クロス・ストラトス   作:caose

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 相棒は大事だ。
 大切にしろよ。


自分の相棒

 それから1か月後

 「え、俺に専用機!!」

 「そ、お前IS動かしてしまったからな、それで俺が作ったんだよ。その為に

《IS開発部門》を立ち上がたんだからな。」

 鬼塔は宗壱に向けてそう言いながらポチポチっとボタンを押して扉を開くと

すぐそこに・・・ISが鎮座されていた。

 大型のアンロックユニットスラスターと装備された大剣が特徴的な灰色のIS。

 「こいつが・・・。」

 「そ、こいつがお前のIS、《灰戦騎》だ。」

 「《灰戦騎》。」

 そう言って宗壱はその機体の周りを見回していると鬼塔はこう説明した。

 「この機体は中近距離型のISで特徴的なのはこの大型スラスターだ。

こいつを最大加速すればイグニッション・ブーストと同じスピードを出すことが

出来るし何よりもこいつの第三世代兵装はAIサポートによるビットシステム!!」

 そう言うと鬼塔は端末を宗壱に押し付けるように見せてこう続けた。

 「こいつのビットはイギリスで開発された奴とは違ってAI補正が入るから

最大使用数は6基にも関わらず機体操作をしつつ戦闘が出来るという優れもの!

然もAIにおける自立学習システムも相まって使用する度に滑らかな動きが

出来るようになると良いこと尽くしなんだーー!!」

 「・・・・・父さんって普段こんな感じなんだな。」

 宗壱は鬼塔のハイテンションな声を聴いて呆れながらそれを聞きつつ宗壱は

こう聞いた。

 そう言えば父さん、一つ聞いても良い?」

 「?」

 「《灰戦騎》の隣にあるあの機体は何?」

 そう聞いて隣にある2機の機体を見るとああ、あれなと言って鬼塔はこう続けた。

 「あれは別の人が使う機体だよ。」

 「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして場面は移り変わって東京にある・・・スタジオ。

 「神様も、〇らないー!思い〇歴史をー〇ろうーー!!」

 「ハイ!良いよ翼ちゃん!!今日はここ迄!!奏ちゃんと休んで休んで!!」

 「ハイ!ありがとうございました!!」

 音楽を歌っていた少女がそこにいた。

 名前は《星音 翼》、《風鳴 翼》であると同時に《篠ノ之 箒》が

アイドルとして歌っていた。

 何故アイドルになっているのかというと・・・ただ単に中学の友達が面白半分で受けてみないかと言われて受けてみたら受かっただけではなく

プロデューサー自らが頼み込んでアイドルになったがそれに伴い彼女に

マネージャー兼ボディーガードとして風鳴元首相が知っている人間を当てたのだ。

 その人間の名は《遠藤 シズナ》、関西出身のボディーガードナーである。

 人当たりの良さと同時に翼に対しても一人の人間と接してくれるだけではなく

生活面や学業面においても信頼する人間なのだ。

 そしてもう一人翼が信頼する女性が・・・この人だ。

 「お疲れ翼!」

 「ちょ!びっくりさせるな《奏》!?」

 「悪い悪い、つい何時もな。」

 そう言いながら悪びれもなく答えるのが翼にとって姉の様な存在ともいえる女性《天羽 奏》である。

 彼女は箒よりも前からアイドルで先輩なのだが本人曰く《別にこれから

コンビ組むんだから呼び捨てで良いぜ!》と男前な事を言う為最初は抵抗したが

もう諦めたと言わんばかりに今では呼び捨てになっている。

 すると奏は翼を見てこう聞いた。

 「未だ引きづってんのか?ISの事。」

 「ああ・・・正直未だ迷っている。父さんが私の事を想ってくれているのは

嬉しいが私はISは・・・。」

 そう言ってあの時の事を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日前

 「え?専用機・・・ですか?」

 「ああそうだ、向こうからそう言われてな。企業のテストパイロットとしてだがそこは父さんとは懇意にしていてな、聞くだけ聞いてみないか?」

 「・・・考えさせてください。」

 「お前がISの事をどれだけ憎んでいることは私も知っているが取敢えず・・・

済まない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・私も変わらないといけないのかもな。」

 「?何だって??」

 「イヤなんでもないよ奏。それに私はIS学園を受けなきゃいけないし。」

 翼はそう言って自身の立ち位置を思い出した。

 何せ自分は《風鳴 翼》である前に《篠ノ之 箒》、姉である束に対して

日本政府は安全の為にここに置かれることが決まっているのだがそれでもと

勉強ぐらいはなとそう思っていると奏がこう言った。

 「そんなに辛気臭い顔すんなよ、アタシら《ツヴァイ・ウイング》が

これで解散じゃないんだぜ!夏休みに冬休みとかでライブしなきゃあ

いけないしさ!!」

 「けどそれだったら奏はどうするんだ?」

 「アタシはアイドルしつつやっぱ女優に向けて勉強」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それなんやけどその勉強は三年後までお預けやで。」

 そう言って後ろから《遠藤 シズナ》が2人に向かってそう言うと奏が

こう聞いた。

 「えっと《シズナ》さん・・・それって一体?」

 何でと聞くとシズナはこう答えた。

 「簡単な話や、奏もIS学園に生徒として入学するんやで?」

 「いや待ってくれ!初耳って言うかマジで言ってんのかよ!?

アタシの成績知っているんだろう!!?」

 「やからこそもう一度学校に行って知識入れ直すんやろが!翼が休んだら

クイズ番組赤っ恥確定やで!!」

 「うぐ!」

 それを聞いて奏は苦い表情を浮かべた。

 そう、彼女は馬鹿なのだ。

 翼の勉強も正直なところ頭を悩ますところが多いのだ。

 おまけに徹夜でクイズ番組に向けて翼の下で勉強をしなければ馬鹿なのだ。

 「やからこそ《ツヴァイ・ウイング》2人がIS学園に入学すれば

名前も爆上がりなうえに企業から機体を貰えればスポンサーが増えて

うちらはウハウハやからほら勉強勉強!!」

 「今最後にとんでもない事いてなかったか!?」

 「お前何言うとるんや!勉強せーへんやったら・・・バカしかおらん

お笑い番組で尻たたきされてもらうで~~。」

 「畜生この悪魔がーー!!」

 奏はそう言いながら参考書を読むことと相まった。

 そして翼はシズナを見るとシズナはにこりと笑っていた。

 恐らくは奏も一緒にいれば精神的苦痛が軽減されるんじゃないかというシズナの思いやりに翼は心の中でこう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(ありがとうございますシズナさん。)」

 そう思いながら2人は勉強を始めた。




 《灰戦騎》
 見た目は《機動戦士ガンダムUC》に出てくる《バンシィ》に《フェネクス》の羽と《SEED》シリーズに出てくる《ストライクノワールガンダム》のバックパックを
装備している。
 本機は宗壱用に整備された機体で第三世代兵装はビットであるが内部にAIが
搭載されているためビットを動かしながらの高速移動が可能となっている。
 また、本機は実験機である為ここから新たに機体を作る事も考えられている。
 




 武装
    大型ブレード*1
    ハンドガン*2
    ワイヤーアンカー*2
    ソードビット*6
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