「それではこれよりISの基本飛行についての実習を行う!鬼塔、ハインリヒ。
機体を展開して飛翔せよ!!」
4月下旬の暖かな陽気にてISの実習が執り行われた。
2人はすぐ様に機体を展開した。
そしてそれを見たラトロワは飛翔するようにと指示を与えるや否や2人は
大空に向けて飛んでいった。
「気持ちいなエルム。」
「うん!本当に気持ち良いね。」
2人はそう言いながらまるでダンスをしているかのように舞っているとラトロワが通信で指示した。
『2人とも、確かにこれは実習だが誰が踊れと言った。』
「「す、スイマセン!!」」
『まあ、仕方がない。それはそれとして2人共順番に急降下と完全停止を
やって見せろ。目標は地表から10㎝上だ。」
「「分かりました!」」
2人がそう言うと先ずどっちが先にやるかと聞いてエルムがこう言った。
「それじゃあ私が先で良い?」
「おお、じゃあ俺が後だな。」
宗壱がそう言うとエルムはお先と言って初めに地表に向かって行った。
そして最後に宗壱も向かった後にラトロワは次の指示を出した。
「それでは次に武装だな、鬼塔、ハインリヒ、展開だ。」
それを聞いて2人は武器を展開した。
「このように操縦者の腕次第で0.5秒で展開も出来るがこの2人だって
最初は素人だ。貴様らも鍛え方次第で何とでもなるから精進せよ!!」
『『『ハイ!』』』
それを聞いて生徒達はそう答えた。
因みに翼や奏、織斑一夏とセシリアも同じようにした。
そして夜。
一年生用の寮の食堂に於いて・・・
宗壱と織斑一夏のクラス代表就任パーティーが執り行われた。
『『『織斑君!クラス代表就任おめでとう!』』』
『『『鬼塔君!クラス代表就任おめでとう‼!』』』
パンパンとクラッカーの鳴る音が聞こえた後に立食パーティーが執り行われた。
まあ、メニューは冷凍食品を解凍した奴やお菓子類であるが
それでも歓迎会であろう。
人数が一年の殆ど全員と言うのが驚きであるが。
「いやあ、これでクラス対抗戦も盛り上がるねえ。」
「ほんとほんと。」
「ラッキーだよねえ。同じクラスになれて。」
「ほんとほんと。」
そういう中で宗壱がポテチを摘まんでいると・・・エルムが声を掛けた。
「シュウ~~!」
「うおわエルム!?びっくりするだろう!!」
「(*´σー`)エヘヘ。」
エルムはそれを聞いて反省0の笑顔で宗壱に抱き着いていると宗壱は
こう聞いた。
「なあさ、エルム。シュウって・・・俺の事か?」
「うんそうだけど・・・嫌だった?」
エルムは上目遣いでそう聞くと宗壱はこう答えた。
「いや、今までそんな風に呼ばれたことなんてそれで良いぜ。」
「(*´σー`)エヘヘ、ありがとう。」
そう言いながら宗壱の背中に抱き着いているが当の本人は・・・
混乱状態で在った。
「(おワアア!ヤバいやばいやばい胸が背中にって滅茶苦茶柔らかい!!)」
背中に当たっているエルムの大きな2つの物体に慌てていた。
何せエルムの胸部は間違いなく学園一と言っても過言ではない位の大きさであり何時もよく見ている宗壱に対して世の男と達はこう言うであろう。
『『『『『『クタバレリア充‼!』』』』』
そう言いたいほどである。
そんな中に於いて誰かが宗壱とエルムに訪ねてきた。
「はいは~~い、新聞部で~~す!話題の新入生『織斑一夏』、『鬼塔宗壱』、『星音 翼』、『天羽 奏』さん達に特別インタビューをしに来ましたーー!!」
そう言って現れたのは茶色の短髪の眼鏡をかけた少女であるが
右腕に『新聞部』と書かれた腕章が付けられていた。
「あ、私は二年の『黛 薫子』。新聞部の副部長をしているのよこれ名刺』
そう言って4人に名刺を渡すと『薫子』は先ず織斑一夏に向けてこう聞いた。
「それじゃあ先ずは織斑君、クラス代表になってナニカ一言!」
そう言いながらボイスレコーダーを握っているのを見てまあいいやと言って
織斑一夏はこう答えた。
「まあ何とか頑張ります。」
「えー。もっといいコメント頂戴よ~~。」
俺に触ると火傷するぜ!とかさあと言っているのでこう答えた。
「自分・・・不器用者ですから。」
「うわあ、前時代的!」
まあどうせ捏造するんだけどねとそう言っていると次にと宗壱に訪ねた。
「それじゃあ鬼塔君、何か一言!」
「ええと・・・ですねえ。」
そう言って暫く考えると・・・宗壱はこう答えた。
「俺は・・・選ばれた以上は頑張っていきたいし先ずは優勝目指したいと
そう思っています!」
「ほほう、中々強気だねえ。今のところ専用機持ちは
二組以外全員いるから厳しいよ?」
「それでも。やらなければわからないです!!」
「・・・うん、良い言葉だね。応援しているよ青年!!」
そう言って『薫子』は肩をトントンと叩いていると今度は翼と奏に
目を向けてこう聞いた。
「それじゃあ翼さん、何か一言。」
「ハイ、皆から・・・奏から求められている以上私は皆の期待に応えたいとそう思っています!」
「あたしからそうだな・・・こいつが肩肘張っている時に側にいて
支えてやる事くらいしか出来ねえけどちゃんと守ってやりてえって
そう思ってるぜ!!」
2人の言葉を聞いてうんうんとそう言っていると最後にとエルムに向けて
こう聞いた。
「あ、ハインリヒちゃんも良いかな?」
「?」
「君は鬼塔君を如何やって支えてやりたい?」
そう聞くとエルムはにこりと笑ってこう答えた。
「戦闘面とか・・・後色々!」
「うん、簡単で宜しい。」
そう言うと最後に記念写真ねえと言って『薫子』は専用機持ちを
集めさせるとこう聞いた。
「あれ?もう一人いたはずなんだけど?」
「ああ、セシリアさんなら欠席ですよ?二年のイギリス代表候補生から
説教受けているそうです。」
それを聞いて『薫子』はあっそとそう言うと5人に向けてこう聞いた。
「それじゃあ『35*51/24=?』?」
そう聞いてええとと言っていると宗壱はこう答えた。
「ハイ!『74.375』です!」
「正解!」
そう言った瞬間に写真に・・・殆ど全員が入った。
「まあ、いっか.]
『薫子』はそう呟いてそれじゃあねとそう言った。
そして・・・。
「待ってなさいよ一夏ーー!!」
嵐は未だ吹き続けていた。
次回は・・・あの子がやってくる!