艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー   作:オーバードライヴ/ドクタークレフ

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感想でやりたいことを先に言われどきっとしました。

それでも、抜錨!


第24話_MI・焦燥

 

Point “MI1467” / The offing of Midway _

Sept.16 2082. 0640UTC. (Sept.15 1740SST.)_

 

 空はもう完全に沈黙していた。黄昏時はもうとっくに過ぎ去り、舷灯が互いの位置を示し、ほのかに表情を照らす。

 

「……速度は大丈夫ですか?」

「えぇ、これならなんとか」

 

 痛みで表情をゆがませる加賀が如月に笑いかけた。飛龍と瑞鳳を除く空母機動艦隊と霧島、日向……損傷が激しく、夜間の艦隊行動が難しいメンバーがゆっくりと戦線を離脱していく。護衛部隊として千代田と初雪・叢雲たちも合流して、傷ついた艦娘たちを10ノットほどの速度で西へと向かう。先頭を曳くのは初雪だ。

 

「もう少しで帰れるはずだから……みんな頑張る」

 

 左舷側を警戒するのは睦月と如月だ。波の上下に合わせて揺れる舷灯に照らされた表情はいつもより厳しいものがある。

 

「……睦月、大丈夫?」

「うん。……もし敵だったらみすみす見逃すかにゃあと思って」

 

 睦月の視線は斜め下、揺れる水面に向けられている。

 

「天龍さんたちも抑えてくれてるし、大丈夫だと思いたいけど……」

「……今、希望で予測を立てるのは少し危ないんじゃないかにゃ~ん?」

 

 如月は睦月の表情をまじまじと見つめた。いつもはつらつと明るい睦月がこんな表情を浮かべるのをはじめて見た気がした。

 航暉は艦隊護衛に睦月たちと吹雪たちを組み込んだ。それは最前線でドンパチをするのに向いていないとかそういうパッシブな理由によるのだろうか?

 

 

 もしそうじゃないとしたら。

 もっと違う理由があって配置したとしたら。

 

 

「……! 面舵いっぱい! 耐衝撃態勢! 左舷から魚雷来ます!」

 

 睦月が叫ぶ。ソナーにわずかに聞こえたポコポコと気泡が発生する音、まるで……水中で魚雷発射管の門扉を開くような音。直後に鶏が鳴くようなコッコッコッコ……という推進音、かなり近い、音からして8条。

 艦隊が慌てて進行方向を変えようとするが損傷がひどい船の護送中である、はいそうですかと動けるわけではない。

 

「如月! 爆雷! 三式機雷を射角一杯、起爆深度最浅でばらまいて!」

 

 睦月は進路を維持したままで、左舷の爆雷投射機を作動させる。圧搾空気で遠くに機雷をばら撒く三式投射機が次々に機雷を撃ちだし、海面に叩き込む。海面に触れわずかに沈み込んだ爆雷がすぐに起爆し、いくつも水柱を立てる。

 泡立つ海面に新たに水柱が立った。水圧の壁に飛び込んだ魚雷が誤作動を起こしたのだ。それでもそこを超えてくる泡の列を認める。数は1条、その行く先は護衛していた艦隊のど真ん中。誰に当たってもおかしくない。

 

「睦月っ!」

 

 睦月が海面を蹴って飛び出した。それを見た如月が驚いた声を上げる。

 

「如月はそこにいて!」

 

 主砲から機銃に持ち替えた。今は貫通力よりも速射力がほしい。無いよりはましだろうと追加で持たせてくれた機銃――――妖精さんが荒ぶってできた短機関銃(サブマシンガン)タイプの機銃だった――――を両手で構える。人間の拳銃射撃とあまり変わらない、肘を伸ばして両手で機銃を保持、二等辺三角形が描けるように正面に構えるアイソセレス・スタンス。強装填(オーバーロード)弾が装填されているらしく、強烈に腕を揺さぶりながら大量の薬莢が飛び出していく。

 

 睦月のすぐそばを通過する位置まで魚雷が食い込んでくる。機銃の激しい振動に歯を食いしばりながら、睦月は引き金を固定し続ける。観念するかのように魚雷が起爆したのは彼女のほんの5メートル手前だった。

 

「うわっぷ!?」

 

 水柱をもろにかぶりながら後ろに飛び退く睦月。彼女の艤装に魚雷の破片でも当たったのかカンカンと硬質な音がする。

 

「睦月!? 無茶しないで!」

「ごめんだけど話はあと! 551水雷戦隊第二小隊、左舷対潜戦闘用意!」

 

 この攻撃は……間違いなく潜水艦の雷撃だ。

 

「ピン、撃ちます!」

 

 睦月の三式水中探信儀――――アクティブソナーが作動する。音の伝播は空気中よりも強い。確かな質量を持って水中を全方位に向けて音が走っていく。これで敵にも情報を与えることになるとしても、それ以上に使う意味が大きい。

 

「……いた! 10時方向方位2-0-0距離1000、深度20! 初雪さん、左舷の警戒お願いします!」

「わかった」

 

 睦月のタービンがうなりを上げる。パッシブソナーの出力を上げる。排気音と徐々に音域を上げるタービン音。潜りつつ機関を使用、逃げる気だ。

 

「逃がさにゃいしーっ!」

 

 深度50にセット、K砲とも呼ばれた爆雷投射機にはもう三式機雷がセットされている。毎秒5メートルの沈降速度を誇る機雷だ。位置さえつかめれば当てるのはそう苦じゃないはずだ。海中をすすむ潜水艦と水上をかける駆逐艦では比べるまでもなく駆逐艦の方が早い。

 

 二級品一歩手前だといわれ常に特型の艦娘たちと比べられ肩を落としてきた。缶の消費が少なく燃費がいいだけが取り柄と言われ、重要な戦線に出してもらえないことにも慣れた。でも悔しくなくなることなんてなかった。

 

 

 アクティブソナー発振。潜水艦は西へ向けて回頭して逃げる気だ。進路補正し爆雷の安全装置を外す。

 

 

 

 そうしながら1カ月前のことがわずかに頭をよぎった。ウェークで初めて三式水中探信儀の開発に成功した時のことだ。月刀司令官はほぼ迷うことなく睦月への優先配備を決めた。うれしくもあったが疑問に思ったのだ。なぜ特型のみんなを先にしないのだろう? 

 直接聞くのはなぜか気が引けて龍田さんに聞いてみた。

 

『それはね、月刀中佐が睦月ちゃんのことを信頼してるからよ~?』

 

 頭をなでられながらそういわれ、最初は訳がわからなかった。

 

『月刀中佐はカタログスペックで判断するような人じゃないし、ちゃんと部下を見て判断してるわ~。フロントアタッカーならとトリッキーな動きのできる雷ちゃんと回避が上手い暁ちゃん、雷撃なら響ちゃん、視野の広い電ちゃんにその隙間を埋めるのが上手い如月ちゃん。それをまとめつつ火力の鍵として天龍ちゃん……私は格闘戦要員って言われちゃったけど……』

 

 龍田さんがしゃがみ込んで視線を合わせてくれたのを覚えている。

 

『下村艦隊との演習の時、なんで睦月ちゃんだけ控えになったか知ってるかしら?』

 

 首を横に振った。

 

『それはね、駆逐艦の中であなたが一番前線慣れしていて、今回の演習に参加しなかったとしても実戦投入に問題ないと司令官が判断したからよ。演習参加艦の枠が決まっているから、控えの枠を使ってもどうしても演習に出れない子が出てくる。その時に司令官は迷わずにあなたを選んだそうよ』

 

 龍田さんは優しく微笑んだ。

 

『“ここぞというときに前線で走れる足と高い対潜能力があって、判断能力も高い”……きっと対潜の軸にあなたを据えるつもりよ、あの司令官』

 

 

 

 

 司令官が意図的にここに睦月を組み込んだとしたら。

 

 それは潜水艦の脅威にさらされたときに、逃げられない傷ついた空母や戦艦の危険をいち早く排除するため。

 

 

「にゃぁぁぁあああああああああっ!」

 

 機雷投射機が次々起動する。広範囲にばらまかれた機雷が海中に没していく。起爆まで10秒。

 

「ソナーカットオフ!」

 

 無線に叫ぶ。対潜戦闘用意の号令をかけた時に皆ソナーを通して耳をそばだてているはずだ。爆雷の炸裂音を聞いたら耳がつぶれる。

 爆雷の炸裂範囲から飛び出して睦月は振り返った。

 水柱が立て続けに立つ。一通り収まったのを確認してソナーを起動する。機関の音はせず何かがすれるようなきしむ音が響く。

 

「……こちら睦月。圧潰音を確認しました。対潜反応クリア、対潜戦闘を終了します!」

《バカ―――――――――――ッ!》

 

 無線越しに響く叫び声に睦月は思い切り目をつむった。

 

《また無茶して! 対潜戦闘になると燃えるのはいいけど少しはこっちのことを考えてよ!》

「き、きさらぎ……ごめん」

《ほんとに思ってる!?》

「お、思ってます!」

《……やっと、やっと一緒に戦えるようになったのに、こんなに早くさよならなんて嫌よ》

「うん。……うん」

 

 ゆっくりと艦隊の方へ戻っていく。よく確かめると魚雷が至近距離で爆裂したときにできたのだろう、左舷側がわずかにへこんでいる。もしかしたら1ノットぐらい速度が落ちたかもしれない。浸水はないが、次喰らうと危ないかも。

 

「うん、ごめんね」

《……本当よ、睦月。あなたは私のお姉ちゃんでしょ? 勝手に飛び出したりしないで、いなくなったりしないで》

「……うん、大丈夫」

 

 海水で濡れた前髪を少し気にしながら睦月は舷灯の流れに合流する。

 

「月刀中佐がまだ隠し玉を持っていたとは……」

 

 そういうのは蒼龍だ。苦笑いのようなあきれたような表情を浮かべている。

 

「それにしても、睦月さん。データ以上の活躍よ!」

「……いつになく上機嫌だな」

「そういう日向も撃破報告聞いてガッツポーズするぐらいには上機嫌じゃない?」

「……まぁ、そうなるな」

 

 歓迎ムードで皆がワイワイやるなか、先頭で複雑な表情を浮かべているのは初雪だ。

 

「……なんかおいしいところ持っていかれた気がする」

「……なんであんたがふてくされてんのよ」

「ふてくされてないし。まだ私は本気だしてないだけだし」

「わかりやすくふてくされてんじゃない」

 

 叢雲に突っ込まれると少し頬を膨らませる初雪。その見上げた先にはわずかな光があった。

 

「とりあえず、回収部隊が来たからその警護、やるよ」

 

 サーチライトが艦隊を照らす。ティルトローター機がエンジンナセルを90度上方に回しヘリコプターのように降りてくる。

 後部のスロープが開き中から男たちが手を伸ばす。

「皆さん急いで!」

 

 睦月が声を張る。赤城と加賀が、祥鳳が、蒼龍が乗り込んでいく。睦月たち駆逐艦はティルトローターを囲むように周囲に目を走らせる。

 

 最後に霧島が乗り込もうとした時だった。

 

《赤城達! 急いで! 敵航空隊が向かってる!》

「っ!」

 

 木曾の声だった。すぐに高峰の声も割り込んでくる。

 

《方位0-7-3から3機、高度1200! 艦戦だ!》

 

 真っ先に反応したのは如月だった。

 

「対空戦闘用意です!」

 

 艦娘だけならばなんとかなるかもしれない。でも今ティルトローター機を狙われれば。

 

「……対空指揮は私がとる」

 

 初雪が無線につぶやくようにそういった。その後ろでティルトローター機が急速に高度を稼いでいく。

 

「……みんなで囮になるしかなさそうだけど、いい?」

「いいもなにも、そうしないと赤城さんたちの飛行機落とされるんでしょ? やるわよ」

 

 叢雲が頭を掻きながら溜息をついた。

 

「……睦月たちは?」

「大丈夫にゃし」

「……なんとかなるわよ。たぶん」

 

 初雪が目を細めた。

 

「……睦月と如月は舷灯を消灯して散開。私と叢雲で敵の位置を知らせるから狙い撃って」

「わかったわ」

「頑張るのです!」

「叢雲、ごめん。迷惑かけるけど探照灯も照射しながらいくよ」

「はいはい。あんたの指揮はいっつもそうだから慣れてるわよ」

「ん……553駆逐隊、551水雷戦隊第二小隊、全艦、対空戦闘用意」

《もうすぐ応援が行く、5分間ひきつけろ!》

 

 初雪が睦月たちから距離をとるようにはしりだす。ライトというライトを煌々と光らせ、対空電探の示す方向に主砲を向ける。発射されるのは曳光弾そのわずかな光が黒光りする何かに反射する。

 

「叢雲」

 

 それを見届けた叢雲の機銃が弾をまんべんなくばら撒いていく一瞬だが火花が散った。

 

「これ5分間も続けるの………? めんどくさい」

 

 そういいながらも初雪の顔には小さく笑みが浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Point “MI1407” / The offing of Midway _

Sept.16 2082. 0704UTC. (Sept.15 1604SST.)_

 

 

《比叡、対空砲の砲火見えるか?》

「はい! ばっちり見えてます!」

 

 無線の声にこたえながら一番主砲を動かす比叡、その横では古鷹が控えている。

 

「金剛さんたち、大丈夫ですかね?」

「お姉さまなら大丈夫ですよ。最前線まで行けば月刀中佐の指揮下に入ります。そうしてしまえばお姉さまはちゃんと動いてくれるはずです」

 

 電探の情報と目視で計算尺を合わせていく。一緒に進んでいるはずの金剛たち本隊は先に敵艦隊の砲戦支援のために先行している。……金剛が前線の水雷戦隊支援を最優先にすべきと具申したからだ。高峰少佐がそれを受け部隊を二つに分けた。本隊はそのままルート通り北から回り込むように移動し敵艦隊へ、古鷹と比叡は南側を回り、榛名たちと合流する作戦だ。

 

「……金剛さんがあそこまで引かないのも珍しいですね」

「そうですね。でも、お姉さまらしいと思いますよ」

 

 にやにやと笑いながら主砲に弾薬が装填される。目算だが、これでぴったりのはずだ。

 

「こちら比叡、用意できました!」

《発砲を許可、目標、敵航空隊!》

「一発入魂! 気合い! 入れて! 撃ちますっ!」

 

 周囲を昼間にかえるほどの強烈なマズルフラッシュ。闇夜に溶けるように高空へ向かう弾は空中で弾け、赤く燃えながら海面に向けて降り注ぐ。

 

《うひゃぁ!》

「あれ?」

《ちょっと比叡さん! 炸裂高度考えてくださいよぅ! 子弾燃え尽きる前に落ちてきてます!》

 

 睦月の声に顔が青くなる比叡。

 

《……でも敵機も全部落ちてる。三式弾流れ星みたいとか言って回避が遅れた睦月が悪い》

《でもでもでもっ!》

《うちの姉が迷惑かけてごめんなさいね?》

《なにげに如月ヒドイ!?》

 

 コントみたいなやり取りに古鷹がくすくすと笑う。

 

「なにはともあれ撤退作戦の第一段階終了ですね。高峰少佐、この後はどうしますか?」

《睦月たちと合流して敵艦隊への砲戦支援に向かってもらう……いけるかい?》

「重巡のいいところ、お見せします!」

 

 空の色が落ち着いてきてもう完全に夜の時間になっている。海のど真ん中では星明りも馬鹿にならない。水平線の向こうがほんのりと赤くなっている。

 

「比叡さん、行きましょう」

「はい!」

 

 古鷹がするすると海の上を進んでいく。モノトーンになった海は静かに黙り込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Headquarters of the Saver Group for Midway / Innerspease of DECATONCALLⅢ_

Sept.16 2082. 0709UTC. (1609JST.) _

 

 

「……中路中将」

「わかっておる。金剛のことじゃろ?」

 

 帽子を目深にかぶった中路が艦隊の先頭を曳く金剛のマーカーに触れる。

 

「金剛」

《中路テートク? いったい何ですカ?》

 

 この忙しい時に、という声色だ。それを聞いて高峰は眉を顰め、中路は苦笑いを浮かべた。

 

「何を焦ってる」

《今水雷戦隊二つでエネミーフリートと渡り合ってるなら急がないと危ないデース! 中路テートクもそれは》

「わかっておるとも、だからこそ今こうやって砲支援に入っている」

《伊勢や榛名の砲弾だってもう少ないネー! 早く終わらせないとこっちが……》

 

「それをわからずに私たちが指揮を執っていると思うかね?」

 

 

 中路の声に金剛が押し黙る。

 

「金剛、確かに状況は危険だ。だがお前みたいに焦っていては救えるもんも救えん……時雨」

《なんだい、提督?》

「本隊の旗艦機能をお前に移譲する」

《……わかったよ》

《ちょっと待つネー!》

「周りの状況も鑑みずに突っ込みかねないやつを旗艦にできない……少しは頭を冷やせ、金剛」

 

 それだけ言って無線を切る。

 

「……よかったのですか?」

「実によくない。ほんとにあれは周りが見えとらんぞ。月刀!」

 

 返事をよこす余裕もないのか、テキストだけが現れる。

 

【どうしました?】

「金剛がすこし危ない感じだ。支援艦隊の方に私が回りたい。前線はもちそうか?」

【……わかりました。よろしくお願いします】

「……こりゃ、前線も修羅場だな」

「月刀中佐がここまで追い込まれるのも珍しいですけどね」

 

 高峰はそういいながら榛名へのリンクを強める。

 

「榛名、あと15分でそっちに比叡と古鷹、睦月たちが合流する。火力最大でぶっ放せ!」

《了解しました!》

「……さて、一番の鬼門はこいつか」

 

 レーダーの上で味方の前衛は砲弾の雨の回避に精一杯になっているように見える。だが半包囲の形までじわりじわりと陣形が整えられていく。相手は空母を取り囲んだ輪形陣。高峰は中央前方で砲を構える敵を見据える。

 

 

 

「戦艦タ級フラッグシップクラス……!」

 




作者の鎮守府では1-5で睦月が対潜Maxの五十鈴改二からMVPをかっさらったりしてます。もはや「駆逐艦のようななにか」なんじゃないかって思えるような活躍ぶりです。

睦月が対潜特化って言うのは実は以前に情報としてオープンにしていたんですが、どこに書いてあったか思い出していただけた方に拍手を。

感想・意見・要望はお気軽にどうぞ。
次回はいよいよ艦隊決戦です!

それでは次回お会いしましょう。

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