そして学年別トーナメント戦当日。
その慌ただしさに於いてはこれ迄の比ではない。
第一回戦が始まる前にも関わらず各企業のスカウトマンや国家の関係者、
大使館職員、各IS製造会社の重要人物などが来るため学園内に配備されている
戦術機部隊が見回っており全生徒達は雑務や会場の整理、来賓の誘導等で
忙しかった(織斑一夏と宗壱は男性IS操縦者であると同時に重要人物である為
待機している)。
そしてそれが終わると全員一直線に各アリーナにある更衣室で着替える。
男性人たちは既に着替え終えている為邪魔にならない様に各整備室にて
待機している。
そんな中で織斑一夏はこう思っていた。
「(糞!箒は既にあの女とコンビ組んでいるから組めねえし鈴音は原作通りだし
俺の周りにいるヒロイン達がいねえじゃねえか!これじゃあ下手したら俺がラウラと組む・・・いや待てよチャンスだ!俺がカッコよく相手を倒せば俺の事
見直してくれるだけじゃなくて惚れてくれるかもしれない!
だったら手頃な奴を標的にして)」
等とどれだけ女の子のハーレムが作りたいんだよとそう思う現在である。
そして宗壱はというと今回の来訪者の中に久三の名前があったため
何処にいるか探していると・・・ちゃんといたので少し喜びながらこう思っていた。
「(父さんが見ているんだ・・・絶対に勝たなきゃな!)」
そう思いながら宗壱はは久三の言葉を思い出していた。
「良いか宗壱、今回の結果次第じゃあスカウトがあるかもしれないんだ。
まあこっちは三年が主立っていたけど去年は一年からそういう人間がいたからな、
頭の隅に入れておけよ。トーナメントで上位に入ればチェックされるから
これ次第じゃあ斑鳩グループの今後の経営方針が変わるけどまあ・・・
楽しんで来い!!」
「楽しんで来いって何言ってたんだろうなあ父さんは。」
アハハと乾いた笑い声を出していると・・・モニターに対戦の組み合わせが
発表され始めて映し出されると出てきたのは・・・これだ。
「「・・・・え?」」
一年の部Aブロック第一回戦対戦情報
『織斑一夏・ラウラ・ボーデヴィッヒ』
&
『鬼塔 宗壱・エルム・M・ハインリヒ』
と出ていたのであった。
そしてその情報を見た2人はと言うと・・・・。
「ほお、まさか貴様と当たるとはこれは運が良いかもしれんな?」
「どうかな、ラウラ。私とシュウのコンビネーション見縊らないでね。」
「無論だ、貴様と鬼塔宗壱の実力は知っているからな。対策させてもらうが
つまらないな。」
「?」
エルムはラウラがつまらないと言って何でと思っていると・・・
好戦的な笑みを浮かべてこう続けた。
「織斑一夏をこの手でボロ雑巾の様に叩き潰してやりたかったからな。」
「・・・うわああ~~。」
それを聞いてエルムはドン引きしていたがラウラは準備してくると言って機体に向かって行った。
既にISは展開済みで操縦者が何時でも使えるように待機しているのだ。
そしてエルムも走って向かって行った。
そして互いにピットに向かって行き先ずは宗壱とエルム。
「相手は織斑一夏か、映像からするとアイツの機体は近接格闘特化型で
『雪片』って言う織斑先生が使っていた機体の武器の後継機って事と
単一能力を持っていることぐらいなら注意点も含めて充分理解しているから対策はとれるし今の俺の機体は新装備があるからアイツは対処するにも
時間を掛けれそうだ。」
そっちはと宗壱はエルムに向けてそう聞くとエルムはこう答えた。
「うん、こっちは何回か模擬試合はしているし向こうも理解しているから
千日手になりそうだなあ。」
「だったら俺がラウラと戦うからエルムは織斑一夏を頼みてえんだけど
良いか?」
そう聞くとエルムはこう答えた。
「任せてよ♪こう見えてもナイフ裁きはワタシ自信あるんだから!!」
そう言いながら(^^)vサインするのを見て宗壱はエルムに向けてこう言った。
「それじゃあ・・・勝つぞエルム!」
「うん!シュウ!!」
そう言って互いに飛び立った。
それに対して織斑一夏とラウラはと言うと。
「なあラウラ、一つ良いか?」
「・・・・・」
「俺達はチームなんだ、だからコンビネーションでアイツらを」
「必要ない。」
「何!?」
ラウラの言葉を聞いてどうしてと聞くとラウラはこう答えた。
「作戦を作ったとしても素人のお前の案など向こうからしたら
分かり切ったものだ。それにハインリヒはワタシよりも強いから貴様は邪魔だ。」
「!!!」
それを聞いてマジかよと思っていた。
ラウラは原作では全体の中でもトップクラスの実力を持っているのに
ハインリヒはラウラよりも強いと聞いて何でそんな奴が
原作に登場しなかったんだ!?とそう思っているとラウラは織斑一夏に向けて
こう言った。
「私が奴らと戦うから貴様は隅でじっとしていろ。」
良いなと冷たい視線をぶつけると織斑一夏はうぐ!?とたじろぐと
ラウラは興味を無くしたかのように外に向かって行くと
それを追いかけるかのように織斑一夏も続いて行った。
天気は快晴、戦闘態勢は良好であった。
次回戦闘開始!