クロス・ストラトス   作:caose

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 戦闘が終わります。


エルム対宗壱 決着。

「ぐぬぬぬぬ!!」

 「アハハハハハハハハハハ!もっと楽しもうよ宗壱!!」

 エルムはそう言いながら宗壱と鍔迫り合い・・・いや、拳と剣で

鍔迫り合いしていた。

 ガキガキと金属音が響き渡る中でエルムは賺さず避けた宗壱目掛けて・・・

回し蹴りを喰らわした。

 「ぐお・・・!!」

 宗壱はそれに対してソードビットを使って背後からぶつけた。

 「!!!」

 エルムはそれに気づいて苦々しい表情を浮かべながら互いに遠ざかった。

 するとエルムは笑いながらこう続けた。

 「アハハハハハハハハハハ!( ̄∇ ̄;)ハッハッハハハハハハ!!本当に楽しいね宗壱は!!」

 「こんなので楽しめるその精神力には俺もほとほと凄いって思う。」

 宗壱はそう言いながらエルムに向けてバスターソードを構えるとエルムは

こう続けた。

 「楽しいじゃない!こうやって本気で戦えるなんてラウラ以来だもの!!

楽しまなきゃね!?」

 そう言いながら宗壱に向かって突撃すると宗壱も立ち向かおうと

向かって行き・・突然宗壱が動かなくなった。

 「まさか!!」

 宗壱はヤバいと感じていた。

 何せ今宗壱は・・・エルムの左手の目の前で止まっているからだ。

 「AIC(アクティブ・インナー・キャンセラー)。これで宗壱は動けないよ。」

 そう言うとエルムは右手を振りかざして・・・こう叫んだ。

 「『レーヴェリア・ファウスト』!!」

 その言葉と共に宗壱は・・・壁まで吹き飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「畜生・・・シールドエネルギーが残り20%まで減りやがった。」

 そう言いながら宗壱は立ち上がろうとしているがヤバいなと感じていた。

 「バスターソード・・・壊れちまった。」

 バスターソードが半ば程へし折れていたのだ。

 「(あと残っているのはハンドガンとソードビット、ワイヤーアンカー。

小出しの武器ばかりで厳しいな。おまけに実弾兵器はAICで止められる、

あれは目の前の空間を檻のようにして相手の動きを止めちまうからな。)」

 厄介な物造りやがってとそう思いながらもこう続けた。

 「(さてと・・・残っている武器で如何やって勝つか。)」

 そう思いながら武装の確認をしていると・・・。

 「(?・・・こんなの入っていた・・・・父さんめ。)」

 今はありがたいなとそう思っていると宗壱はどのタイミングでやるかと

考えて・・・思いついた。

 「良し、やってみるか。」

 そう言って煙の中から宗壱が現れると宗壱がハンドガンを構えるのを見て

エルムはこう言った。

 「へえ、まだやるんだ。」

 「まあな、男だったらピンチをチャンスに変えなくてどうするんだよ?」

 互いにそう言うと・・・動き出した。

 先ずは宗壱がハンドガンで牽制しつつソードビットで攻撃するが

エルムは多少の被弾は覚悟のうえで『イグニッションブースト』で

宗壱に迫って目の前に辿り着くと宗壱に向けてこう言った。

 「これで終わりだよ!」

 そう言いながら宗壱に向けてもう一度パイルバンカーを振りかざすと・・・

宗壱はニヤリと笑ってこう言った。

 「そっちがな!!」

 そう言いながら宗壱は両腕に装備されているワイヤーアンカーを射出して・・・エルム目掛けて頭突きを喰らわした。

 「!?」

 いきなりの事で体勢がぐらついたエルムは自身も脚部にある

ワイヤーブレードを展開して宗壱目掛けて放とうとするとソードビットが行く手を塞いだ。

 そしてエルムの腹部に手を当てると拡張領域からある物を展開した。

 展開したのは・・・ロングキャノンであった。

 そしてそれをエルムに押し付けるとこう言った。

 「これで如何だ――!!」

 そう言って・・・砲撃を始めた。

 数発もの砲弾がエルムに襲い掛かり・・・暫くしてラトロワがこう宣言した。

 『《エルム・M・ハインリヒ》戦闘不能!勝者《鬼塔宗壱》‼!』

 それを聞いた瞬間にアリーナ全体で・・・拍手が巻き起こった。

 そして宗壱は機体から降りると機体が解除されたエルムに近づいてこう聞いた。

 「ええと・・・大丈夫か?」

 「・・・宗壱は鬼畜だ。」

 何やら負けたのかそれとも先ほどの零距離射撃の事なのかどうか分からないが

何だか頬を膨らませていじけているような感じであったがまあ大丈夫かと思った

宗壱は臍を曲げたエルムに向けてこう言った。

 「悪かったって、お詫びに何か奢ってやるから。」

 な、とそう言うとエルムは少しして・・・こう答えた。

 「・・・じゃあ食堂にあるデザートのスイーツパフェ奢ってよ。」

 「うぐ!?・・・あの一杯3100円の奴か。」

 「・・・嫌なの?」

 そう聞くと宗壱は暫くしてこう答えた。

 「分かった・・・分かったよ!パフェでもなんでも奢ってやらあ!!」

 「やったあ!!」

 それを聞いてエルムは途端に燥ぐのを見て宗壱はこう思った。

 「(まさかこいつここ迄計算づくで・・・何て恐ろしい子!!)」

 何やら少女漫画に出てくる雷が落ちたかのような感じであったが

背に腹は代えられないという思いで覚悟を決めると宗壱はこう呟いた。

 「そういえばあっちはどうなっているんだろうな?」

 そう言いながら宗壱は今でも試合が行われているアリーナに向けて

視線を向けた。




 そして別の方では。
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