クロス・ストラトス   作:caose

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 束がまたやって来た。


束来る

 「ほうきちゃー--ん!ちーちゃー--ん!!」

 束がそう言いながら海上を走っているのを見て千冬は又かと思っていると

束は千冬に向かって抱き着こうとしてきたので・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・避けて首根っこの襟を掴んで其の儘円盤投げの要領で

投げ飛ばした。

 「ウォりゃあああア!!」

 「アぎゃあああアアアアアアアア!!」

 束は悲鳴を上げながら海に向かって飛ばされるが近くにあった木を掴んで回って

着地してこう言った。

 「んもうちーちゃんたらそんなに束さんの事好きなんて相思相愛って

こう言う事なんだね♪」

 「違うわ馬鹿垂れが。」

 千冬は束の言葉を聞いて頭を抱えていると・・・近くにいた山田先生が

束を見てこう注意した。

 「あのうスミマセン、この合宿に於いてですけど関係者以外は」

 そう言いかけると束はにこりと笑ってこう返した。

 「んん?珍妙奇天烈な事言うね君?ISの関係者だったらこの束さんを置いて他にいないよね??」

 「え・・・あっはい。そ、そうですねあはははは。」

 山田先生は乾いた笑いをして退散していくと千冬は全員に向けてこう言った。

 「ああ、キサマラハ作業を続行しろ。山田先生は生徒達の方を。」

 「ああ、ハイ!」

 それを聞いて山田先生は退散していったのを見ていると・・・束は翼を見てこう言った。

 「ほうきちゃー--ん!」

 そう言ってダイビングしようとして・・・宗壱が立ち塞がるのを見て束は又もや睨みつけようとすると今度はヴィレッタ先生も加わった。

 「いい加減にしてほしいものだな篠ノ之博士、星音は私の生徒だ。

篠ノ之等おらんと本人も言っているだろう?それとも貴様には学習能力が

無いのか??ああ、だからこそ妹から連絡も取ってくれないようだな。」

 「お前・・・死にたいの?」

 それを聞いて殺気が漂っている中でラトロワ先生もこう言った。

 「その前に貴様は自分の行動を悔いるべきではないのか?自分勝手にやった

末路が理解できんようでは貴様は一生許されぬぞ?」

 「アアアアアアア!!?」

 束はそれを聞いてキレ掛けそうになっているととあるボタンを胸の谷間から

出してこう言った。

 「束さんの事そう言うなら・・・これ見てから言いなよ!!」

 そう言って押した後に・・・空から巨大な鉄の塊が落ちてきたのだ。

 「皆逃げろー------!!」

 宗壱がそう言って全員が立ち去ったと同時にそれは地面に思いっきり

激突して落ちて土煙が立ち上ったがそれは晴れたと同時に・・・

その正体が露わになったのだ。

 銀色の箱の正面部分がぱたりと倒れて現れたのは・・・一機の紅いISであった。

 すると束はそれに向かってこう言った。

 「ふふん!これぞ箒ちゃん専用機にして全てのISを凌駕する束さんお手製のIS『紅椿』なのだー-!!」

 そう言うのを聞いて全員が目を見張った。

 束お手製ともなればどんな機能が入っているのかと勘ぐってしまうからだ。

 腰には左右一対の刀が二本ある程度で近接格闘特化型かなとも思える

見た目であるが翼はと言うと・・・。

 「宗壱、済まないが蒼羽場斬と雪崩のフィッティングを終わらせたいのだが?」

 「オオ良いぜ、じゃあこっちのビット兵器とかの調整を手伝ってくれないか?

時間かかりそうで。」

 「分かった、奏と一緒にやっておこう。」

 「任せとけよ。」

 既に自分の機体の調整で忙しそうにしていたので束はそんな翼を見て慌てて

こう言った。

 「ちょちょちょちょっと箒ちゃん何でそんな不細工なISを整備しているのさって言うかアイドルがそんなことしちゃだめだよ怪我したら困るでしょう!?」

 そう言っていると翼は束に向けてこう答えた。

 「スミマセンが私は翼であって箒ではありません、人違いですしそれに

この機体は私にとって大切な相棒ですので・・・侮辱は許しませんよ?」

 「ほうきちゃン・・・・」

 束は翼の鋭くなった目つきを見てびくついたがその後直ぐに

頬を膨らませていると・・・織斑一夏が現れてこう言った。

 「お久しぶりです束さん、お元気そうですね?」

 「あ!いっくー-ん!!」

 束はそう言いながら織斑一夏目掛けて抱き着くとこう言った。

 「あのねあのねいっ君聞いてよ!箒ちゃん束さんの事無視するんだよ

酷いと思わなー-い!!」

 「大丈夫ですよ、箒はその・・・反抗期ですよ一時的なと思えばさ。」

 「反抗期か・・・そうだね!直ぐに素直になるか!!」

 アハハハッハとすぐ様に立ち直ると織斑一夏の『白式』の

データを見ている中で翼はこう思っていた。

 「(やっと分かった、アイツは私個人を見ていたのではない。

姉のその能力目当てで近寄ってきたのがやっとわかったよ。これでせいせい

出来ると言ったものだな。)」

 そう思いながら機体の調整を終えて宗壱はこう言った。

 「それじゃあ機体を動かして取敢えずデータ取るか。」

 そう言うと全員飛翔して始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宗壱の場合

 「ソードビットとオールレンジビットはAI操作か、なら動かしてみてと。」

 そう言いながら銃剣も使った攻撃をしてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 翼

 「ふむ、内部にはブレード搭載型のサブアームがあるのか。見た感じ

蠍の尻尾みたいに見えるな、それにホバークラフトも付いているとは

何がしたいんだあの人は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 奏

 「へえ・・・武器完全に無いなって言うかまあアタシ向きだから良いけど

速さバケモノじゃね?」

 そう呟きながらも互いに操作をしていた。




 次回は来襲予告。
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