クロス・ストラトス   作:caose

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 そして騒動の後


その後

 「それでどうなったんだあいつ等?」

 宗壱はエルムに向けてそう聞くとエルムはこう答えた。

 「うん、聞いた話だけどオルコットさんは機体がボロボロになっただけじゃなくて予備パーツすらなくなったから一度本国に戻るって。それと凰さんは

予備パーツで修復しているんだけど本人が重症で今回の学年別トーナメント戦は

欠席するってさ。」

 エルムがそう答えると宗壱はこう呟いた。

 「それにしても織斑先生の機体を見れるってそうないよな?生で。」

 「私もだよ!まさかここに配備されているなんて驚きだったよ!!

あの機体で戦う織斑先生見たかったなあ!!」

 「止めてくれ、もしそんな状況になったら俺達ヤバいぜ?」

 「まあそんなだけどね。」

 互いにそう言っているとクーリエがオレンジジュースを飲み干してこう言った。

 「シュウ、エルム。これからどうするの?」

 そう聞くと宗壱はこう答えた。

 「取敢えずは訓練するか、クーリエは機体の動作訓練とか。」

 「・・・・・」

 「まあ、嫌ならやらなくていいと思うから好きな時にね。」

 「・・・・・・」パアアアア。(*^▽^*)

 エルムの言葉を聞いて突如として笑顔になるクーリエを見て宗壱はアハハと

笑いながらとりあえず今日は夕飯食べるかと言って三人で向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 織斑一夏の部屋。

 「クソ糞糞糞!何だよあれ!!何で『暮桜』があるんだよ!

あれは確か原作じゃあ学園の最地下室に石像みたいになって封印されている

はずだろうが!!」

 そう言いながら枕を殴っている織斑一夏であったが更にこう続けた。

 「それに何だよこの間のあの無人機はよ!!聞いた話だと

もう一機あったって言うじゃないかそれをあの鬼塔とか言う奴が倒したって

何で俺の思い通りに動かないんだよ畜生が!!」

 織斑一夏はそう言いながら枕を投げ捨ててこう言った。

 「それにシャルも来やしねえ・・・一体どうなってんだこいつは

箒は別の名前になって俺から離れるし一体全体どうなってんだよこれ。」

 そう言うが気を取り直してこう締めくくった。

 「まあ仕方がねえ、こうなったら学年別トーナメント戦でラウラがVTシステムで暴走しているところを俺が助けて惚れさせれば良いんだから。序にアイツの

周りにいるあのエルムっていうあの女も俺のハーレムに加えて・・・

ククククク・・・ぎゃははハハハハハハハッはあ!!」

 最後に狂ったかのように笑う織斑一夏であったが・・・世の中そう簡単に

うまくいくわけがないのが世の常と言うのは全く理解していないようであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日

 掲示板にある書類が公開されていた。

 内容はこれ。

 

 

 

 

 

 『今回行われる学年別トーナメント戦は先のクラス対抗戦において起きた

襲撃事件に基づきタッグマッチで行う事とする事をここに記載する。』

 そう書かれていた。

 すると女生徒達の殆どが一目散に宗壱や織斑一夏に向かって行った。

 だが宗壱は全員に向けてこう言った。

 「悪い、俺エルムと組むから。」

 これにより残りの対応を織斑一夏がすることとなったのでその対処に

追われることと相まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「へえ、それじゃあ翼さんと奏さんもペアに?」

 「ああ、私と奏は常に息が合っているからな。」

 「ま、立ち位置的には丁度良いしな。」

 互いにそう言うと翼はクーリエを見てこう聞いた。

 「聞きたいのだが宗壱、クーリエはどうするんだ?参加するのか??」

 そう聞くと宗壱はこう答えた。

 「う~~ん、何せクーリエは事情が事情なだけあって

自由参加って事になってるから参加・・・するか?」

 「・・・・・」フルフル。

 クーリエはそれを聞いて首を横に振って答えると翼はなある程なと言って

こう続けた。

 「だがなクーリエ、何れ嫌でもやらなければならない事がある。

その時に備えなければいけないぞ?」

 まあ、分からないと思うがなと翼はそう呟いて水を飲んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして6月の半ば頃、宗壱は一人で第9アリーナに来ていた。

 そこで・・・久三と出会っていた。

 「父さん、届け物って何?」

 宗壱がそう聞くと久三はこう返した。

 「ああ、今度始まる学年別トーナメント戦で出す兵装だよ。」

 そう言うとコンテナからある物が出てきた。

 それは・・・。

 「・・・腕?」

 そう、腕が出てきたのだ。

 そして久三はこう続けた。

 「これが新しい兵装『補助アーム《修羅》』だ。こいつは機体の背面部に

搭載させて武器の使用の幅を広げさせることが出来るんだけど・・・

その分ビットの操作がAI頼みになってしまうからまあそこんところは

許して欲しい。」

 「いや良いよ、後は俺の腕次第って意味だし。」

 それを聞いて久三はそうかと言うともう一つ出した。

 「そんでこれがその《修羅》と同様に搭載する《バッテリーパック》。こいつはシールドエネルギーの予備電源が内蔵されているから長時間の運用が

可能になっていてな、武器として新しく長距離ライフルがあるから

バスターソードと一緒に拡張領域に突っ込んでおいてくれ。」

 そう言うと久三はこう言って締めくくった。

 「それじゃあ搭載したら運用実験するから準備しておいてくれ。」

 「おお!任せろ!!」

 宗壱はそう言って準備を始めると久三も準備を始めた。




 次回は学年別トーナメント戦です。
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