艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー 作:オーバードライヴ/ドクタークレフ
それでは、抜錨!
Point”WK 0876” / The Offaring of Wake-Island_
Sept.16 2082. 0351UTC. (1551WAKT.) _
全力疾走を続けていたらしい艦隊を目視でとらえる。
「千代田さん、見えてますか?」
《見えてるわ。あんまり久しぶりって感じはしないかな?》
「そうですね。結構演習でも会ってるので、あまりしないのです」
近づいてきた艦隊に手を振るとそれに応え、手を振り返す影……吹雪だろうか、と暁は思った……を先頭に近づいて来る。
「お待たせしました! 吹雪以下第553駆逐隊、および第539航空偵察隊、到着いたしました!」
「応援ありがとうなのです。救出部隊総旗艦を任されました、電です。改めてよろしくお願いします!」
「電、何緊張してるの?」
どこか茶化すように雷がそういうと、電は赤くなった。
「そ、それは、緊張するにきまっているのですっ!」
「まぁ、そうだろうな。……千代田も大丈夫か?」
「えぇ……千歳おねぇがいれば最高だったんだけどね」
「まぁ、お前ならそうだろうな」
千代田の答えに半分笑いながら頷く天龍。龍田が微笑みながら口を開く。
「油売ってないで早く進んだほうがいいんじゃないかなぁ」
「そうですね。燃料の補給も進みながらできますし、そうしましょう」
電が頷くと艦列を組みなおす。千代田を中心に据えた輪形陣へ、551水雷戦隊の面々は千代田から燃料のパックを受け取り艤装へと詰め込んでいく。
「それにしても、この調子で間に合うのかい?」
響は暁に燃料を突っ込んでもらいながら(特Ⅲ型艤装の燃料補給口は背負ったままだと使いにくいのだ)、無線に向かって問いかけた。
「このまま全速で進んだとしても夜明けちかくになるんだろう? それまで持つのかな?」
ミッドウェーにもっとも近いウェーク島ですら直線距離で1027海里もあるのだ。向こうもこちらに向けて転進してくれていると言ってもそう簡単にたどり着けるものではない。
《……ふつうに進んだらまず間に合わないね》
無線の向こう、おそらく横須賀鎮守府の作戦指揮所にいるであろう高峰もそれをあっさりと認めた。
《だから、普通には行かない。到着予定時間は日没直前、1730SSTだ》
「……ワープでもしろってか?」
あきれたようにそういうのは天龍だ。暁もわけがわからないといった顔をする。
《まぁ、ワープに近いかな。……そろそろ君たちのレーダーにも映るはずだけど?》
高峰に言われてみんな電探の感度を上げてみる。そうすると南に小さな反応が現れた。
「え?……まさかとは思うけど」
《君たちは艦娘だ、昔ながらの巨大な船じゃない。なら、こういうことも可能だろう?》
高峰の上機嫌な声に雷は眉をぴくぴくとひきつらせた。
「あれに、乗れってことね……」
「面白いじゃねぇか。一度乗ってみたかったんだよなぁ、ティルトローター!」
艦隊の正面に下りてきた影、飛行機の翼の先端に大きな風車を二つつけたようなそれがゆっくりと降りてくる。それの後ろがぱっくりと開いて中から迷彩色の軍服を着た男たちが飛び出してくる。
「君たちが救援隊だね! 乗りな!」
メガホンで拡大された声がそう告げる。どうやら近海まで飛行機で飛べということらしい。
「間違いないようだよ、雷、腹をくくった方がいい」
響にそういわれた雷が肩を落とした。ティルトローター機は後ろのスロープが海面に触れそうになるほどまで下りてくる。強烈なダウンウォッシュに暁と響は帽子が飛ばないように慌てて押さえつけた。
「おら、ぼうっとしてないで乗り込むぞ! 武装のロックを忘れるなよ!」
そういいながら真っ先に飛び乗ったのは天龍だ。そのあとに龍田が続き、軽巡コンビに引き上げられるようにして駆逐艦たちがスロープへと上がっていく。千代田が艤装をぶつけないように慎重に上がると最後に電が飛び乗った。
「全員乗せた、上げてくれ」
男の人が無線に向けて叫ぶとすぐに機体は高度を上げながらスロープがせりあがって機体の壁と一体になった。窓が少なく薄暗い機内に艤装をフル装備した艦娘が14人も乗り込むと駆逐艦が主体といえども結構壮観である。
「こちら“ヴィーナスキャリアー”。艦娘の皆さんをお乗せした」
《“ヴィーナスキャリアー”、こちらオフサイド。進路0-1-8。要撃管制をレッドアイに移譲する。プッシュチャンネル5》
コックピットの方から声がかすかに聞こえる。小さな窓からは上を向いていたエンジンが徐々に水平に戻り、速度をと高度を上げていくのがわかる。
「君たちの責任者は誰かな?」
「あ、はい! 中部太平洋第二作戦群第551水雷戦隊旗艦、DD-AK04“電”です」
迷彩色の服装がどこか窮屈そうに見える男に人に電が敬礼する。肩に階級章が付いている……空軍の中尉だろうか、と電は記憶の奥底から知識を引っ張り出す。
「テニアンの5319航空輸送団“グレイハウンド”へようこそ。私が一応この機体のキャビンマスターだ。1時間半の短いフライトだがよろしく頼むよ」
彼はそういうと右手を差しだした。電が恐るおそるその手を握り返すと結構強い力で握手をしてくれた。
「中尉ズルイ!」
「こういうのは役得だ。うらやましかったら偉くなれ偉く」
部下に豪快に笑ってキャビンマスターの中尉が電にウィンクした。
「部下が粗相をしたら遠慮なくおっしゃってください。すぐに叩き落としますんで」
「中尉ヒドイ!」
「太平洋でダイビングしたくなかったらおとなしくしてな、ボーイズ」
「男しかいない輸送隊にカワイ子ちゃんが来てるのに触れ合いもなしですか!?」
「よし、お前帰ったらランウェイ清掃な」
「中尉マジひどい!」
若い兵士がそう叫ぶのを見て天龍が噴出した。
「あまり気にされなくても大丈夫なのです。……龍田さん、ここで薙刀は振り回さないでくださいね」
「うふふふふ~。電ちゃんがそういうならしょうがないかなぁ」
手に持っていた赤い刃がギラリと光る。乗ったときは安全カバーをかけていたのだがいつの間に外したのやら。キャビンマスターの中尉がそれを苦笑いで受けると軽く電の頭をなでた。
「こんなカワイイ子たちをお前らで汚すわけにはいかんよなぁ?」
「隊長だってこっち側の人間じゃないですかぁ!」
「役得だ役得。お前らの節操ない触れ合いに任せるわけにはいかねぇ」
「中尉ヒドイ! 職権濫用だ!」
「そう簡単に“
「ヴィーナス?」
暁が疑問符を浮かべるとキャビンマスターが笑う。
「お嬢さんたちはこの戦争で唯一戦える“女神”なんですよ」
「“
睦月の頭をなでながら部下の兵士がそういうと何かが宙を舞ってその人の顔にめり込んだ。どうやらキャビンマスターが何かをぶん投げたらしい。顔にめり込んだメジャーを握りしめてその人は半分涙目で叫ぶ。
「隊長ばっかりズルイですっ!」
「海さんの切り札に安々と触れる方が悪い。艦娘の皆さんはテメェらボーイの何倍も働いてるんだ。邪魔すんな」
「あの、だからそんなに気にしなくてもいいのですって」
そういうとキャビンマスターは軽く笑った。
「そういってもらえると助かります。……国連空軍の戦闘機が護衛していますし、
機体は一路北へ、戦場へ向けて速度を上げていった。
Headquarters of the U.N. Navy Far East Fleet Group / Yokosuka Admiralty Port_
Sept.16 2082. 0355UTC. (1255JST.) _
緊急招集された将校に混じって中路は珍しく額に青筋を浮かべていた。
「この期に及んでまだ席にしがみつく気か? 合田君」
「私としても北川や岩城が先走ったのを遺憾に思っている。ここの椅子がほしくてこんなことを言っているわけではない。自分のケツは自分で拭くと言っているだけだ。そういう青木中将もらしくないですなぁ、今からクェゼリンの部隊を動かすとでも?」
「そもそも中部太平洋第二作戦群の総司令官は私だよ。今動いておる月刀中佐も私の指揮下にあるべき人間だ。私が指揮を執るのが筋ってものだろう」
金ぴかの飾緒やカラフルな略綬で身を飾った将校たちが集まるこの部屋には極東方面隊に籍を置く5つの艦隊すべての艦隊司令官と8つの作戦群指揮官、そこに海軍航空隊司令官と兵站を中心に扱う後方支援団の長が集っていた。円卓の中央には柱状のホログラムモニターが淡く光り、第551水雷戦隊たちが空輸状態に入ったことを告げていた。
「合田君、君の北方第二作戦群でなにができる?」
「お言葉ですが、それを言うなら山口大将の南方艦隊も似たようなものではありませんか?」
「だからこそ、前線に出た部隊の側面を固めるといっているのではないか」
「それは私たち中部太平洋第二作戦群で事足りています。補修に必要な資材だけ融通してくだされば」
「“Show the Flag”はもうこりごりなのでね。あとあと協力しなかったって言われても困るのだよ」
滑稽な笑いをこらえながら中路は黙っていた。だんまりを決め込んでいたと思ったが、
要はこの事態を治める主導権を誰が押さえるかということだ。
CTCなどの警告を無視して作戦を推し進めた急進派の将校にとって、事態は最悪の形で推移している。
逆にほかの派閥にとっては急進派に大きな借りをつくるチャンスであり、主力艦隊でもかなわない相手を退けたという実績を残すことができるチャンスとなる。実働部隊は前線にまかせるとしてその指示を一言飛ばすだけでお手軽に“箔”を付けることが可能だ。
そしてなにより、穏健派の中路中将がその手柄を独り占めするのは面白くない。
結論から言えば“中路中将一人が甘い蜜を吸うのを許せないから一枚かませろ”という会議である。それを中路にわからせるために地下の作戦指揮所からこんな会議室に呼び出したことに対して彼は強烈な感情を抱いていた。
「……各国の軍や特殊部隊が衰退し緩慢な死を迎える理由をご存知ですかな?」
「中路君、そういうことを論じる時間ではないのだよ」
咎めるような目線を向ける将校を無視して言葉を続ける。
「組織のトップに立つ人間が自身の利権争いの道具として組織を利用し始めたときからゆるやかな死が始まります。ここで誰が得をしようと損をしようと泥をすするのはどこの誰か、ここにお集まりの皆様ならおわかりでしょう」
そういいながら中路は立ち上がった。
「それは現場で戦う艦娘と現場指揮官でありましょう。こんな安全地帯で高みの見物を決め込む将校の言葉なんぞ聞こうとも思わないでしょう。無論、私の言葉も届くまい」
「……何が言いたい?」
中路は目を一度閉じ、開いた。
「現場にとって必要なのは肩書でも権力でもないということです。だれが指揮を執ろうともやるべきことは変わらない。現状必要なのは、機動艦隊21隻を救出しろという命令であってそれを誰が命令したかという箔ではない。令状でも勲章でもなければ、激励の言葉でもない」
机についた両腕が軽く震えた。それを押さえることなく部屋全体をにらみつける。
「ここで悠長にだれが指揮を執るのかなどともめてる間にも前線は動き続けている。今前線で命を張っている指揮官を引き下げ、自ら前線に躍り出て部隊を生還させうる作戦プランをお持ちの方は今すぐ申し出て頂きたい!」
会議室が静まり返る。中路は数瞬しか待たず、声を張り上げた。
「士気も矜持も大変結構! 理性などあるか判らん異性体にそれで解決できるのならば存分に張り合えばよろしい! しかしながら、我々が行うべきは人類の繁栄を脅かす脅威の排除であって、次のポストの椅子取りゲームではない! それは全員百も承知のはずである! 我々の楯たる艦隊の主力が失われようとしている今、我々が行うべきは、現状をもっとも把握している現場指揮官を全力で支えることであるとは思わぬか!」
大将までも黙らせて中路は肩を上下させた。それでもなお、言葉を叩きつける。
「金剛型に伊勢型、一航戦に二航戦、水雷戦隊――――――これだけの戦力を今失えばこの場の全員はおろか、守るべき民すら危険にさらす! 誰が貧乏くじを引くかという次元はとっくのとうに超えておる! 今間違えば”この場にいるだれも明日を迎えることはできない!”」
「……だから、艦隊の指揮権を高々中佐に渡せというのか、中路」
海軍極東方面隊の長が静かに口を開いた。元帥の徽章を肩に輝かせる彼の声は地面を這うように広がった。
「我々の背後には10億を超える民がいる。世界規模でみれば40億もの人間がいる。その守る責務を中佐に背負わせるのか? 中路」
「……無茶無理無謀は重々承知しております、元帥。だからこそ、私たちがここにいるのであります。戦線を遠く離れ、前線の責任を負う我々が。もし我々がここで集まる意味を一つだけ挙げるとするならば、前線が保身を気にすることなく最高のポテンシャルを発揮できる環境を整えることに尽きる。……この結果がどうなるとしても救出作戦に関する責はすべて私が負いましょう。現場が背負うのは栄光のみでよい。そうでなければ危険に飛び込む艦娘と前線指揮官は動けない」
「……失敗してはならない作戦で、お前ひとりの首で済むと思うか?」
「ならば、失敗しないように支えるのが我々ではありませんか。我々が自衛隊と呼ばれ、張子の虎と蔑まれていたころから、我々は日本国を守り続けてきた。失敗してはならない場面で現場はいつもベストを尽くし、それを上層部は常に支え続けてきた。……人間相手の政治的配慮などない今の方が情勢は単純であるはずです。全力で敵を退け、戦力を失わないこと。そのためならば今、ここで、前線を信じ支えることしか、できないのではないのではありませんか?」
元帥は黙って聞いている。この空気の中で声を上げることを許されているのは中路と元帥のみだった。
「中路……お前家族はいるか?」
「妻に先立たれ、ひとり息子は靖国で眠っております」
「質問を変えよう。お前、今何のために戦っておる?」
中路はここまで来て初めて言葉に詰まった。腕が震える。
「……私は、私たちの後の世代の可能性のために戦っているのであります、元帥。こんなみじめな世界に怯えず、強く立ち向かえる種の可能性を潰さぬために戦っているのであります。我々は生き延びねばならない。それは後の世代に可能性を残すために他ならない。そのために私は泥の河を超え、血の海を渡る。何度でもこの手を汚し、次の世代が我々のような愚かな選択をしないように負の標として立ち続ける。たった一人の息子すら守れず、部下を何度も見殺しにしてきた私に、これ以外の何ができましょうか」
中路の声がわずかに震え、すぐに収まった。
「……博打だな。中路。今も、その可能性も」
「人は賽と同じです。結果なんてわからないまま自分を振るしかない。結果を知るのは神のみだとしても“神はサイコロを振らない”んです。ならば私は明るい未来を築く可能性にこの身を賭け、賽を振る。それだけであります、元帥」
そうか、とつぶやいて元帥は手を顔の前で組んだ。
「……作戦指揮は中路に一任する」
「ありがとうございます。それではまず秋元大将、杉田少佐に対する情報封鎖を解除して頂きたい」
北方艦隊をまとめる男が肩をびくりと震わせた。
「……なんのことだかわかりかねるな」
「現場の月刀中佐より応援要請が出ているのですが、いまだに連絡がつかないそうです」
中央のホログラムが切り替わる。出てくるのは北方艦隊の通信ログである。
「
苦虫を噛んだような顔をする北方艦隊指揮官。数瞬あとにわかったとつぶやいた。
「ウェーク島へ医師の応援と工作艦の手配を後方支援団にお願いいたします」
そういいながら中路は通信をつなぐ。
《高峰君、北方の無線封鎖が解けたはずだ》
それだけ叩き込んで正面を向く。
「中路、勝算は?」
「あります」
即答して背を向ける。ここにはもう用はなかった。
Tactical Command Center of Far East Nothan Fleet / Iturup Kurilsk Naval Harbor _
Sept.16 2082. 0411UTC. (1611MAGT.) _
「やっぱりお前らか、高峰」
《お前「ら」? 複数形なんだ》
無線から帰ってきた答えに彼はクスリと笑った。口に咥えた紙煙草がゆるゆると燃えて灰が静かに床に落ちた。椅子のリクライニングを軽く倒し、行儀悪く足を机に乗せたまま無線を受ける。
「俺に声がかかる前に月刀ならお前に声をかけるだろ?」
《なるほど、状況はどこまでつかんでる?》
机に思いっきり脚を投げ出したままで彼はモニターを見る。
「ミッドウェー攻略部隊がウェークに向けて撤退中、前線指揮官は月刀、ウェーク方面から救援部隊が空路で急行中、動きとしては西から急行中の打撃艦隊と連携して挟撃って形か? で、俺はどこに飛べばいい?」
煙草の煙が暗い天井に溶けていくのを見ながら彼がそういうと無線の奥が笑う。
《お前は今?》
「択捉特区海軍司令部のTCC。“鷹の眼”対応ガンナーシート」
《そのままデカトンケールⅢへ潜れ。カズのところへは俺が誘導する》
「りょーかい」
そういうと足を下ろす。彼の後ろで誰かが笑う気配がする。
「私の出番はないのかい?」
「たまには俺の仕事をそばで見るのもいいんじゃないのか?」
彼が振り向くとにやにや笑いを浮かべた女性の眼鏡が光った。褐色の肌がモニターの白いあかりを艶やかに照り返す。
「なぁ、杉田よ」
「ん?」
「嬉しそうだな。そんなに戦うのが好きか?」
「殊勝にどうした、武蔵」
武蔵と呼ばれたその女性はついと目をそらす。それを見て意地悪な笑顔を浮かべた彼は煙草を始末してモニターに向き合う。
「そうだな……、戦いは好きじゃないが、この腕で誰かに必要とされるのならそれをやる。頼りにされるのは嫌いじゃない」
「ほう、そうか……」
「安心しやがれ、昔の友人の助太刀だ。“別にお前に飽きてるわけじゃねぇ”」
「そんな心配などしてはないが……」
「ならそこで控えててくれや、お前がいないとやり辛い」
「遊んでほしいのかい? 遠回しな告白にしか聞こえないのだが」
「さぁね、好きに解釈しろ。俺は馬鹿だから言葉遊びは嫌いなんだ」
そういいながらヘッドセットを付ける。次の瞬間に彼――――杉田勝也海軍少佐の意識は戦場へ向けて飛び出していった。
最後に出てきたのは択捉のクリリスク市です。単冠湾がある地区ですね。そこに北方艦隊の司令部を置くかどうかかなり悩みましたがここら辺は北の大国の”俺たちも一枚かませろヤポンスキー”ということで。
あ、クリリスクの和名調べると面白いです。
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次回こそ戦闘メインになるか。空路まで使って急行してるし、なるよね? うん。
それでは次回お会いしましょう。