「それではこれより演習はじめ!」
千冬の言葉を聞いて全員が身構えて・・・演習が始まった。
全員がそれぞれ機関銃(弾丸はカラー弾丸)と刃引きしたブレードとナイフ、
ミサイル等が装備された状態で全員が動いた。
ダリルは二本のブレードを手に取って楯無目がけて突貫すると楯無も二本のブレードを
手に取ってガチ合った。
「いよう生徒会長!手前とは一度やりあいたかったんだ!!」
「あらあらダリル先輩・・・死ぬ覚悟がおあり?」
そう言って楯無は背面部からサブアームで機関銃を展開して攻撃すると其れと同時に空に舞い上がってダリルはミサイルを展開するが楯無はそれらを全て撃ち落として其の儘・・・再びガチ合った。
「うわあ・・・ダリル先輩やるっすねえ、じゃああたしは・・・君とやりあうっす!」
フォルテがそう言って・・・鈴音目がけて右手に機関銃左手には大型のシールドを持つと鈴音はブレード二本を構えて襲いかかるもそれをシールドで塞ぎながら機関銃をパージして腕部から刃引きしたナイフを使って受け流したのだ。
「アンタ・・・面倒な相手よね!」
「あたしはこう見えてテクニカルタイプっすからねえ、あらゆるレンジに対して
対抗できるようにトレーニングしてるっすから・・・甘く見るなっす。」
フォルテの挑発に対してあらそうと答えた鈴音は・・・じとりと睨みつけて
こう言った。
「ぶっ潰す。」
「調子に乗るなっすよ一年生。」
そう言うと同時に更に攻撃が激化した。
「ほお・・・また貴様とやりあう事になるとはな、エルム。」
「こっちもだよラウラ・・・一杯一杯い~~っぱい・・・遊ぼうよ!」
エルムがそう言うと同時にエルムは両手にナイフを構えて突撃するとラウラは
機関銃を使って牽制しつつ接近するのを見てエルムはこう思っていた。
「(見た通り予想通りだけど・・・ここからだよねラウラ!)」
エルムがそう思いながら接近するとラウラもまたナイフを構えて
軍隊式ナイフ戦術で挑んだ。
ガきんがキンと互いに金属音が奏でる戦闘音を感じながら戦闘するとエルムは
何時も通り・・・型など嵌らない程変幻自在なナイフ戦闘を披露した。
「うりゃりゃりゃりゃりゃ!」
「くう・・・相変わらず滅茶苦茶な!」
ラウラはそう言いながら攻撃を往なしつつもエルムの戦法に対する対処方法を
考えていた。
「ねえ茟和?あたし達の連携戦術披露しない?」
「そうね応瑞、と言う訳で・・・始めましょうか!」
そう言って茟和はナイフ、応瑞は機関銃を構えて攻撃すると目の前にいる・・・
ヴィシュヌと宗壱は互いにこう言った。
「ヴィシュヌさん、俺が後ろから援護するからヴィシュヌさんは近接格闘を
お願いします!」
「分かりました、即席コンビですが・・・何とかしましょう!」
ヴィシュヌの言葉を聞いて宗壱ははいと答えて向かって行った。
「奏か・・・お前が私の前に現れるという事は・・・そう言う事か。」
「まあな翼、それにしてもあたしらよくこう言う事に巻き込まれるよな?」
奏はそう言って翼がブレードを構えると奏は機関銃を構えて向かって行くと・・・
それは美しい光景であった。
翼がブレードで向かって来ると奏は左手にあるシールドでブロックしつつ格闘戦で翼と0距離戦で相対していたがその光景がまるでダンスの様に見えているので誰もが
見惚れていた。
「な・・・何だよこれ・・・皆何でこんな事・・・可笑しいぜ皆!」
何でこんな事平気でやれるんだよと思いながら織斑一夏はこう思っていた。
「(みんな何やってんだよ!こいつで戦うって事は死に場所に・・・
戦場に向かうって事じゃねえか!!俺は嫌だ・・・こんな事御免だ!?)」
そう思って逃げようとした瞬間に・・・織斑一夏の前に千冬が姿を見せたのだ。
「ち・・・千冬姉」
「織斑先生だ・・・お前がトラウマを抱えている事は分かっているがここでお前が
逃げればお前は実験動物にされる・・・其れだけは避けたいんだ・・・行くぞ一夏!」
千冬はそう言ってブレードを構えると・・・あ・・・あ・・・あ・・・と織斑一夏は
震えてブレードも取れなかった織斑一夏に対して千冬が向かって来てそして・・・
悲鳴を上げてこう言った。
「もう嫌だーー!!俺はこんな事で死にたくねえよーー!!」
織斑一夏はそう言って逃げていって・・・アリーナから出て行った。
「まて一夏!今お前が出て行くとお前の立ち位置が悪く・・・一夏ーー!!」
千冬の言葉を聞かぬまま織斑一夏は其の儘・・・飛び去って行った。
「一夏の居場所が分からないだと!?」
「その様だね、今ナビゲーターを作動させているけど・・・可笑しいんだ。
何故か作動しない・・・まるで誰かが止めているみたいだ・・・最期の地点がここだ。」
久三はそう言ってIS学園からそう遠くにない港湾施設を指さした。
「そうか・・・先ほどのアレを見て生徒たちが怯えているというよりも此の儘では
一夏が。」
そう言って千冬は頭を抱えているが仕方ないだろうなあと久三はこう思っていた。
「(何せ死体を・・・殺された死体を始めてみたんだトラウマになっていたとしても
仕方ないけどあれは不味かった・・・あの子に関しては一旦本土の安全な病院に
入院させるべきだったと僕は思うけどね。)」
久三はそう思いながら今回の吹雪から得た戦闘データを確認して整理していた。
次回へと続く。