「『シュヴァルツア・レーゲン・フュンフ』・・・それがお前の機体の名前か?」
「ああそうだ、こいつは汎用型だが私用にチューンされているから・・・
強いぞ!」
ラウラがそう言った瞬間に『シュヴァルツア・レーゲン・フュンフ』が高速戦闘を仕掛けた。
「は、速い!」
「それだけではない!!」
ラウラはそう言うと背面部から・・・サブマシンガンを右手に左手にはバズーカをコールして一斉攻撃して・・・全てが宗壱に命中しそうになった。
「こいつのバイザーは特別製でな!いかな距離であろうとも
確実に命中させることが出来る!!」
更にとラウラは・・・宗壱の手前まで急接近して手刀で貫くかのように
殴りかかって来たので宗壱はバスターソードで受け止めようとした瞬間に・・・
バスターソードが粉々に其の儘吹き飛ばされてしまった。
「ガハア・・・!!」
「これこそが私のAICの使い方だ、相手を覆う結界を限定的にすれば
このように攻撃に変換することが出来るのだ!!」
それを聞いて宗壱はマジかよと思いながらも・・・攻略しなければ勝てないと
確信して破壊したバスターソードを破棄してソードビットを格納して
ハンドガンを出して構えた。
「ほお・・・これでも戦う気概がある事に敬意を払って・・・少し本気を」
出そうではないかと言いかけた瞬間に・・・アリーナ一面に声が響き渡った。
『10分経過したため試合終了!これ以上するならば教員部隊を送り込むぞ!!』
それを聞いて何だと構えを解いたラウラは宗壱に向けてこう言った。
「次のトーナメント戦、楽しみだな。」
じゃあなと言って出て行くラウラを見届けて・・・宗壱は脱力してこう言った。
「やべえ・・・ありゃあ強いや。」
そう言って倒れそうになると・・・後ろから声が聞こえた。
「シュウー----!!大丈夫!?」
エルムがそう言いながら宗壱に近づくと宗壱はこう答えた。
「ああ・・・それにしても強いなあいつ。」
「そりゃあそうだよ、なんたって私が所属している『黒兎』隊の
隊長さんなんだから。」
「・・・隊長?」
「うん、そうだよ。」
「まじでか?」
「うん、マジ。」
「・・・そりゃあ強いわけだ。」
そう言いながら機体を解除した。
「『鬼塔 宗壱』、確かにエルムが気に入る人間なだけあるか。奴の戦闘能力はまあまあだが気を付けるべきはその成長力かもしれんな。」
こちらもあれを使わなければいけなかったしなとそう呟くと
ラウラは着替え室から出て行ってこう呟いた。
「『織斑一夏』、教官の汚点。必ずや倒す!完膚なきまでに!!然し奴を
如何やって引きづり出すかを考えねばな。」
そう言いながら・・・自室に向かって行った。
そして数日後のアリーナ。
そこにいたのは・・・珍しくセシリアと鈴音であった。
2人は互いに目を合わすとこう言った。
「あらお初めまして男に媚びうるおちびさん?」
「あらあ?誰かと思えばその男に負けた挙句に負け戦したしたことが無い
イギリスの代表候補生( ´艸`)(笑)さんじゃないかしらwwwwww。」
互いにそう言いあっていると・・・先ずセシリアがこう言った。
「オホホ負け戦?あんなもの戦闘ではありませんわ、
只花を飾らしただけであって本気出せばあんな男楽勝でしたわ~~。」
そう・・・顔を引きつらせながら言っていると鈴音はこう返した。
「あらあ?花を??あれで花なんて笑えるわねあんたの花って只の腐りかけの
枯れかけじゃないかしらねえ。」
ほほほほとそう言っていると・・・セシリアがブちぎれてこう言った。
「誰が腐りかけデスッテ!良いでしょう!!その小さな体を更に小さくして
まな板どころかコインのギザギザみたいにしてやりますわ!?」
「誰の胸がまな板デスッテこのチョココロネヘアーが!ぶっ飛ばしてやって
アンタの機体ごと本国にけちょんけちょんにして送り返してやるわ!!」
そう言って互いに臨戦状態になると・・・上空で声が聞こえた。
「それならば私も混ぜて貰おうか?」
そう言う・・・ラウラの声が聞こえたので2人は上空を見るや否や
嫌な顔をしていたがラウラはこう続けた。
「イギリスの『ブルー・ティアーズ』と中国の『甲龍』か、
イギリスの方はまるで継接ぎみたいだな。哀れでしか見えん。」
「!!」
「そして中国の方は見た感じは確かに本物だが如何せん機体の出力は
低そうだな、弱そうに見える。(大方第二世代機だろと思うが
情報が少ないから言わんほうが良いな。)」
ラウラは2人の機体と操縦者の評価を見てそう言うと・・・
鈴音とセシリアはこう返した。
「何やるの?態々ドイツくんだりまでやってきてボコられたいなんて
大したマゾっぷりね?それともジャガイモ農場じゃあそう言うのが
流行ってのかしら?」
「ハン、如何やらドイツの代表候補生は言語がなっていないようですわね?
犬でもワンと泣きますのに。」
そう言うがラウラは2人に向けて・・・こう言った。
「ふん、所詮は女性権利主張団体によってなれた馬鹿と何も知らない間抜け。
良いコンビだな。所詮はあの教官の汚点でもある『織斑一夏』に負けたものと
実力が大差ない奴だな、言葉一つとっても弱さが滲み出る。」
「「!!」」
それを聞いて2人は怒り心頭であった。
一人は織斑一夏についての事で激怒しもう一人は弱者と言われたことに
腹が立っているとラウラはニヤリと笑ってこう言った。
「さあ来い、本物の戦争を教えてやるぞ?・・・
下らん種馬のクソに群がる蠅共。」
「「上等!!」」
それを聞いた瞬間に・・・戦闘が始まった。
次回は・・・乱闘。