灰戦騎》に向けてこう言った。
「とうとう来たぜ俺達のデビュー戦。・・・一緒に頑張ろうぜ相棒。」
そう言いながら機体を装着した。
そして発進用のカタパルトに機体を固定するとラトロワから通信が入った。
『鬼塔、ハインリヒの方も準備が整ったそうだ。今回の試合は全員が
見ているため貴様らに言うのはただ一つ・・・無様な試合はするなよな。』
「ハイ!」
宗壱はそれを聞いてそう答えた。
そして互いにカタパルトから発進すると宗壱はエルムの機体を見つけると
機体から情報が届いた。
「『シュヴァルツ・レーゲン・ズィーベン』か。」
そう言って『シュヴァルツ・レーゲン・ズィーベン』を観察した。
見た目は脚部は重装甲に見えるが意外にほっそりとしたような印象が伺える。
両腕には突起物の様な武装が2つありそれが脚部にもあった。
そしてその手に握られているのは大型の銃火器であった。
するとエルムが通常通信で宗壱に向けてこう言った。
「やっとこの日が来たね宗壱。」
「ああ、そうだな。」
宗壱はエルムに向けてそう言うとエルムはこう続けた。
「そういえばさ、クラス代表を決める奴だったけどさ。もう一つ賭けない?」
「・・・良いな、何する?」
宗壱はそれを聞いてニヤリとそう言うとエルムはこう答えた。
「そうだなあ・・・もし私が勝ったら私の私生活で
もうとやかく言わないでね♪」
「其れってお前が全裸で寝る事を黙認しろって意味かよ!だったら
こっちが勝ったら絶対にパジャマか寝間着を買わせてやるからな!!」
「オッケー、それじゃあ・・・ヤロウカ宗壱!!」
「おおよ!」
それを聞いて互いに身構えた。
そしてラトロワの声が会場全体に響いた。
『それでは《鬼塔 宗壱》対《エルム・M・ハインリヒ》の模擬試合を・・・
開始する!!』
その音声が流れて・・・戦闘が始まった。
一方もう一つのアリーナでは。
「全く貴様は、何故誰にも教わろうとしなかった!」
「・・・・」
「ええと・・・織斑先生、そろそろその辺で宜しいかと」
山田先生が怒っている織斑千冬に向けてそう言うが千冬はこう続けた。
「お前は今日まで何していた!?機体の特訓ではなく道場で剣道をしていると
聞いたがISバトルはそんなに簡単なものではない!!お前の鈍った勘
程度ではな!!」
千冬はそう言うとまあ取敢えずと言ってこう続けた。
「貴様は今搬入された機体に乗り込め。良いな!」
そう言うと千冬は何処かにへと向かって行った。
そして残った山田先生と織斑一夏は気まずい中で機体を見た。
「これが・・・。」
「はい、織斑君専用のIS。《白式》です。」
そう言って織斑一夏は機体に搭乗してチェックした。
「(やっぱり武装は近接ブレードオンリーか。だけどセシリアの機体は
遠距離特化型っていうのは原作で予習済みだ!これで俺のハーレム計画が
始動だ!!)」
心の中でげすいことを考えている織斑一夏であったがそれを知らない山田先生は設定の準備を終えて出て行くとこう聞こえた。
『織斑君、所定の位置に着いてください。』
「はい、分かりました。」
織斑一夏はそう答えてカタパルトから発進した。
相手はセシリア・オルコット。
機体は『ブルー・ティアーズ』。
それらを試合が始まるまでの台詞迄覚えている織斑一夏は只々それを口にすると煽り耐性の無いセシリアからしたら侮辱されたような感じであった為
試合開始前に発砲するが其の儘・・・始まった。
そして互いに戦闘が始まった。