クロス・ストラトス   作:caose

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 宗壱、ISを動かす!


IS・・・動かしちゃった。

「いやはやそれにしてもまた酷くやられたな鬼塔?」

 「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・本当にですよねえ。」

 2020年5月5日・こどもの日

 本来ならば休日なのだが今はそれどころではないのだ。

 何せ研究所が・・・半壊同然になっているからだ。

 「然し《女性権利主張団体》は何回襲えば気が済むのだ?」

 「私じゃなくて彼女たちのトップに聞いてください。」

 女性権利主張団体

 それはIS登場以降に現れた組織で《ISを使える我々女性こそ優良種であり

男は劣等種である》という何とまあ阿保な事を口走る組織であるのだが今やEU内では無視できない勢力となっておりつい最近ではイギリスでクーデターが起きて

女性首相を中心(全員女性権利主張団体のメンバー)となった政権が発足されて以来男性は大体がサンドバッグか売春夫となっており金持ちも問わず酷い目に遭っており一時は国外から脱出する人間たちもいたがあらゆる交通網に検問が入っており

出て行くものなら見せしめにISで嬲り殺しにするという酷い状況となっている。

 然し何故イギリスなのかというと日本では戦術機がISよりも幅広く

運用されているためISはモンドグロッゾかIS学園に配備して運用か

次世代機開発の為の運用と日本では戦闘は小規模でしか出来ておらず

女性権利主張団体の活動は世界で最も最小と言っても過言ではない。

 そんな中に於いてもどこかの国で奪ったISで襲撃してくるのでこちとらは

たまったものではないため新型戦術機や新兵装のテストも兼ねた戦闘を行っており

今や斑鳩グループ専属部隊が出来上がっている。

 ぶっちゃけた話国内で戦闘部隊を作るというのには賛否両論あったが各研究施設や重要拠点、都市に対してのみ許可されているため問題はない。

 「今回は半壊か、流石に第二世代IS5機では相手が悪かったな。」

 「まあそれでしたらまた研究所の半壊した箇所にミサイルとか付ければ

良いじゃないですか。」

 「貴様しれッと言っているが周りを見てから言え。」

 斑鳩が鬼塔に向けてそう言うと鬼塔は周囲を見渡した。

 周りに見えるのは開発工場という名目で広い敷地と後ろに聳え立つ山々と・・・

ハリネズミの如き砲台の数々であった。

 いや何でだと思うほどの異常なほどの光景であろう。

 屋根の上にはイージス艦で使われる対空機関砲、戦艦で使っていたであろう

砲台、ミサイル発射装置などなどレーダーまであるのだから最早要塞と言っても

過言ではなくこれはこれまで行くと度も現れた産業スパイや女性権利主張団体の

メンバーに牽制するという名目で配備されているのだが正直なところ・・・

オーバーキルと言っても仕方ないが慣れとは恐ろしいものだ。

 何があったとしても大隊が上空で撃墜されて逮捕された後に機体を押収されて

コアは日本政府に返しているのだから。

 「父さん!」

 「ああ、宗壱か。どうしたんだそんなに慌てて?友達と遊んでいたろ??」

 「そんな事言っている場合じゃないだろう!研究所が半壊したって聞いて」

 「大丈夫大丈夫、その時父さんは家にいたから

それにデータを確認しないといけないからね。」

 そう言って( ̄∇ ̄;)ハッハッハと笑う鬼塔を見て宗壱はこう呟いた。

 「そうか・・・良かった~~。」

 ホッと落ち着くと宗壱はISを見てこう聞いた。

 「ねえ父さん。このISってどうするの?」

 「ああ、そいつは襲撃してきた連中の機体だから触っても良いけど

気を付けてな。」

 はーいと宗壱はそう答えて襲撃したIS《ラファール・リバイブ》を触ろうと

手を伸ばすとそんな中で鬼塔は斑鳩に向けてこう聞いた。

 「やはり第三世代機何ですが早急な配備が必要ですね。」

 「だが未だ十年しか経っておらず然も今は第二世代機で十分なのにか?」

 「ですがISの進化を考えれば矢張り」

 

 

 

 

 

 

 

 「ウワアアアアアア!!」

 「「!?」」

 すると突然宗壱の悲鳴を聞いて鬼塔と斑鳩は何事だと思って振り向くと

目に映ったのは・・・。

 「「・・・・・へ?」」

 「え、ナニコレ?どうなってんの??」

 ISを纏った・・・宗壱がそこにいた。

 すると斑鳩は鬼塔に向けてこう聞いた。

 「おい、お前の息子は男だよな?」

 「はいそうですよ・・・そうだよな?」

 斑鳩と鬼塔は互いにそう言うがもう一度宗壱の方を見て・・・

大声でこう言った。

 「「いや何でIS纏ってるの!?」」

 そう言うしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それでこれからなんだがなあ。」

 「これって・・・下手したら最悪な事になりません?」

 鬼塔は斑鳩に向けてそう聞くと当たり前だと言ってこう続けた。

 「下手したら宗壱君は実験台として研究所送り・・・其の儘芋蔓式に彼の出生がバレて色々と面倒なことになりそうだからなあ。」

 「そうなんですよねえ。」

 斑鳩の言葉を聞いて鬼塔も同感だとそう思っている中で隣で話を聞いていた

真壁がこう提案した。

 「ではこういうのは如何でしょう?彼は高校進学と同時にIS学園に送るまでに我々が彼を鍛えるというのは?」

 「ですがそれでも何時かバレるかと」

 「それは《風鳴》元総理に頼みましょう。ああ見えて顔が広いですしそれに

彼には確か引き取った少女がいますが養子で色々と複雑な事情がある為に自衛用のISを製造するという大義名分と我々もIS部門に参入できる言い訳が立つのでは?」

 「・・・仕方あるまい、14年前から共犯関係だった彼とも

もう一度話さなければな。」

 「事業は私が計画を。」

 「じゃあ私は機体の設計ですね。」

 「それに+して奴の教導もな。」

 互いにそう言って更に今後についての計画を話していた。




 次回は宗壱と翼が出会う。
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