艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー   作:オーバードライヴ/ドクタークレフ

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プロットは投げ捨てるもの。

この作品のオリジナル艦娘登場です。
キャラクター原案は西向く侍さま、この場を借りましてお礼を申し上げます。

それでは、抜錨!


00000111 ウェーク・ウィークポイント PHASE2

 

 

「……もうすぐ到着か」

 

 ウェーク基地司令官室で司令官代理を務めている宮迫大佐がそう言った。懐中時計をしまい、後ろに控える少女に目を向ける。

 

「利根、咸臨丸の出迎えとアンローディングの指示をしろ」

「了解じゃ」

 

 利根は敬礼し、それから律動的な動きで部屋を出た。直後、走り出す。走りながら見た目には変わっていない基地を見る。それでも中身はだいぶ変わった。

トップがすげ変わったことで基地は若干の混乱を招いたものの、だいぶ落ち着いてきている。宮迫大佐は事なかれ主義が過ぎ、腰が重いが平時には至極優秀な司令官だ。基地所属の艦娘たちのある意味共通見解だった。なんだかんだで平時からぶっ倒れる寸前まで働いてしまう月刀航暉大佐よりも平時は安定して仕事をこなす。

 別の司令官の指揮下に入って利根は思う。

 

 やはり月刀司令の指揮は“特別”だ。

 

 航暉は艦娘の意見や感覚を重視し、それに合わせて作戦を切り替えたり部隊の配置を構成したりするなど、現場指向が強い指揮官だと言える。そして兵器として扱われる艦娘たちを認め、その上で十分に力を引き出す。自らが駒ではなく、大切にされているとわかるからこそ、ウェーク基地の艦娘たちは戦い、生きて帰ってきた。帰ってくれば居心地のいい基地で司令官が待っており、仲間と労い、バカもして、笑っていられる。それがこの基地の日常だった。

 その感覚に慣れていたことを宮迫司令代理になってからウェーク基地所属艦は強く思い知らされた。宮迫大佐はいわゆる普通の司令官だった。艦娘を兵器として扱い、それ以上の干渉を避ける普通の司令官だ。公私をしっかり分けているともいう。

 

 それが物寂しいとおもってしまうのはきっと贅沢なのだろう。

 

「ま、贅沢だと思っても恋しいものは恋しいのぉ……」

 

 今、航暉は行方不明の最中でありそれが遅効性の毒のように隊内を回っている。利根はそれを是正しなきゃいけない立場―――――第三分遣隊旗艦についているのだが、もしかしたら利根自身が一番毒されているかもしれないとなるとなかなかきついものだ。

 

「それでもなんとかしなきゃなのぅ……」

 

 これから入港する輸送船がその毒の打破のきっかけになってくれればいいのだが……。

 

「今回の荷物にはアレが入っておるからのぅ……!」

 

 クリスマスと年末年始のご祝辞を兼ねて嗜好品や注文品が乗せられているはずだ。それで少しは心を紛らわせたいところである。

 そんなことを考えていた利根の横に追いついて――――というより追い越す勢いで影が並ぶ。島風だ。

 

「ねぇ利根、そろそろ咸臨丸到着よね?」

「そうじゃ、さて出迎えるとしようかの。お主の妹も来るんじゃろ?」

「うん!」

 

 島風が全力疾走に入る。

 

「こ、こら、置いていくでない!」

「だって遅いんだもん!」

 

 12月24日、ウェーク基地は雪のないクリスマスイブを迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 入港が近づいてきて水上用自律駆動兵装搭載型ドック型輸送船“咸臨丸(かんりんまる)”の船内はばたついてきていた。入港と言っても寄港先の泊地に止めてもらって自慢のLCACで荷揚げになるだけなのだが。

 そんな時間だからか、そもそもここに用がある人は少ないからか、人気の無い艤装整備室の片隅で、島風に似た服装の黒髪の少女は“小さな砲台を模した自立機動ユニット”の一台に話しかけていた。

 

「エルフィーナ…私達とお別れするのが寂しいの?」

 

 ゆっくりと労うように自律砲台を磨き上げる彼女はゆっくりとつぶやいた。

 

「……うん。私も寂しいよ、生まれてから今日までずっと一緒に居たから、貴方を手放すのは凄く辛い」

 

 島風型の彼女にとって自律砲台は最強にして唯一の矛だ。自らの分身ともいえる。

 

「ねえ、お願いがあるの、私のかわりにお姉ちゃんを守ってくれないかな?」

 

 エルフィーナと呼ばれた自律砲台を抱きしめる。

 

「大丈夫だよ、お姉ちゃんの所にも貴方の兄弟が3人居るからね。……約束する、年に何回かこの船に乗って必ず遊びに行くよ。だから…その時まで……元気でいてね……」

 

 ドックの後方でサイレンが鳴っている。どうやら無事投錨し、荷下ろしにはいるらしい。

 

「それじゃ、いこっか、エルフィーナ」

 

 小さなその影を抱いて、彼女は立ち上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「水深が足りないからLCACでの荷揚げじゃな」

 

 利根はゆっくりと船速を落とす。咸臨丸の後部ハッチはすでに開いており、そこに速度と艦首の向きを合わせてゆっくりと進入する。

 

「輸送ご苦労様じゃ! ウェーク基地所属CA-TN01利根である!」

 

 ドックの中で声を張ると案外声が反響した。返事は頭上、LCACなどの出発管制をするキャットウォークから返ってきた。

 

「出迎えありがとう! 後方支援群第53輸送隊の坂本遊馬中佐だ。島風ならもう奥に入ってるよ」

「まったく、久々の再会なのはわかるんじゃがな……」

「姉妹ですから多めに見ませんか? 利根特務官」

「なら内密に頼むぞ?」

「もちろん」

 

 利根は奥のドライデッキに上がるとLCACを見上げた。そこに坂本と名乗った士官が下りてくる。中佐にしては若く、20代後半といったところか。

 

「それにしても……なかなかすごい量じゃのう……」

「年始の年賀もまとめての支給ですからね。それに、艤装研究開発実験団からの配備品も含まれてます」

「とりあえずLCAC一台分で収まるのかのぅ」

「重量の関係で先にスケジュールの分を下ろしてからプレゼント系を下ろします」

 

 基地の消耗品の定期輸送物資(スケジュール)からおろしていくらしい。

 

「了解じゃ。今日の夜はここで錨泊じゃったな? 時間は十分あるんじゃろう?」

「えぇ、少し主機の様子も見つつですね」

 

 その答えを聞いて利根は少し眉を顰めた。

 

「どこか悪いのか?」

「まぁ、気にしなくてもいい程度ですが、一通り」

「日頃の整備は重要じゃからな。さて先に言ったという島風はどこに行ったやら……おーい、島風!どこに……なんじゃそこにおったか」

 

 LCACの後ろで自律砲台を大量に侍らせた島風が手を振った。

 

「利根! 微風(そよかぜ)が連装砲ちゃんひとり私に預けてくれるって!」

「ほう、そりゃよかったのぅ。連装砲ちゃんもこれでゆとりをもって運用できるのぅ」

「うん!」

 

 島風が自律砲台――――連装砲ちゃんを抱きしめる。その横では島風より少し小柄な少女が立っていた。黒い髪に白の猫耳、ちょうど島風の色合いを反転させたような姿のその少女は嬉しそうに島風を見ていた。

 

「微風と言ったかの? 吾輩からも礼を言うぞ」

「あ、申し遅れました。極東方面隊後方支援部艤装研究開発実験団所属、DD-SK02”微風”です!」

「うむ、中部太平洋第一作戦群第三分遣隊旗艦代理、CA-TN01“利根”である。微風は島風の妹さんなんじゃったな?」

「うんっ! あ……はい!」

「そんな堅苦しくせんでもよいぞ。ここはみんな仲が良いし、艦娘同士は平等じゃ」

「わかりました!」

「ねぇ微風、早くかけっこしようよ~」

「だから全部荷揚げが済んだらって言ってるじゃない」

「え~」

 

 そんなやり取りを聞きながら利根は笑った。

 

「なんじゃ、どっちがお姉ちゃんかわからんのぉ」

「そう言う利根も筑摩とどっちがお姉ちゃんかわからないじゃない」

「そ、そんなことないぞ。筑摩よりは少しだけじゃがお姉ちゃんじゃからな……?」

「目が泳いでちゃ説得力なーい!」

「な、島風っ!」

 

 利根が実力行使をしようとすると持前の早さで逃げる島風。そこに三機の連装砲ちゃんがついていく。

 

「ほら、エルフィーナ!」

 

 島風に呼ばれてもう一機ついていった。それを見て微風はくすりと笑った。

 

「お姉ちゃんなら、大丈夫よね」

 

 追いかける利根の背中と島風に寄り添う4人の騎士。

 

「エルフィーナ泣かせたら、いくらお姉ちゃんでも許さないからね?」

 

 微風はゆっくりと周りを見回した。

 

「アル、バーニィ、キャロ、ドーファン、追いかけるよ!」

 

 二人の後を追って走り出す。口には笑みが浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日の夜。

 

 龍田主催で睦月型ファッションショーが繰り広げられたり輸送隊が持ってきてくれたアイスクリームケーキが振る舞われたりと談話室ではゆったりとした時間が過ぎていく。輸送隊の出発は明日になるので今日は微風も一緒だ。

 

「微風ちゃんが輸送隊に出向になってるとはねぇ」

「フリップナイトシステムを使った輸送船護衛の先行配備です。これが上手くいけば輸送の安全性がグンと高くなります。お姉ちゃんみたいに攻略戦だけじゃなくて防衛もこれで何とかなるんじゃないかなって」

「でも輸送船の速度で動き続けるのも結構退屈だよぉ……」

 

 艤装研究開発実験団で面識のある大鳳島風微風の三人が盛り上がる中、横に響がやってきた。

 

「ってことはあの船に乗ってる艦娘は微風ひとりなのかい?」

「うん。でも寂しくないよ? アルたちもいるし」

 

 部屋の隅では8基の自律砲台が戯れている。

 

「……どれがどれだか区別がつかなくなりそうだ」

「え、響ひどーい。私たちはすぐに区別つくよ」

 

 ねー? と笑いあう島風型二人。

 

「チーム微風みんな整列~」

「島風組のみんなも!」

「島風組ってなんとなく組関係でヤクザなお仕事してそう」

「してないよっ!」

 

 響のコメントに島風が即ツッコミを入れる間にも連装砲ちゃんがトコトコかけてくる。4基ずつのグループに分かれ整列した。

 

「響いーい? 左からウルファイス、ケイ、ルーカン、そして今日加わったエルフィーナ!」

「こっちからアルフォンス、バーニィ、キャロル、ドーファンね!」

 

 島風と微風の説明を聞いてもあんまりわからない響だがとりあえず頷いておく。

 そのタイミングで着替え終わったお姫様コスの睦月が顔を真っ赤にして出てきて場がわいた。そっちに響は逃げることで島風の「じゃぁこの子は誰でしょう?」という質問をスルーする。

 

「うー、少し恥ずかしいかにゃーん」

「ハロウィンの時……弥生も着せられたから……お返し」

「あれほとんど如月のせいだよ? なんで私なの?」

「如月にやると……あとが怖い」

 

 そのコメントに如月以外のメンバーが噴き出した。当の如月は不満顔だ。

 

「ちょっとー。さすがにそれは無いんじゃない?」

「その反応が怖いんだよ如月ねーちゃん」

 

 望月があくびをしながらそう言った。そんな中で暁はばれないように溜息をついた。

 

「……みんな無理してる」

「仕方がないさ」

「……戻ってきたんだ、響」

「連装砲ちゃんの見分けテストなんてしたら自信がないからね」

 

 隣に腰掛けた響がそっと暁の方を盗み見た。

 

「司令官が行方不明なんだ、無理にでも明るくしないとみんな狂ってしまう」

「……わかってるわよ。でも、やっぱり見てるとつらいよ」

「うん。こればっかりは司令官が早く戻ってくれることを祈るしかない。きっと雷も一緒に帰ってくるさ」

「わかってる……わよ」

 

 暁はそう言うと目線を落とした。

 

「電も頑張ってる、天龍さんもあっちに合流した。あたしたちにできることはここの基地を守ること」

「そうだね。帰ってくる場所を守ることだ」

「わかってるわよ。だから、だから不甲斐ないんじゃない」

「うん」

 

 この基地、正確にはここの基地で過ごした時間は大切で何事にも代え難いものだ。暁にとってもそうだ。なら電にとってもそのはずだ。そしてそこには司令官がいなければならない。だからこそ、司令官が帰ってくるまでここを守らなければならない。それは万が一に備えて準備をし、待ち続けるということだ。

 

 それがもどかしくて堪らない。

 

「大丈夫、きっと帰ってくる」

「わかってる。司令官は死んでないし、雷たちを見捨てたりしない。帰ってくる」

「うん」

 

 響がそう返したとき、警報が鳴った。第二種警戒態勢、コンディションオレンジ。

 

「デフコンが切り替えられたようじゃな」

 

 利根の声が一気に硬質になる。周りの空気も一気に張った。その切り替えに微風は追いつけなかった。

 

「大丈夫微風、お姉ちゃんたちに任せて」

 

 島風が笑う。それに微風は僅かに頷くしかできなかった。

 微風にはまともな実戦の経験がなかった。部隊での戦闘も実験団の模擬戦でしか経験していない。心拍数が上がるのを感じていた。そっと隣を見ると島風は特段緊張した様子もなく様子を見ていた。

 

 あぁ、やっぱりお姉ちゃんはお姉ちゃんだ。頼りになる。

 

「出撃用意だけはしといてほしい、吾輩は司令代理に指示を仰いでくるぞ」

 

 利根が出ていった。聖夜に戦いの足音は急速に忍び寄っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵は一隻? 高々一隻のせいでクェゼリンが壊滅したのか?」

「正確には“捕捉できたのが一隻”だ。一隻で艦載機最低120と雷撃と戦艦並みの火砲なんて持ってたら世界がひっくり返るぞ。間違いなくバックに別働隊がいる」

 

 高峰はオフィスのデスクでキーを叩いていた。その後ろには電に天龍が控えている。青葉は高峰の指示で極東方面隊総司令部に向かっているところだ。

 

「捕捉されずに動ける別働隊?」

「それも正規空母二隻分の艦載機をもつ機動部隊だ。そうじゃないと話が合わない。潜水空母という可能性もあるが、そうなれば水面下に3桁近い潜水艦が潜むことになるさすがにありえんだろう」

「雷撃は? 応戦に出たチームは何も捉えられなかったんだろ?戦艦一隻以外」

「大型戦艦と思しき未確認種だがな。雷撃はそれこそ潜水艦だ。水温乖離層(サーモクライン)の裏にでも隠れてた可能性がある。もしくは戦艦の真下にコバンザメみたいに張り付いてるか……」

 

 高峰はそういいながらキーを叩き続け、データを呼び出した。

 

「よし。リアルタイムアクセス認可出た。中部太平洋の現状、出すぞ」

 

 高峰がそう言って立体ホロを立ち上げる。そこに現れたのは海図だ。

 

「クェゼリン基地放棄から2時間半、中央戦術コンピュータ(CTC)の情報を信じるなら敵パッケージは5時間後、明日の0345JSTにウェーク基地に到達する。ウェーク基地はちょうど夜明け、航空戦が発生する時間帯だ」

「最悪じゃねぇか。120機を龍鳳と大鳳の艦戦だけで捌かなきゃいけねぇのか。司令官がいれば余裕だろうが現状だと相当骨が折れるぞ」

「二航戦の飛龍さんたちに応援は頼めないのです?」

 

 その声は電だ。

 

「ダメだ。グアムからじゃ夜明けに間に合わない」

「ティルトローターでの空輸はどうだ?」

 

 間髪入れず聞き返したのは天龍だ。高峰がキーを叩く。

 

「上層部でも審議中だが……テニアンの稼働機が今、南北アメリカ方面隊の南アメリカ難民移送作戦の応援に駆り出されてて、ほとんど残ってない。動けるのはクリリスクと旅順、香港と台湾。……横須賀で赤城達を拾うにしても、グアムで飛龍たちを拾うにしても途中で燃料補給がいる。ホットフューエリングをするにしてもそんなことしてる間に夜が明けるぞ。大型ヘリは動かせるが航続距離が足らんし、アイランドホッピングで飛ばしてたらそれこそ間に合わねぇ」

「なにもティルトだけが空輸じゃないだろう。どこかの輸送機すぐに使えないか? ウェークの滑走路使えるなら下りれるはずだ」

「無防備な輸送機を護衛なしでは飛ばせない。国連空軍の返事次第になるだろうが、国連海軍はまだ要請を出してないみたいだ。今から連携をとるのはほぼ無理だ」

「……つまり増援はなしってことか」

 

 天龍の声に高峰は頷いた。そして手が止まる。

 

「……どうしたのです?」

「上層部から緊急作戦が下命された。オペレーション・エキソドス発令。エニウェトク・マジュロ・ウチリックの各基地に撤退命令。ウェークに出撃要請だ」

「哨戒線の南半分を放棄する気か?」

「だろうな。おそらくウェーク島基地の撤退も視野に入れてるはずだ。ルートによってはウェーク島基地だって孤立しかねん」

「そんな……」

 

 電はそう言って胸元で手を組んだ。その肩を軽く叩くのは天龍である。

 

「お前の部下たちは優秀だろ? 信じてやろうぜ?」

 

 電は上の空のまま頷いた。

 

「大丈夫だ。電、お前のお姉ちゃんたちを信じてやれ」

 

 接触予定まで残り4時間45分少々。極東方面隊の眠れない夜が始まった。

 

 

 




はい、島風型2番艦、微風の登場です。
この艦めちゃくちゃなキーキャラクターになりそうで怖いです。週末ほぼ丸々使ってプロットの練り直ししたら面白い具合にシーンに絡んできてそれはもう。
西向く侍さまには改めて感謝申し上げます。


感想・意見・要望はお気軽にどうぞ。
次回はウェーク基地メイン。ここの所ずっと司令官サイドだったので艦娘たちに頑張ってもらいます。
そして久々の艦これらしいファイトになるか。
勘のいい提督の皆様なら敵の見当がついてるのではないかと……そう、ヤツです。

それでは次回お会いしましょう。

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