「千冬姉・・・何で『暮桜』が」
「どうしたのだ貴様は?私が何かあったのか?」
千冬は織斑一夏に向けてそう聞くと織斑一夏はこう答えた。
「何で・・・『暮桜』が?」
「ああこいつか?こいつは私が引退した後に倉持技研から万が一と言われて
改良されて譲ってもらったのだが何かあるのか?」
「・・・・・」
それを聞いて織斑一夏は何でとそう思っていた。
「(嘘だろおい!原作じゃあ『暮桜』は箒が『紅月』で戦った事で機体が
機能停止してしまうほどの故障をしているはずなのに何でだ!?)」
そう思っていると千冬は織斑一夏に向けてこう言った。
「もう良いか?これ以上やってもと言うよりもお前ではラウラには勝てん。」
「そんなのやってみなきゃ」
「イヤ分かる、専用機2人がかり。それも第三世代が2機掛かりで戦っても目立った負傷などしていない、それだけで今のお前との差は歴然であろう?」
「くう!!」
織斑一夏はそれを聞いて苦々しい表情をしたが・・・暫くして千冬は
織斑一夏に向けてこう言った。
「分かったのならば刃を下せ、ラウラ。貴様もこれ以上戦うともなると
庇いきれんぞ!」
「了解しました教官。」
そう言ってラウラは構えを解くと織斑一夏も渋々であるが構えを解いた。
そしてそれを見た千冬は今アリーナにいる全員に向けてこう言った。
「では、学年別トーナメント戦迄の間私闘の一切を禁ずるものとし破ったものは
参加資格を取り消すものとする!解散!!」
千冬がそう言って今回の戦いは終わった。
そして放課後の機体格納庫にて。
「それで、被害状況についてだが。」
千冬は整備員に向けてそう聞くと整備員はこう答えた。
「いやですね、酷いの一言ですよこいつは。先ずは『ブルー・ティアーズ』
何ですがね、ライフルはお釈迦様。ビットはミサイルシステムが破損、各パーツが悲鳴を上げていますから一度本国に戻させてオーバーホール、
ダメージレベルはE。つまりコア以外は全部だめですね。『甲龍』ですが
腕部の衝撃砲と言うよりも関節が壊れ始めてますねパイロットの操作に機体が
摩耗してしまってますよこれ?ダメージレベルはD、機体の機構部分にも
重大な損傷がある可能性がありますので暫くは使えませんね。」
そう言ってパッドを千冬に見せるが成程なと言ってこう締めくくった。
「ありがとう、私が彼女達に事情を説明しておく。」
「それでは。」
そう言って整備員が出ていくのを見て千冬は・・・近くの影にいた楯無に向けてこう言った。
「聞いた通りだ、済まないが轡木理事長の提案通りに頼む。」
「分かりました、では。」
そう言って立ち去るのを見て千冬は・・・『暮桜』を見てこう呟いた。
「まだまだお前には頑張って貰わんとな。」
そう言って自身の愛機を見続けていた。
次回はルール変更についてです。