宗壱達は誕生日を終えた後IS学園に戻って暫く経っていると楯無が宗壱と
織斑一夏に向けてこう言った。
「さてと、そろそろだけど・・・タッグマッチ選手権が執り行われるわよ。」
「「タッグマッチ?」」
宗壱と織斑一夏は何だそれと思っている中織斑一夏はそういやあと言って
こう思っていた。
「(タッグマッチ・・・トーナメントじゃねえか!そういやああん時は簪と
タッグマッチして欲しいって楯無からお願いされるんだったはず!!簪と仲違いしている
この事を解決すりゃあ俺のハーレムが出来るきっかけが未だあるんだ?!)」
燃えて来たぞーっと思っている中宗壱はどういったものですかと聞くと虚がこう答えた。
「タッグマッチトーナメントは速い話が2対2で行われる戦いですが今年は
専用機持ちが多すぎる為均衡を保つが為・・・専用機持ち・・・クーリエちゃん以外は
一般生徒と組むことが絶対なのです。」
虚の言葉を聞いて成程なと思っていた、宗壱はその場合誰と組むべきかと思っていると
そう言えばと楯無はある資料を見せた。
「これを見てくれないかしら?」
そう言って手渡すとそこにあった3枚の資料を見て誰ですかと呟いた。
2人は中国の代表候補生で姉妹であろう頭髪の右半分は赤で左半分は白が姉、もう片方は頭髪の左半分が蒼で右半分は白の少女。
最後の一人は黒い肌の緑の頭髪の少女がそこに映されていた。
「そっちの姉妹の方は中華人民共和国の代表候補生の『煌 肇和』、姉の方ね。妹の方は『煌 応瑞』。双子の代表候補生・・・カナダにも同じような代表候補生がいるけど
あっちは2機で1機のISに対してこっちは2人で2機のISを扱うコンビネーション型ね、
甲龍の高機動型と早期警戒における情報収集と言う近年の国家事情に伴った機体ね。」
楯無がそう言って説明した、今の中国は他国との軋轢が酷い模様だ。
社会主義の面々と手を組んで他国に自国の会社や労働者を割り振って労働力を他国が
自国の民に依存できるようにしたり金を渡して他国の経済を乗っ取ったりして
まるで地上げ屋かな?レベルな事をするがこれはまだマシ。最悪・・・他国との土地争いで衝突したりすることがしょっちゅうあるがためにISも其れに倣って早期警戒の
情報収集と高機動における白兵戦又は装甲を重くして重火力にする事が屡々。
無論それは日本の尖閣諸島も例外ではなく昨今では日本が戦術機の保有する基地を
建造して以降は船舶(釣り船だが実際は偽装した揚陸艦)で嫌がらせの様に横行するが
新たに開発された『海神』が配備されて以降はそれがめっきりと減った。
だがそれだけでは終わらないのが中国でありインド洋に自国の基地建設を行い
対『海神』の製造を行っている。
「大方目的は貴方でしょうね鬼塔 宗壱君。」
「お・・・俺ですか?!」
え、何でと思っているとあのねと楯無は宗壱に向けてこう言った。
「貴方はあの戦術機の父と呼ばれる鬼塔 久三の息子さんでおまけに貴方自身も
ISの操縦者でおまけに機体はセカンドシフトしてる。そして何よりも・・・
ワンオフアビリティー・・・在学中で持っているのは貴方と私と織斑一夏君の3人だけ、恐らくはハニートラップでしょうねえ。もし君がそれに堕ちたら中国政府はそれを
元ネタにして戦術機の開発工場の斡旋させてデータを奪って類似機体を
量産するでしょうね。」
それを聞いて宗壱はうばあと思いながら天井を見上げていると其れとと言って
もう一枚の資料を見せた。
「名前は『ヴィシュヌ・イサ・ギャラクシー』、インドの代表候補生で体術・・・
ムエタイのチャンピオンよ。その能力を生かして代表候補生に選ばれたのよ。」
「選ばれたんだったら・・・何で今IS学園に来るんですか?皆来ればいいのに。」
宗壱がそう言うと其れはねと楯無は宗壱に向けてあのねと言ってこう答えた。
「普通専用機持ちってそんな簡単に選ばれないのよ、本来専用機持ちになれるのは
僅かな人間でそれも血の滲むような努力が必要なのよ。元々専用機を国から持って来て
入学する場合には人数制限があって初期の時は貴方達で定員だったけど
まあ政治的事情でしょうねえ、日本政府がIS学園に何かしらのリターンを提案して
今があるんでしょうけど・・・気を付けなさい。今のインドと中国は仲が悪くて
領土争いが今か今かって話よ、そんな戦争一歩手前な国家がこのIS学園に来る・・・
用心して損は無いわね。」
楯無の言葉を聞いて了解と答えて其の儘今日は解散となったが・・・
嫌な予感がするなと感じていた。
その後だが専用機持ちの場合必ずと言っていい程一般生徒か
専用機を持っていない人間と出場しなければ出場できないと言う情報が入って
専用機持ちは誰もが誰と出場したいかなどと言ってたわむる中・・・一組に一人、三組に二人の転校生が入学した。
そしてもう一つ・・・裏から動きがあった。
「さあてと、あの糞野郎とーー、箒ちゃんにちゃんとした専用機を渡さなきゃねエ。」
そう言って何処かにて篠ノ之 束は目の前にいる機体を見ていた。
羊の頭部の如き角を持った機体と・・・その背後にて小さな角を持った・・・17機物の灰色の複眼を持ったISが鎮座されていた。
次回は転校生です。