クロス・ストラトス   作:caose

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 一日遅れの投稿です。


授業開始

「クーリェちゃんだって。」

 「何処の国の子かな?」

 「何だか小さいね、幾つなのかしら?」

 「少なくとも私達と同い年って事は無いわよね?」

 女生徒達がそれぞれそう言っているとラトロワ先生はこう答えた。

 「クーリェは未だ10歳でロシア代表候補生見習いであるが既に専用機を持っており今回は特別に留学を許可されている。だがこの様な性格である為皆出来るだけ

仲良くしてくれ。」

 ラトロワ先生がそう言うと女生徒達は口々にこう続けた。

 「え?あの年で代表候補生見習いって凄くない?」

 「専用機持ちって事はやっぱり強いのかな?」

 「羨ましいなあ。」

 そう言っているとクーリェがラトロワ先生の後ろに隠れるかのように下がると

ラトロワ先生はクーリェに向けて優しい口調でこう言った。

 「大丈夫だ、その内皆お前の事を羨ましいではなくなるはずだ。」

 「・・・本当?」

 「ああ、本当だ。」

 そう言ってラトロワ先生はクーリェの頭を撫でた。

 その光景に対して生徒達はにこやかな顔つきになっているとラトロワ先生は

それを感じて咳き込んでこう言った。

 「ううん!ではホームルームを終えようと思う、一時間目は通常授業だ!

クーリェは自分の席・・・宗壱!貴様の隣だ。面倒見ておいてくれ!!」

 「ハイ!」

 宗壱はラトロワ先生の言葉を聞いてそう答えるとこっちに来たクーリェを見て

こう言った。

 「宜しくなクーリェ、俺の名前は『鬼塔 宗壱』だ。」

 「えええええと・・・『クーリェ・ルククシェフカ』です。」

 クーリェはそう言って熊の人形を抱きながら席に座るが・・・座った瞬間に

正面からみたら顔が・・・出てこないのだ。

 それを見てラトロワ先生がこう言った。

 「ああ・・・後で座布団か何か敷かないとな。」

 そう言ってどうするかと考えているとエルムが手を上げてこう言った。

 「ハイ先生!私がクーリェちゃんを抱っこするのはどうでしょうか!!」

 「却下だ、どうせクーリェを抱き枕にしたいとかその程度であろう。」

 「ハハハハハセンセイナニイッテイルノカワタシワカラナイ。」

 「片言の時点でバレバレだ戯け!鬼塔!!貴様がクーリェの席代わりになれ!!隣同士だからな!!」

 ラトロワ先生がそう言って宗壱にそう命令すると宗壱はクーリェに向けて

こう言った。

 「クーリェ?」

 「ふひゅ!?」

 クーリェは宗壱の声を聴いて熊の人形を抱きしめていると宗壱がこう言った。

 「俺の席に座るか?見えないだろ??」

 「・・・良いの?」

 クーリェがそう聞くと宗壱はこう答えた。

 「ああ、良いぞ。」

 そう言って笑顔になっている宗壱を見た後にラトロワ先生を見るとこくりと

頷いたラトロワ先生を見てクーリェはびくびくしながら宗壱の膝に座ると宗壱はクーリェの頭を撫でてこう言った。

 「大丈夫だぞ?俺は何もしないから。」

 「・・・本当?」

 「ああ、本当さ。」

 宗壱がそう言うのを聞いてクーリェは暫く熊の人形を手放さないでだが

ラトロワ先生の授業を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よし、一時間目はこれで終了だ。次の時間はアリーナでの実習訓練で

三組と合同で行うから準備するように。」

 ラトロワ先生がそう言うと各々で着替える準備をしている中で宗壱は

エルムに向けてこう言った。

 「それじゃあクーリェをアリーナに案内させてくれるか?

俺は着替えに行くから。」

 「うん、分かった。クーリェちゃん、シュウに行ってらっしゃいって

言って見て?」

 エルムがそう言うとクーリェは手を少し降ってこう言った。

 「い・・・行って・・・らっしゃい。」

 「お・・・おお。」

 宗壱はそれを聞いて何だか痒くなるような感じでアリーナに向かっていく中で

生徒たちはこう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『『『(((何だか仕事に向かうお父さんに向けて行ってらっしゃいする

若夫婦みたいで・・・羨ましい!!!)))』』』

 そういう・・・血涙を流すような心の声が聞こえた。




 私事ですがちょっとジャックされてウイルスが入ってきたのでその対応策に
追われていた為本日となりました。
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