クロス・ストラトス   作:caose

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 5巻目が始まるよ。


2学期

 二学期、それは新たなる始まりにして夏休みが終わったことを告げる・・・

ある意味学生たちにとっての『ギャラルホルン』と思うものである。

 そんな中で三組対四組の試合が行われていた。

 翼対宗壱である。

 セカンドシフトして強くなった宗壱の機体である『紅凰』に対して翼は4本の剣で戦っていたが機動力、性能が段違いになっているがために対応が遅れるのだが

それだけではないのだ。

 「ちぃい!このソードビットが何とも邪魔くさい!!」

 宗壱の機体に装備されているソードビットが翼の行く手を塞いだり

死角からの攻撃や射線の乱しなどでうまく攻撃が届きにくいのだ。

 そんな中で宗壱は銃剣『日宙』と『黒月』を展開して一斉掃射した後に

銃口を向けてこう言った。

 「チェックメイト。」

 「・・・負けた。」

 翼の言葉と共に模擬戦闘が終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「然しまあ翼お前もタフだなあ。」

 「何言っているんだ奏、私達は数時間ものステージ活動をするんだから

あれ位体力を維持できるようにしなくてはいかんだろ?」

 「まあそうなんだけどよ、それでも限度ってあるだろう?ましてや相手は

宗壱だぜ??勝てるイメージ浮かばねえのによくやるなって思ってな。」

 「まあ確かに宗壱は強いが何時までもおんぶにだっこと

言う訳にはいかんからな。」

 そうだよなあと奏はそう思いながらさば味噌煮を食していると

隣でステーキを食べているクーリエがこう言った。

 「シュウ凄いね、皆よりも強い。」

 そう言うとエルムがこう答えた。

 「当然だよ!何時もシュウと特訓してたんだからね!!」

 そう言いながらエルムが立ち上がるがその際にその大きな胸が揺れるがために

周りにいる少女達は溜息をついていた。

 そんな中で宗壱はこう聞いた。

 「そういえばだけどレイン先輩カラ聞いたけど

もうすぐ学園祭が始まるらしいぜ?」

 「ほう、ここでもか。となると出し物を考えなければいかんな。」

 翼がそう言うとエルムもこう言った。

 「出し物かァ・・・どんなのが出るのか楽しみだなあ~~♪」

 何やら面白そうだなあと思っているようであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして翌日

 この日はSHRと一時間目の半分を使っての全校集会を執り行う事となった。

 内容は無論昨日話していた学園祭についてだ。

 周りは全て女子であるがために溜息付いていると眼鏡をかけている少女・・・

恐らくは生徒会所属であろう少女の言葉に先ほどまでガヤガヤと騒いでいた声が

一瞬で静かになった。

 そして壇上に目を向けると出てきたのは・・・一人の少女であった。

 水色の癖ッ毛が外側にはねていて悪戯っぽい表情と猫の様な目つきをした

ネクタイの色から見て二年生の生徒が上がると全員に向けてこう言った。

 「やあやあ皆おはよう、今年はまあ色々あって自己紹介出来なかったから

今ここで紹介するわね。私の名前は『更識 楯無』、君達の生徒の長にして

元ロシア国家代表生で今は日本代表候補生見習いって所かしらね?宜しくねえ。」

 そう言うと一年生たちがざわざわと話し声が聞こえた。

 「え?ロシアってあの人日本人じゃないの?」

 「ロシアって確かISコア全部奪われて多額の賠償金をウクライナと

日本に請求されてて国土を幾つか譲らなきゃいけなくなって縮小したんだよね?」

 「そうそう、それだけじゃなくて国土もその影響で

3つに分けることになったってニュースで話してたよ?」

 そう言っていた。

 ロシアは敗戦後多額の賠償金を出さなければいけなかったが金が圧倒的に

足りないどころか戦犯の引き渡しとかで国内が荒れ始めていたがために

苦肉の策として国を分けさせることとなってしまったのだ。

 北方領土とカムチャッカ半島は日本が、ウクライナがロシア教支配域を

統治することで合意しているが問題は・・・その他の少数民族におけるエリアだ。

 何せ近隣諸国がこれ幸いにと支配領域拡大のために民族に紛争した際の

自国の型落ち武器を提供したりして紛争の火種を作ろうと虎視眈々と

狙っているのだ。

 そして北方領土返還が丁度今月の終わりであった事から何かしらの事が

起きるんじゃないかと言う噂が立っている。

 そんな事を露知らずに楯無は全員に向けてこう言った。

 「はいはい一年生勢はちょっと黙っててね?何分世界情勢が逼迫している中で

それでもこの行事は外したくないからねえ、まあ学園祭の事なんだけど

今年は男子が加わってまあ色々あった訳だからさ。とあるイベントを行おうと

思っているのよねえ。」

 「?」

 そう言いながら楯無が宗壱と一夏を見ると宗壱は何だろうと思っていると楯無はこう続けた。

 「では今年限りの特別イベント!題して・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・『各部対抗織斑一夏及び鬼塔宗壱争奪戦』を執り行う事が

決定しましたー------!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ハアアアアアアアアア!?」

 宗壱は突如としてその言葉と同時に画面に映し出された自身の写真が

出てきた事に驚くが・・・更に続きがあった。

 「学園祭では毎年各部活動毎に催し物を出してそれに対して投票を行って

上位5チームには特別助成金として部費が提供されるんだけど

今回はそれがつまらない事と2人が部活に入っていない事を考慮して

こうなったのよ。だけど其れだけじゃないわ、何処かの部活で

一位と二位になったら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・2人をその部活に片方ずつ強制入部させます!!」




 何故に強制?
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