その頃IS学園ではと言うと・・・何時も通りの日常を過ごしていたが一つ違うのと
言えば・・・晩御飯に楯無が加わった事だ。
「へえ、一夏君と宗壱君の誕生日って今月何だねえ。」
「へえ、偶然だなあ同じ誕生日だってよ?」
「・・・・・」
宗壱はそう言いながら一夏の方に目を向けるがその当人は・・・ボロボロであった。
何せ楯無との特訓は苛烈であり厳しさは絶大だからだ、ロシアにおける国内の戦争派の
掃討をたった一人で行った楯無が行うのは厳しいが宗壱はレインのサポートから何とか
食いついていたが一夏の方は・・・酷い物であった。
何せ今迄真面な特訓をしたことが無い一夏からすれば大概な練習内容であるからだ。
そんな中で宗壱は食事の炒飯を食べていると近くにいたレインとエルムがこう言った。
「ねえシユウ?其れって何時なの??」
そう聞くと宗壱はこう答えた。
「ええと確か今月の27日だったかな?」
「ええとそれって・・・日曜日だから・・・今度一緒に買い物しようよ!
クーリエちゃんも一緒にさ!!」
「う・・・うんん!」
クーリエはそれを聞いて笑顔になるのを見るとじゃあようとレインが宗壱に向けて
こう続けた。
「其れじゃああたしも混ざるぜ?場所はどうすんだ??」
「場所は取敢えずはここでやろうかなって思ってるんです、家だと遠いし色々と
機密多いしその日はあれがありますから父さんも来てくれるから一緒に祝う事に
なってるんだ。」
それを聞いて翼と奏はへえと言いながらあれについてを思い出していた。
『キャノンボールファスト』
市の特別イベントとして市が保有するアリーナを使用する二万近い人間が収容できる
施設だ、その巨大な施設からか戦術機ですら8個師団が展開できるフィールドと
なっている。
「それに翼さん達の高機動パッケージが来るらしいですよ、俺の方は
セカンドシフトしてますからそのデータは夏休み中で得た新しい兵装を
持って来てるらしいのでそれを試験導入するらしいです。」
宗壱がそう言ってエルムの方に目を向けると何だろうと思いながらも互いに
食事を始めた。
「あら織斑君帰ってたの?」
「ここ・・・俺の部屋ですよ。」
一夏はそう言いながら楯無を見ていた、見た感じは隙だらけに見えるが
あの時の事を思い出していた。
あの時オータムとアラクネヲずたずたに引き裂いた・・・あの光景を思い出して一夏はうぶとトイレに入って・・・・嘔吐した。
あの時から一夏は楯無に対して恐怖心を持ってしまい本来ならば山田先生にそれを
ピンクなことして発散していたのにそれが無くなり今の一夏は精神的に
辛いものとなっていたがそれが楯無にとっての狙いであった。
元来から一般人であったことから命の駆け引きについては素人、何よりも
今までの行動からか自分を高く見ている節からか此の儘では何時か自分を殺しかねない
この状況の中でちゃんと自分を見なければ行かせなくならなくなったのだ。
だからこその極度の緊張感を与えているのだ、ここから立ち直れば第2段階に
移行できるのがもし駄目ならば・・・内容を変える必要があるのだ。
そんな中宗壱はエルムを見るとこう聞いた。
「なあエルム?買い物って何買うんだよ?」
そう聞くとエルムハウうんと言ってこう答えた。
「先ずはクーリエちゃんの秋服を買ってね、そんでシユウの誕生日プレゼントを
買うんだけどね。なんとなんと翼と奏さんも一緒なんだよねえ♪」
「待ち合わせはどうするんだ?」
「ええとね、駅前で待ち合わせなんだよお。」
「そうか・・・俺は何しようかな?」
宗壱がそう呟くと・・・楯無から電話が入ったのだ。
『はいは~い、聞いてるかしら鬼塔 宗壱君?』
「ああ楯無さん、一体何ですか?」
『今度の練習なんだけどちょっとばかり予定を変えて一夏君と一緒に外巡りしたいから君も偶には外で息抜きしなさいねエ。』
じゃあねえと言って電話を切られるとじゃあと宗壱はこう呟いた。
「俺も外出許可でも出すかな。」
そして次の日じゃあねえとエルムがクーリエと共に出て行くのを見て宗壱も外に出ると待ち構えていたかのように・・・レインの姿が見えた。
「よう宗壱!あたしと買い物付き合わねえか!!」
「ええとそれって・・・俺の誕生日ですか?」
「まあそれもあるがフォルテの奴がパッケージ貰ってそれの調整であたしは
暇だからな、そこであたしはあんたと買い物するんだよ。まあ買うのは飯関係だがな。」
それにと言ってレインの背後から・・・やっほーと言って出てきたのは金髪の女性であった。
「ええと・・・この人は?」
宗壱がそう聞くとおおこいつなと言って自己紹介した。
「こいつはあたしと同じアメリカの代表候補生の『ティナ・ハミルトン』、
まああたしの後輩で今度のキャノンボールファストでいっちょ激励するために
付き合うんだよ。」
「宜しくねえ鬼塔 宗壱君!」
「あ・・・ああ、じゃあ行くか?」
それを聞いていよっしゃーと『ティナ・ハミルトン』は喜びながら宗壱とレインに
着いて行くような感じで駅に向かって行った。
次回は駅らへんから。