「あれは確か・・・織斑一夏?」
宗壱はそう言って織斑一夏を見ると何やら疲れた様な様子であったので何だろうと思っているが授業だよなあと思って急いでアリーナに向かった。
「それではこれより三、四組合同の格闘・射撃を含む実践訓練を
執り行う事とする。各員、怪我の無い様によろしく頼む!」
『『『『『『ハイ』』』』』』
それを聞いて全員が一斉にそう答えるとラトロワ先生がこう言った。
「それではその前に戦闘実演をして貰う事となるからそうだな・・・こちらからは鬼塔とハインリヒ!」
「「「ハイ!!」」
そう言うとそれではとヴィレッタ先生は名指しでこう言った。
「星音!天羽!お前たちも出ろ!!」
「「ハイ!!」」
そう言って互いに前に出るとヴィレッタ先生が4人に向けてこう説明した。
「貴様らにはコンビネーションにおける実戦訓練をして貰うがお前たちが
コンビを組む相手は鬼塔とエルム、天羽、星音はそれぞれ別々になって貰う。
それで良いな?」
「つまりアタシらはクラスメイトを敵に回せって意味で良いですか?」
「その通りだ天羽、それでは組合して終わったら飛翔。良いな?」
「「「「ハイ!!」」」」
それを聞いて宗壱達が揃ってそう答えた。
組合わせ
鬼塔・星音
ハインリヒ・天羽となった。
そして互いに機体を展開して飛翔すると互いに武器を構えると宗壱は翼に向けてこう言った。
「翼さん、俺達は互いに交互に攻撃して牽制しつつ接近戦に
持ち込みましょう。」
「ああ、負ける訳にはいかないからな。」
そして天羽達はと言うと。
「そんじゃああたしが一発突っ込むから援護宜しくな。」
「分かりました、それじゃあ私はその後に続きますね。」
奏とエルムは互いに簡単にだがそう言った。
そしてラトロワ先生が4人に向けてこう言った。
「それでは演習開始!」
「「「「!!!!」」」」
それと同時に先ずは宗壱が前に出て翼は後方からハンドガンで攻撃すると・・・それすら眼中になしと言わんばかりに奏が突っ込んできた。
「何!?マズイ!!」
宗壱はそう言って奏の前に出てその攻撃を受け止めようとするが・・・エルムが大型ライフルで宗壱の動きを封じた。
「うおわ!?」
「お先!!」
奏はそう言って其の儘・・・翼に突撃した。
「やるな奏!」
「そうかよ!」
翼の言葉に奏はそう言いながらもまるでダンスをするかのように槍を
回し振りながら翼と一騎打ちし、宗壱はエルム相手に同じように格闘戦を
仕掛けた。
互いに見知っている為千日手になるだろうなと考えたヴィレッタ先生と
ラトロワ先生は時計を見てこう指示した。
「良し!演習はここ迄!!」
「総員は地上に降りて生徒達の実習の手伝いをしてくれ。」
そう言うとそれを聞いて4人は・・・不完全燃焼気味であったが降りると
ヴィレッタ先生が4人に向けてこう言った。
「そんな顔をするな、今度始まる学年別トーナメントで挽回すれば
良いであろう?」
ヴィレッタ先生はそう言って4人に説得した。
学年別トーナメントとは文字通り一対一にテ執り行うトーナメント戦で
これには各国から大勢の観客が集まるのだ。
それを聞いて4人は目をギラリと光らせるとラトロワ先生がこう言った。
「さあさあ、時間が無いからすぐに準備しろ。機体は『打鉄』と
『ラファール・リバイブ』。どっちが良いかを自分たちで決めて使え。」
そう言って生徒達はどちらにするか考えているとラトロワ先生はクーリェを見てこう言った。
「クーリェはこっちだ、お前は皆を見て覚えなさい。」
「は・・・ハイ。」
それを聞いてクーリェはラトロワ先生に向かって行った。
そんな中で授業が始まった。
そして終わって機体を片付けている中ラトロワ先生は
宗壱とエルムを呼びつけた。
「鬼塔、ハインリヒ。少し話がある。星音と天羽は帰って良い、
これは4組での話だ。」
「分かりました。」
翼はそれを聞いてではと言って去って行くのを見てラトロワ先生は近くにいるクーリェにもこう言った。
「済まないが私はこれから2人と話をしなければならないが直ぐに戻るから
心配するな。」
「・・・・・・」
「お前は強い子だから大丈夫だ、な?」
「・・・ハイ。」
「それじゃあまた教室でな。」
そう言ってクーリェが去って行くのを見届けた後にラトロワ先生は2人に向けてこう言った。
「さてと、話だがクーリェについてだ。・・・貴様らは今のロシアの国際事情を知っているな?」
「は・・・ハイ。」
「結構問題って言うよりも・・・あの一件で分断しかけたEUが纏まったどころか更に強くなりましたしね。」
「そうだ、先のウクライナ戦争に伴い国際的批判が高まっただけではなく数々の国際法違反が露見され前の大統領と幹部、軍部上層部、民間人虐殺を行った兵士は皆・・・・何故か知らないが惨殺又は復帰不可能な程の重症となって発見して
今やロシアは嘗て日本にいた『GHQ』と同じ様にEUから組織が送られてしまい
てんやわんやでな。忙しいったらありゃせんそうだ。」
「それとクーリェちゃんの何の関係があるんですか?」
エルムがそう聞くとラトロワ先生は少しだが・・・表情を歪ませてこう言った。
「何故あんな小さな子にISを貰えたか分かるか?」
それを聞いて宗壱とエルムはこう答えた。
「えええと・・・分かりません。」
「私も。」
それを聞くとラトロワ先生は生徒データを2人に見せてこう言った。
「これがその理由だ。」
それを見て2人は・・・目を見開いて驚いたのだ。
「先生コレッテ!?」
「本当何ですか!!」
宗壱とエルムが驚いたのはこれが理由である。
クーリェ・ルククシェフカ
出身 ロシア
ISランク・・・S
ロシアについてはフィクションとして扱ってください。