艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー 作:オーバードライヴ/ドクタークレフ
今回は説明回、今回は退屈かも……どうぞご容赦を。
それでは抜錨!
「……よくこんなところ見つけたな」
「昔の電気屋、回線も電気も生きてるよ。と言っても窓なしの部屋しか使えないけどね」
「十分」
航暉たちが連れてこられたのは旧東京シティ内部にある廃棄区画の一部、“秋葉原”と呼ばれる地区だった。
「高々10数年でここまで廃れるんだから深海棲艦も怖いわよね」
「艦載機に手ひどくやられたからね。良くここまできれいに残ってること」
「あ、ホロかけたうえでかなり手が加えてあるよ。
「そりゃ僥倖」
軽口をたたいて航暉は動作をとめたエスカレーターを登る。雷はその後ろを不安そうについていく。血が滲んだ病院着の背中がどこか遠く見える。
「来たね、ガトー坊や」
「まだ坊や扱いかよ、スキュラ」
3階の中心部に明るいデスクトップ型の画面のライトに照らされた影からソプラノが告げる。航暉がそう返すと笑った気配と共に影が床から飛び降りる。
「で、その横の可愛い嬢ちゃんは誰だい?」
「あ、あの、国連海軍極東方面隊西部太平洋第一作戦群第538水雷戦隊所属、DD-AK03、雷ですっ、あの、たすけていただき……」
雷が言葉に詰まった。飛び降りたその影は雷よりも小柄だったのだ。白いワンピースに包まれたその姿はこの廃墟の中では著しく浮いている。亜麻色の髪に粒の大きな紫色の双眸は深窓のお嬢様といった雰囲気だ。
その影がすっと近づくと雷の顎を支えるように右手で押さえ、その目をのぞき込んだ。
「えっと、あの……」
「あぁ、ごめん。どれを名乗ればいいかわからないけど、とりあえずスキュラって呼んでよ。歓迎するよライちゃん」
「い、いかづちよっ!」
「雷、気を抜くなよ。そいつに飲まれるぞ」
「へ?」
航暉はそう言って雷を見下ろした。訳が分からないような顔で雷は航暉を見上げた。
「そんななりだが中身は60オーバーの婆さんだ。下手に目を合わせるなよ、全て読まれるぞ」
「へ、え?」
「言うようになったなガトー坊や。今度有線しようや」
「スキュラと繋がったらこっちが果てるからなしにしてくれ」
「ふん。度胸のない男だね」
「それはもう知ってることだろうに」
航暉はそう言って肩を竦める。目の前の少女――――スキュラは意味深な笑みを浮かべる。
「とりあえず着替えなよ。病院着はこの季節じゃ寒いだろう?」
そう笑った彼女は背中を見せて画面の方に向かう。
「えっと……スキュラさん……でいいのかしら?」
「なんだい、ライちゃん」
「貴方達はどうして私達をたすけてくれたの?」
画面を背にスキュラが振り返る。紫色の瞳が怪しく光る。
「理由一つ目、日本政府からの依頼。ヒメ事案のキーとなる日本人の抹殺計画が進行中、至急安全を確保されたし、と言うことで私達に依頼が来た。理由二つ目、月刀航暉――――ここではガトーと呼んでるが、そいつは私達の元同僚でね。そいつが死なれるのはいささか忍びない。私達としてはこっちの方が大きいんだけどね」
スキュラはそう言うと背を向けてデスクに向かい合った。
「ライちゃんの疑問も正しい。私達が何か訝しむのは当然だ。ガトー坊や、私達のことは話してないんだね?」
「話せるかこんなイリーガルな組織を」
イリーガル……違法組織と言った。そのことに雷が驚きを隠せなかった。
「……ガトー坊やのたらしは治ってないんだね。まったく」
「たらし言うなよ。あんたに比べればマシだろう。スキュラ、いやスクラサス」
そう言うとスキュラは笑った。
「ウェルカム・バック、ガトー。そしてようこそライちゃん。我々“ノウェム”は歓迎するよ」
電が通常業務を終え、ヒメがいる兵装実験施設を出ると高峰が待っていた。……横には天龍の姿もある。
「天龍さん!」
「おう、電。……大丈夫か、お前。顔色悪いぞ」
「……やっぱりそう見えますか?」
「目元にクマ作ってたらそりゃ言うだろ。そんなんじゃ司令官が帰ってきた時に心配するぜ?」
「はい……わかってはいるのです。でも……」
「でももなにもねぇ、休めるときに休む。軍隊行動の基本だ」
天龍はそう言って頭を撫でた。それを見た高峰は少し笑ってから二人の肩を叩いた。
「とりあえず河岸を変えるぞ、カズの線をたどるととんでもないもんが出てきた」
そうだけ言って高峰は歩き出す。電と天龍は顔を見合わせながらついていく。案内された先は高峰のオフィスにある小部屋だった。そこには青葉が先に来ていて、全員が入ると鍵が閉じられれる。
「で、司令官の線をたどって出てきたとんでもないものって何だよ?」
「カズの経歴、かなり嘘っぱちだった」
「嘘っぱち?」
高峰がそう言うと天龍が彼を睨む。
「どういうことだ?」
「軍歴が改ざんされてるんだ。書類上は日本国自衛陸軍第二五五歩兵中隊第三強化歩兵分隊に所属したことになっているが、映像記録や通信記録に月刀航暉は存在しない。それを確認したうえで、航暉の骨格データを使って画像検索を試みたところ、一件だけヒットした」
「一件だけ?」
天龍が聞き返す。部屋の中央にスクリーンが立ち上がり映像を映し出した。白い建物の壁に真っ黒な突入服を着た男たちが張り付き、窓を破って突入していく様子が映っている。
「これは?」
「2072年12月、深海棲艦発現の8か月前、場所はフィリピン、在マニラ日本大使館立てこもり事件における救出作戦の報道映像だ。この映像の1:32の地点に一瞬だけ映る」
高峰が早送りすると建物全景を映したシーンで止まった。屋上の影が拡大され、人の姿を浮き彫りにした。
「……高峰中佐、これよく見つけたな。軍用の光学ホロ被ってほぼ壁と同化してんじゃねぇか」
「見慣れてんだよ、俺はな」
高峰がそれを拡大し、顔の骨格を航暉のデータとかぶせた。
「光学ホロの下にフェイスマスク、ホロが中和されたときを考えて対策するほど念の入れようだ。でもたとえ顔を隠していても、骨格は変えられない。照合率は97.3%、間違いなくカズだ。……この作戦には日本の対テロ特殊部隊とフィリピン陸軍の部隊が参加していることになっているんだが、どこにも航暉の名前はない。だが……」
もう一つのファイルが開かれる。
「これに関する自衛陸軍の機密資料にはもう一つ部隊が参加したことになっている」
「おいおい、機密資料なんて持ち出して大丈夫なのかよ?」
「まずいよ。だから他言無用でよろしく」
高峰はさらっとそう言う。電の顔が引きつった。
「そんな危なそうなものを持ち出してるのです……?」
「そうじゃないと捕まらないんだよ、カズの足取りが。……そもそも存在しないことになっている部隊に所属してるんだから」
「どんどんきな臭くなってくなぁ。おい」
天龍の声に高峰も溜息で答えた。
「途中から吐き気がしそうだったよ。日本国自衛陸軍第九師団特殊殲滅部隊、通称“ネーム-ノウェム”、非正規作戦や非対称戦のエキスパートチームだ」
「部隊名だけは聞いたことある。与太話のレベルだと思ってたんだが……」
天龍がそう言った。
「天龍、どこまで知ってる?」
「日本版デルタフォース、少数精鋭の特殊技能持ちが集まって膠着状態になった戦況を打破したり、裏で暗躍するって感じだ」
「間違ってはない、ノウェムは強行偵察や奇襲による拠点確保をメインに活動する部隊だと言われている。そこにカズは所属していた」
「その情報は確かなのか? というか司令官は確か泳げなかっただろう? 泳げない奴が特殊部隊にはいれるのか?」
天龍の声に高峰は笑って見せた。
「歩兵がチタン骨格やらそういうもので武装したヘヴィサイボーグが主流になってから
高峰はそう言うと煙草を吸っても? と確認を取ってから火をつけた。
「コードネーム“ガトー”。ノウェムに参加した
聞きなれない言葉が並び、電の頭はオーバーヒート寸前だった。
「そのタック要員ってのが司令官さんなのです?」
「カズの能力を考えてもこいつだろう」
高峰はガトーのファイルを見ながら至極真面目な顔でそういった。
「戦術航空管制要員は戦場でお目にかかりたくない敵兵トップ5に間違いなく入る。戦術航空管制要員の一番怖いところはこいつの指示一つで攻撃ヘリや無人爆撃機、場合によっては歩兵を満載した輸送機が飛んでくるところだ。歩兵同士で張り合ってればよかった戦場にいきなり文明の利器で殴り込みをかけてくる。それに必要な知識や技術を叩き込まれてる上に、特殊部隊っていう戦闘のプロについていけるだけの体力と技術を持ってるんだ。相手にこいつが紛れ込んでるだけで味方の不利が加速度的に増していく。俺が相手だったら真っ先に潰せと命令出す」
高峰はそう言ってガトーのファイルの従事作戦一覧を引き出した。
「華渤戦争では旅順突破戦、フィリピン内乱ではクラーク空軍基地急襲作戦やスービック海軍基地攻略戦……どれも無人爆撃機や攻撃ヘリが活躍した作戦だ。その航空管制を一括してこのガトーが行っている」
そこまで言って溜息をついた高峰。ホログラムを切り替える。先ほどから機密資料のオンパレードだ。
「ここから先はガトーが月刀航暉であると仮定して聞いてほしい。カズが参加した作戦の中で一つ気になる作戦がある。これだ、サンセット作戦」
ホログラムに現れたのはサンセット作戦の概要だった。
「スールースルタン国の大量破壊兵器密造工場への突入した作戦だ。それなんだが、作戦関係者に妙な名前がある」
「妙な名前?」
「情報提供及び作戦立案協力者の欄を見てほしい」
「……自衛海軍大佐、中路章人。これって!」
電が驚いた声を上げる。高峰が頷いた。
「今の中路中将だ。この時、中路中将は海軍の教育隊の教官をやっていたはずで、ここになぜこの名前がある理由がわからない」
そう言うと高峰が振り返る。
「青葉、頼んでた情報は?」
「ちゃんと持ってきましたよー!」
青葉がホロに手をかざす。
「中路中将の経歴です。中路章人――――現在58歳、日本国自衛海軍時代から名をはせた護衛艦乗りでした」
青葉はそう言うと従軍後の詳細な経歴をクローズアップする。
「華渤戦争時などで活躍し、後続のために一度教官として退くもフィリピン内乱への第二次PKFに合わせて前線に呼び戻されています。国連海軍が水上用自律駆動兵装の実用化に成功すると、その指揮官の第一期生として抜擢された水上用自律駆動兵装運用士官の最先任です」
それを確認した直後さらにもう一枚のファイル。セキュリティのかけ方からしてこれまでのファイルよりぐっと重要な資料であることが見て取れる。
「で、中路中将が現場復帰直前に関わっていたプロジェクト。これに関わる人物が今どんどん姿を消している」
「――――――
「中路中将に始まり、合田直樹元北方第二作戦群司令官、風見恒樹元ウェーク島基地司令、鬼龍院彰久元大尉。そして―――――月刀航暉大佐」
「司令官さんが、風見大佐たちと交流があった、と言うことなのです?」
「ライ麦計画は日本国自衛海軍教育隊の士官教育プログラムの中の一つだ。ガトー、即ちカズはどうもこれの卒業生らしいんだ」
高峰はそう言うとライ麦計画のファイルに触れる。
「表面上は“限りなくグレーに近い黒”。中身は“限りなく純粋な黒”だ。優秀な人材の青田刈りを行って、エリート教育を受けさせ軍部にとって有能な人材を確保する。これだけなら白なんだが、洗脳に近い思想教育や実弾訓練、果てには実戦投入も行われたらしい。しかも幼少期の子どもも対象にする、ジュネーブ条約も真っ青の違法行為だ」
「完全に黒じゃねぇか」
「まぁ、それも深海棲艦登場後の特別徴兵法で合法化されたがな。今じゃ後方部隊と水上用自律駆動兵装運用士官に限り10歳以上が活躍できるような世も末な軍隊に成り下がった。カズはそのハシリ、言うなら合田正一郎大尉の先輩だな」
天龍の声に肩を竦めて答えた高峰がファイルを消した。
「そして、問題が一つ――――――これまで死亡したり殺人未遂になってたり失踪している人物の共通点として上がったのが全員一つの作戦に関わってたこと。その作戦が……」
「サンセット作戦、です」
言葉を青葉が継いだ。
「フィリピン内乱のきっかけになった作戦で、独立を訴えていたスールースルタン国が秘密裏に製造していた大量破壊兵器の製造工場の情報が全世界的にリークされたことに端を発します。フィリピン陸軍と多国籍軍の連合部隊が現場を押さえるまで続いたもので、フィリピンの内乱に多国籍軍が介入することになったきっかけの作戦です」
「それにライ麦計画関係者が何らかの形で関わっている。情報提供者として中路中将、支援護衛艦隊の指揮官として合田中将、実働部隊の一つを率いた鬼龍院大尉。DIHから派遣された風見大佐。そして、非公式に参加したと思われる、カズ」
高峰が視線を上げる。
「中路中将の自殺未遂や合田元中将の死が仕組まれた必然であり、カズの爆殺未遂が同一の目的で仕組まれたものだと仮定すると、そのすべての線はライ麦計画及びそのメンバーが参加したサンセット作戦に集約される。俺と青葉はこの線で探ってみるつもりだ」
高峰はそう言って全員を見回した。
「カズが戻ってくるためにはその身の安全を確保すること、即ち、犯人の炙り出しが必要だ。そのために動いていくが電たちにも協力を頼むかもしれん。その時はよろしく頼むよ」
「わかったのです!」
電が頷いたタイミングで警報が鳴った。
「なんだ?」
「デフコンが切り替えられました! デフコンⅢ“ラウンドハウス”発令!」
青葉の報告を示すように電脳にメッセージが叩き込まれる。
デフコン――危機管理の警戒度がデフコンⅣ“ダブルテイク”から一段階引き上げられたことになる。
「クェゼリン基地が襲撃、未確認種の深海棲艦によって基地を放棄って……おいおい」
「クェゼリンってウェークのご近所じゃねぇか」
天龍の声が険しくなった。
「……ヤバそうだぞ、これ」
高峰がホログラムを映し出した。
「敵艦隊―――――いや“敵艦”は優雅に北上中、ウェーク基地に一直線だ」
皆の背中が凍った。
「それで、CIROが今更俺にどうしろって言うんだ?」
マニラのぼろアパートの一室で浜地がそう言うと笹原が振り返った。
「国連海軍の方針だと日本国の貴重な人材がすり減らされる。それに危機感を持ったって訳よ。そして」
「公になる前にライ麦計画を抹消したい、だろ?」
「ご名答。聡明なあなたのことだから気がついてるでしょ。ライ麦計画の裏、そしてサンセット作戦で確保されたスールースルタン国の基地で何をしていたか」
浜地は黙る。彼が周囲に目を走らせたのを見て笹原が腰に手を当てた。
「安心していいよ。皐月ちゃんなら隣の部屋で文月が相手してるはず、聞かれることはない」
「……日本は、いや国連がスールースルタン国を利用したんだな?」
「そう言うことね。もっともフィリピン内乱は世界にとってはちょうどいい戦争になった。戦争の連続で荒れに荒れた世界規模の産業構造を修復するため、戦争による特需と、わかりやすい正義を必要としたんだよ。ちょうどベトナム戦争に韓国軍が軍を派遣したような構図、いや、湾岸戦争やイラク戦争の方が近いかな? 戦後の政権の正義を見せつけるための戦争。スールースルタン国は大量破壊兵器を作っている悪いやつらだ。だからみんなで剣を取って平和な世界を取り戻そう! 戦争で傷ついた人を助けるために、さぁ、みんなでパンを作ろう。……第二次世界大戦後の日本が朝鮮戦争の特需を起爆材に復活を遂げたように、韓国の漢江の奇跡のように、対スールースルタン戦線に加担した国々は驚異的な経済的復活を遂げた」
それを聞いた浜地は似合わない皮肉な笑みを浮かべた。
「それを仕組んだのはお前らガバメントの奴らだろう」
「そうね。否定しないわ。戦争を終わらせるためという名目で大量の武器を持ち込んで戦場を泥沼化させる。同時に大量の食品などの支援物資を送ることで一般産業を活性化させ、お金を回す。日本を中心に数か国がフィリピンの内乱を使い捨ての独立戦争にした」
酷い話よね? と笹原は笑った。
「そうやって東南アジアを利用してきたからこそ、今の日本は地位を占めている。だからこそ、この現状を変えなくちゃいけない」
「このシステムが公になった時のために、か?」
「そう。ライ麦計画はもう止めることのできないゲームになってしまった。だから本当に手を付けられなくなるまえに手綱を握らなければならない」
「ゲーム……だと?」
浜地の手が強張った。
「そのゲームのせいで何人死んでいった? そのゲームのせいでどれだけの子供たちが戦うことを強いられていると思ってるんだ?」
「だからこそ、だよ? 今止めないと次から次へと新しい子どもたちが戦争に送られる」
「……、やっぱりお前はいかれてる。笹原ゆう、お前は、ひとでなしのくそ野郎だ」
それを聞いた笹原は額に手を当てた。弾ける笑い声。彼女の首が触れ、顔は天井を向いた。
「いいね、いいねそれ! やっと本当のことを言ってくれる人がいたよ。そんな言葉を久しく聞いてなかった」
手がのけられて戻ってきた笑みはぞっとするような狂気に満ちた笑みだった。
「それなら止めて見ろ、このクソッタレな現実とこの軍隊を止めて見ろ、浜地賢一。お前にはそのためのピースを持っているはずだ」
「それが目標なんだろ?
「さぁね、私は工作員に過ぎない、その上の話になるから答えられない」
「……させねぇよそんなこと。そのシナリオは、止めて見せる」
そう言うと浜地は目を怒らせたまま続ける。
「そう。ならとっておきを用意しておくわね。で、とりあえず利害が一致する間は共闘関係と言うことでいいわね?」
「俺の手綱を握れると思うなよ」
「結構。じゃあ一つ目から行きましょう」
そう言うと笹原は笑みを崩さぬままに身を乗り出した。
「“ホールデン”のマスターファイル、あなた、どこに隠したの?」
やっとずっと張ってた伏線回収できるかもしれません。頑張ります。
航暉の所属部隊の設定、設定の原案は別の人なんです。kokonoSP先生にご協力を賜りましてその設定をアレンジして使わせていただいております。この場をお借りして感謝申し上げます。
kokonoSP先生の作品『艦隊これくしょん~明かされぬ物語~ URL:http://novel.syosetu.org/38920/』もぜひぜひ。
感想・意見・要望はお気軽にどうぞ。
次回から久々の! 超久々の正統派バトル回になるか!?
……ならない気がします。はい。
それでは次回お会いしましょう。