クロス・ストラトス   作:caose

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 文字通りです。


楯無と特訓

「ちょちょちょちょっと待ってよ鬼塔君!何で!?」

 「それ言うなら自分の胸に手を当てて確かめて下さい。」

 「あら嫌だわ鬼塔君のH♡」

 「ラトロワ先生呼びますよ?」

 「スイマセン調子乗ってました!」

 まるでコントみたいに楯無が謝ると楯無はそうじゃなくてと言ってこう続けた。

 「良い!貴方の機体はセカンドシフトしていてワンオフアビリチィーが

手に入ったけれどそれを完全に使いこなす様になるためには特訓!!

これしかないのよ!?けどそれをやれるのは周りにいるの?」

 それを聞いて宗壱は黙りこくってしまった、何せワンオフアビリチィーである

『舞雷』はビット『双刃』を2つずつ分割させた後に新たに合体し直する事で

機動力が攻撃力と共に爆上がりするのだがそれ故に自身だけではなく

『紅凰』での戦闘経験が必要不可欠となるのだがそうするためには他の専用機持ちと戦わなければならないのだがそうするために必要な人材が足りないと言う現実が

襲い掛かっているがために堂々巡りなのが実情である。

 それを間違いなく知っている楯無はふふ~んと鼻息吹かしてこう言った。

 「それじゃあ決まりね、じゃあ私織斑君を生徒会室に招かなきゃいけないから

第三アリーナに集合だからそれじゃあねえ。」

 そう言って去っていく楯無を見て宗壱ははああっと溜息付生きながら

こう呟いた。

 「・・・エルムに報告しなきゃなあ。」

 宗壱はそう言いながら・・・重い足取りで向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして一時間後。

 「御免御免待った~~?」

 「ええ滅茶苦茶ね。」

 「もう、鬼塔君たらそう言うのは駄目よ!女の子に待っていたとしても

『あ、自分も今来た所です。』っていうのがベターよ。」

 「何でそんなこと言うんですか、学園内で一時間も何処にほっつき歩いていると思うんですか本当に。」

 宗壱はそれを聞いて何言っているんだとそう思っていると楯無は

気を取り直してと言ってこう続けた。

 「さてと、君の機体のワンオフアビリチィー『舞雷』は高機動と攻撃を

同時に行う事が出来ることを売りにした多対一特化のタイプだけど課題は

それを使用してでの攻撃の際に敵と味方の区別してでの攻撃だから

貴方の場合はハイパーセンサーを最大活用して戦わなければいけないけど

高速戦闘での使用の場合はそれだけじゃないわよ?」

 「?」

 宗壱はそれを聞いて何だろうと思っていると楯無はこう答えた。

 「ISのセンサーの中には高速機動用補助バイザーを使用するんだけど

それはモードをハイスピードに変更しておくことと各種スラスター運動設定を

連動監視設定にしておくのよ、因みにこれ

本当は『キャノンボール・ファスト』での運用に使う時に習う事だけど

良かったわね鬼塔君、今のうちに習えて置いておけば楽よ♪」

 楯無はにこやかに笑うと宗壱はそれを聞いてこう返した。

 「何か変な感じがするな、今までよりも鮮明に見える。」

 「当たり前でしょう?高速機動時にはあらゆる情報をいち早く手に入れるためにやっているんだから今のうちに慣れておかないと酔っちゃうから。」

 そう言うと宗壱は先ず飛翔すると楯無はこう言った。

 「それじゃあ先ずはその状態で何週か回って見て今日はそれでおしまい、

明日から私と特訓だから手を抜かないわよ。」

 そう言って楯無は手を叩いてこう言った。

 「それじゃあ今すぐ飛びなさい!時間は有限よ!!」

 それを聞いて宗壱はいち早く飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うん、それなりって所ね。明日からは私もIS使うからじゃあねえ。」

 そう言うと楯無は立ち去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「とまあそう言う事があったんだ。」

 「ふ~~ん、大変だねえ。」

 「じゃあ何でそんなにむくれてるんだよエルム?」

 「知らない!」

 そう言うとエルムはジュースを飲んでいるとダリルが宗壱に向けてこう言った。

 「然し楯無かあ、アイツは強いぞお。ああ見えて今年初めまでは

ロシアの国家代表生でその高い実力から当時の大統領のお抱え機関の隊長も

歴任していたからなあ。まあ今じゃ日本の代表候補生だけど来年までには

間違いなく日本の国家代表生に昇格するんじゃないかって話だぜ?」

 ダリルはそう言ってステーキを頬張っているとどうするべきか考えているが

考えても仕方ないと割り切って宗壱はもつ煮込み定食を食していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして織斑一夏であるが奴はと言うと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ああクソが!何であんなに強いんだよあの女は!!俺の身体能力でも

勝てねえってアイツはバグかよ畜生が!!」

 保健室でほざいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生徒会室

 「それじゃあ報告だけど先ずは織斑一夏君、彼はそうねえ・・・

自意識過剰なところが結構目立つわね。口調と実力が合っていないから

弱く見えるって所ね。鬼塔君については中々の学習能力と高い実力を

保持しているわね関心感心。」

 「そりゃあそうでしょう?何せダリル先輩がきたえてるんっすから。」

 そう言うのは黒髪で小柄な少女『フォルテ・サファイア』である。

 「明日から全面的に教えるから虚ちゃんお願いね♪」

 「分かっておりますお嬢様。」

 そう言うのは眼鏡で知的な印象を持つ女性『布仏 虚』である。

 それから暫く内容を協議している中である紙がそこにあった。

 内容はこうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『元ドイツ代表候補生《ラウラ・ボーデヴィッヒ》の日本国籍取得と

代表候補生見習いに備えての試験について。』




 次回は学園祭。
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