クロス・ストラトス   作:caose

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 戦闘です


戦闘開始

 梅津の合図で戦端が開いた。

 先ずは牽制も兼ねて遠距離からの砲撃である。

 人ならば通常以上に警戒して回避行動をとるであろうが

『ウイニング・ゼロ』は無人戦闘艦、そんなのは関係なく只々目標の敵を

破壊すると言うプログラムに則って行動している。

 

 

 

 

 

 

 

 ー-標的艦隊が攻撃を開始、射程距離範囲外と推定し回避行動は不可。

 そして海上に着弾すると艦の左右が開くと現れたのはまるで・・・海老によく似た機動兵器である。

 是の名前は『レギオン』、聖書に掛かれる兵隊に準えておりその目的は拠点及び

艦隊又はIS、戦術機に対する攻撃、牽制、殲滅を目的としており然も倒した

敵の武器や機材を奪い取って母艦に持ち帰って使用すると言うとんでもない

外道兵器なのだ。

 これはウクライナ戦争初期からヒントを得た兵器であり

嘗ては3機しかなかったのが今では62機も増えていた。

 そんな『レギオン』が飛び立って『さがみ』を含む艦隊に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「敵艦から飛行物体確認!接敵迄後20秒!」

 「全艦迎撃準備!戦術機部隊は対空装備、IS学園出向部隊は発進後

所定の位置へ付け!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さてと、先ずは我々が道を切り開くが・・・奏大丈夫か?」

 「ああ大丈夫だぜ!なあにアタシにはお前が居るからな!!」

 「それじゃあ皆行くよー------!!」

 翼と奏、エルムがそう言って『さがみ』から出ると次に織斑 一夏、鈴音、

宗壱の順で発信すると奏が全員の前に立ってこう言った。

 「アタシがアイツらを引き付けるからお前らは作戦通りにな!」

 「奏さん!気を付けてください!!」

 「任せろってんだ!!」

 そう言って上空から奏が、海上からは雪崩を使ってホバー走行している

翼が下から挟み込むかのように『レギオン』を攻撃すると『レギオン』は

翼達に引き付けられるかのように攻撃しようとすると・・・エルムが甲板で

こう言った。

 「それじゃあ行っちゃうよー------!!

『デビルズバックボーン』起動!」

 《ハンズにおける戦闘許可受諾、武装を『蹂躙特化型』に変更》

 その音声と同時に煙幕が張れて暫くすると煙幕の中から・・・無数の弾幕が

『レギオン』に襲い掛かった。

 ー-!!

 突然の事で『レギオン』は6基ほど破壊されたと同時に現れたのは・・・

ガトリング砲だった。

 2つのガトリング砲が横一列になって腕に装備されていると同時に

背面部には巨大な楯が装備されていた。

 是こそが守りながら敵部隊を殲滅することに特化した『蹂躙形態』である。

 「こっち向けー------!!」

 エルムの声と同時に全ての艦隊からミサイルが発射されると織斑一夏が

こう言った。

 「よっしゃ!攻撃が始まったゼ!!早く行くぞ鈴!」

 「分かってるわよ一夏!ほらあんたも速く来なさいよ!!」

 「あ・・・ああ。」

 宗壱は後ろ髪を引かれる思いで・・・2人について行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「情報によればもうすぐ・・・あれよ!」

 鈴がそう言って指さした先にいたのは『ウイニング・ゼロ』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー-敵ISを確認、数は3.

 ー-敵機特定中国の第二世代機『空龍』、日本の第三世代機『白式』と

『灰戦騎』を特定。第一目標を『灰戦騎』に指定、続いて第二目標を『空龍』に

設定する。尚『白式』は対象外とする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのデータと同時に移動式砲台が全て向けられて・・・放たれた。

 「来たぞ!」

 「散開!!」

 鈴音がそう言った瞬間に3人が離れると宗壱は『戦牙』と『神龍』を

AI操作で攻撃するために切り離すと同時に鈴音も新たに装備された兵装

『崩山』を使って応戦した。

 そして織斑一夏はタイミングを計っていた。

 そう・・・『ウイニング・ゼロ』の中枢システムがある艦橋だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「艦橋?」

 「そうだ、そここそ『ウイニング・ゼロ』の弱点だ。」

 作戦説明の中で梅津はそう言ってこう続けた。

 「ここには大型のAIが配備されておりこいつを壊せば船は止まるそうだが

何をとち狂ったのかシールドエネルギー発生器を配備している為

並の攻撃ではびくともせんのだが・・。」

 「白式にあるワンオフアビリチィー『零落白夜』で倒すのですか?」

 千冬がそう聞くと梅津は頷いてこう続けた。

 「そこで織斑一夏君の機体が確実に倒せるまで君達には囮になって

貰いたいのだ。無論我々も全力でサポートするが・・・死ぬなよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(ここで俺が華麗に倒せば鬼塔なんて後は転がり落ちるように

終わるだけだ!!)」

 織斑一夏はにひひと笑いながら考えていると宗壱が鈴音に向けてこう言った。

 「凰さんもう少し距離を取って!!」

 「煩いわね!この方が囮として最適でしょうがこの臆病者が!!」

 鈴音は宗壱に向けてそう毒づきながらも攻撃するが『ウイニング・ゼロ』が突如ビーム兵器で攻撃を始めた。

 「うお!」

 「危ないわね!!」

 2人はそう言いながら避けていると・・・突如として『レギオン』が

現れたのだ。

 「な!?」

 「こいつらまだいたの!!」

 鈴音はそう言いながら攻撃しようとした次の瞬間に・・・

鈴音にしがみ付いて・・・自爆した。

 「がは」

 「鈴!!」

 織斑一夏はそれを見て驚くと『メタル・ベル』が起動して織斑一夏に照準を

定めたのだ。

 「しま」

 「危ない!!」

 宗壱はそう言って『戦牙』と『神龍』で防御した瞬間に・・・大量のミサイルが宗壱目掛けて襲い掛かった。

 「あ」

 そう呟いた瞬間に・・・大爆発が起きてしまった。




 次回に続く
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