艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー   作:オーバードライヴ/ドクタークレフ

85 / 159
決戦前夜、やっぱり司令部のターン!
艦娘に頑張ってもらいます宣言はどこに行ったやら……
それでも、抜錨!


00001000 ウェーク・ウィークポイント PHASE3

 

 

 

 

「咸臨丸が動けないってどういうこと?」

 

 戦闘準備が整えられていく中、微風の声が聞こえる。横で用意を進めていた島風が振り返った。

 

「どうしたの?」

「咸臨丸の第一エンジンの整備に入っててエンジンを完全に落としてたんだって。暖気も含めて動けるようになるまでに2時間かかるって……」

「……二時間も待ってたら戦闘に巻き込まれるわよ」

「ど、どうしよう……」

「とりあえず司令代理に指示を仰ぐよ。微風は出撃用意を続けてて、私の連装砲ちゃんもお願い」

「え、無線で済むんじゃないの?」

 

 島風の分の自律砲台を押し付けられた微風が怪訝な声を上げると、島風は苦笑いだ。

 

「うちの司令代理は直接いかないと動いてくれないの」

「そうなの?」

「うん、うちの提督なら判断早いんだけどね……」

「提督?」

「うん、月刀航暉大佐ね。今どこにいるやら……」

 

 島風はそう言って司令室に向けて足を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガトー坊や、軍の方が慌ただしくなってるみたいだよ」

 

 そう呼びかけられて航暉はのっそりと動き出した。もう夜半といって差し支えない時間帯。椅子に座って銃を抱くようにして仮眠をとっていた航暉だがすでに意識は覚醒していた、視聴覚センサー内蔵のグラスデバイスを外すとベッドで横になり寝息を立てている雷を振り返ってから扉を閉める。

 

「そんな防犯グラス(スリープレスアイ)なんて使ってさ、ここはフィリピンのジャングルじゃないんだよ? そんなに寝首をかかれるのが怖い?」

「ここだからこそだ、スキュラ」

 

 光度や赤外線の変化、一定距離内の空間の揺れを感知し電脳に直接警告を転送する防犯グラスを胸ポケットに差しながら航暉は笑う。

 廊下は仄暗いコンクリート一色だ。電気屋のバックヤードだったらしいが今はがらんとしている。

 

「この面子を信頼しているわけじゃねぇ。で、要件は何だ?」

「3時間前、軍のデフコンが切り替えられた。ワンランクアップでラウンドハウスだ」

「スキュラにしては情報が遅すぎるな。何してた?」

「アンタに教える必要もないんだけどね、ガトー坊や。リスク計算してたら遅くなったのさ。新種の深海棲艦がウェーク基地に向かってる。捕捉できてるのは一隻だそうだ。その一隻がクェゼリンを壊滅させた」

 

 航暉はそれを聞いて目を見開き、すぐに伏せた。

 

「で、俺に今から軍に戻れとでもいうつもりか?」

「そんなことしたらこっちの努力が水の泡だ。だから無理」

 

 雷よりも小柄なその少女は葉巻を取り出すとシガーカッターで吸い口を切る。

 

「でも、無視させるのもあれだと思ってね。私の手元には艦隊へ連絡を付けるための鍵がある。裏口(バックドア)の鍵だ。それを使えばあんたはウェーク基地の艦隊に割り込める。バックドア、使ってみるかい?」

 

 スキュラはそう言うとジッポライターに火をつける。整った顔が橙に揺れ、すぐに暗い色に戻った。

 

「……大切な仲間だったらしいじゃないか」

「死なせたくねぇと思う程度にはな」

 

 そう言った笑みは暗く沈み込んでいた。それを見てカカカと笑うスキュラ。

 

「仲間は否定しないか」

「仲間だって言ってくれるガキを否定できるほど強くないさ」

「いや。それは違うねガトー坊や」

 

 スキュラの目がすっと細くなった。

 

「そろそろ自分を騙すのをやめるべきだ。そして贖罪としてその子たちと付き合うこともやめるべきだ」

「贖罪? 何のことだ?」

「覚えはないかい?」

 

 そう聞くとスキュラは笑みをひっこめた。冷たい目が彼を射ぬく。

 

 

 

「あんた、ライちゃんの記憶、書き換えたね?」

 

 

 

 それを境に沈黙が下りる。重い重い沈黙だった。

 

「……沈黙もまた答え。ライちゃんが電脳クラッキングを受けた時とあんたの記憶に齟齬がある。雷はただ真っ白な空間に放り出されたと記憶していた」

「雷の記憶を読んだのか?」

 

 それが私の仕事だからね。とスキュラは笑う。

 

「妖怪スキュラの名は伊達じゃないわよ。そして、あんたの記憶も見せてもらった。恐ろしくノイズが多かったけどね」

「……どこから枝をつけやがった?」

「それを言ったら商売上がったりだもの。言うわけないわ」

 

 やはり笑みを浮かべてスキュラ。その瞳の色だけがどんどん暗く落ちていく。

 

「ライちゃんの記憶のかけらを元にその時の雷の視界情報を復元した。……書き換えたくなる気持ちもわかるわよ?」

 

 そこで紫煙を深く吸い込んだスキュラは煙と一緒に答えを吐きだした。

 

「あれはサンセット作戦の時の風景だものね。あんたがノウェムを去るきっかけになった」

「……あぁ」

「なぜ書き換えた?」

「……あの記憶を雷に植え付けるべきじゃない。あのジャングルの風景を、あの饐えた臭いを、あの火薬の味を植え付けるべきじゃない」

 

 そう言うと航暉は背中を壁に預けた。スキュラは彼に向き合ってその顔を覗きこむ。

 

「スールースルタン国の大量破壊兵器密造工場襲撃作戦。……まだ夢に見るんだろう? そこの兵器と戦った記憶がリフレインする」

「兵器……だと?」

「兵器さ。自走爆弾、忘れたかい?」

「いや……」

 

 航暉はそう言うと頭を押さえた。

 

「……吸うかい?」

「……禁煙したはずなんだが、な」

 

 自分で巻いたらしい葉巻をもらうと、航暉はゆっくりと口を付ける。スキュラがライターの火を差し出した。

 

「――――――久々の煙草のはずがちっとも旨くねぇ」

「そうかい。ならその一本でやめときな。体に毒だ」

 

 スキュラはそう言って二本目の葉巻に手を伸ばす。航暉は葉巻を右手に持ってその煙を眺めていた。

 

「ライちゃんの記憶とあんたの記憶からアンタの部下の情報を抽出させてもらった。電とかいう子にご執心じゃないか。何があった?」

「……さぁな。理由なんているか?」

「今回は必要だ。答えろ」

「……さぁな」

「正解は理由がないんじゃない。理由が消された。そうだね?」

 

 スキュラの問いに航暉は答えられない。

 

「……何を言っているんだ? 何を言いたいんだ?」

 

 溜息が、一つ。

 

「本当にわからないのかい。――――――しかたがないね。アプローチを変えようか」

 

 スキュラはそう言うと目を伏せた。仄明るく光る葉巻の火が暗闇に消える。

 

「生まれた町の記憶、軍属の記憶、家族の記憶、私達との記憶、電との記憶、雷との記憶。……あんた、今どこまで思い出せる?」

「いったい何をした……いん、だ?」

 

 反論しようとした時に脳にノイズが走った。

 

「え……?」

「思い出せ。”お前は誰だ?”」

 

 かくんと膝から力が抜けた。ただ指の間で燃えていただけの葉巻がコンクリートの床に落ちる。電脳通信が強制的にオープンになる。視界に警告文がちらついた。――――――電脳ウィルス感知。

 

「スキュラ、き、さま……葉巻に……!」

「思い出せ。”なぜ電に執着する?”」

 

 分散型ウィルスの合体が進む。処理速度が追従しない。筋肉が引きつるように痙攣した。

 溶け落ちていく意識の間に葉巻の匂いが漂う。この葉巻がウィルスの発動キーだった。いつ、どこで仕込まれた? 電脳ウィルスなんていつ感染した?

 そんな記憶、どこにもないのに。

 

「く、あ、ああ、あ……!」

「思い出せ。”サンセット作戦でなにがあった?”」

「あ、あああああああああああああああああああっ!」

 

 

 

 ごめんな、すぐ帰ってくるから。ちゃんといい子にしてろよ?

 やだ、いかないで。置いてかないで。

 そうだ、帰ってきたら一緒にソフトクリームを食べに行こう

 ソフトクリーム?

 好きだったろ? 牛乳ソフト

 うん。……うん

 あたしも!

 わかったわかった、三人で行こう。俺が帰ってくるまでいい子にしてろよ?

 うん!……やくそく

 やくそく!

 やくそくだ

 

 

 

 

――――――暗転。

 

 

 

 

 本日午前10時半ごろ、砺波ジャンクションで発生した化学薬品運搬車と自家用車の衝突事故により子ども2名を含む―――――――

 

 

 

 

 

――――――暗転。

 

 

 

 

 こんな子に爆弾持たせて突っ込ませるなんて、どうかしてる。ガトー。お前は悪くない。悪くないんだ。

 この子も泣いてた、泣いてたんだ。それを、撃ち殺したんだ。恨んでくれよ。せめて罵ってくれよ。なんで、なんでこの子は笑って死んでるんだよ!

 

 

 

 

――――――暗転。

 

 

 

 

 本日付で第551水雷戦隊に配属となります、登録コード“DD-AK04”駆逐艦“電”です!ど、どうかよろしくお願いいたします。

 君は――――――

 

 

 

 

――――――暗転。

 

 

 

 いなづまに理由をください。司令官さんを守るんだって言わせてください。この部隊を守るんだって言わせてください。司令官さんをいなづまの戦う理由にさせてください。

 

 

 

 

――――――暗転。

 

 

 

 

 生きていないというのなら、俺をモノだというのなら、艦娘はモノだな! それを生きてるように扱うお前は人形遊びに興ずる狂人って訳だ!

 

 

 

 

――――――ごめんね、ありがとうなのです」

 

 

 

 

 

 

 

 あの子は誰だ?

 俺は誰だ?

 どこまでが俺のキオクダ?

 コノキオクハダレノキオクダ?

 

 

 

 

 

 

 ノイズが重なり、視界すら浸食していく。

 

「ガトー、あんたは気がついていたはずだ。記憶の不整合性、そして消されている事実に気がついていた。そしてその自分をなかったことにされた」

「……お れは……」

「気がついたかい?」

「スキュラ、いつからだ?」

「なにがだい?」

「いつから、間違ってたんだ?」

「それはシステムが? あんたが?」

 

 揺らぐ視界に少女の靴が見える。上から降ってくる声に航暉はうなだれる。

 

「自分の面が曲がっているのに、鏡を責めてなんになる」

「……鏡は悟りの具にあらず、迷ひの具なり。一たび見て悟らんも、二たび見、三たび見るに及びて、少しづヽ、少しづヽ、迷はされ行くなり……か」

「ガトー、あんたはライ麦計画――――その先のプロジェクトに従ったまでだ。否、従わされたまでだ。その結果、内面は醜いまでにそれと酷似した。違うな。そうなるようにコーディネートされた。それが今の悪夢の根源だ」

 

 航暉は答えない。

 

「あんたにはそれを止めることもできる。同時に世界に喧嘩を売った反逆者になるがね」

「……それでもやらなきゃ、俺たちは永遠にこのままだ」

「そう、ならガトー。もう一度聞こう。デフコンが切り替えられ、ウェーク基地に危機が迫っている。バックドア、使うかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「咸臨丸が出港できるまであと1時間40分、接敵まで約2時間……」

 

 宮迫大佐は目を伏せる。デスクを挟んで利根と島風が立っていた。

 

「司令代理、ここは一度引くべきじゃと吾輩は思うぞ」

「ここの基地を捨てると言うことか?」

「そうじゃ。幸い咸臨丸は動ける。なら基地の人員をそちらに移してしまうべきじゃと思う。咸臨丸を守りつつウェーク基地を守るというのは実質的に不可能じゃ。なら全員が生き残る道を模索するべきじゃ」

 

 利根の言葉に明らかに眉を顰める宮迫大佐。島風はただ澄ましてよこに立っているだけだ。

 

「……しかし、そんな命令受けていない」

「命令がなければできないほどの立場なのかのう? 基地司令と艦隊司令を代理とはいえ引継ぐ宮迫大佐ならばその権限があるはずじゃ」

「その責任を取るのは誰だと思ってる」

「宮迫大佐じゃろう? 生憎、吾輩たち水上用自律駆動兵装は人として認められてないみたいじゃからの」

 

 さらっと言い切って利根は皮肉な笑みを浮かべた。その笑みに苦りきった顔をする目の前の司令代理に言葉を続ける。

 

「551は今対潜重視で待機、龍鳳は艦戦専用艦(ファイターキャリアー)として艦載機の入れ替えを行っておる。ウェーク基地全部を守り切るよりも輸送船一隻を守り切る方が容易い。全員が生き残ること、吾輩たち艦隊が洋上に健常であることが敵にとって一番の脅威であるはずじゃ。ならば基地を放棄し防衛戦を一時的に引き下げ押し返せばよい。幸いこの辺りに鉱山もないことじゃし死守する目的も薄いじゃろう」

「その判断は上がすることだ。現場は黙ってそれに従うだけだ」

「その現場を率いるお主にはそれを聞いてくる義務があるじゃろう?」

 

 笑みはあくまで冷めたまま、互いの目を睨む。

 

「とりあえず出撃態勢で待機だ」

「その判断の遅さが命取りにならなきゃいいがのぅ……」

 

 利根はそう言うと背を向けた。島風もあとに続く。

 司令室から出ると何かを蹴る音が聞こえた。

 

「そのデスクは司令代理のものじゃないんじゃがのう……」

 

 出撃ドッグに足を向けつつ利根はそう嘆いた。

 

「利根」

「わかっておる。わかっておるとも。今のままじゃ防衛すらままならん。宮迫大佐に従うだけじゃ、ここも火の海に沈み、咸臨丸も水底じゃろう」

 

 利根はそう言ってから笑った。

 

「島風、反逆者になる覚悟はあるかの?」

 

 目の前にぽっかりと暗く沈み込む穴、これを下れば出撃ドック直行だ。

 

「微風を沈ませるわけにはいかないからね。……でも、艤装はどうするの?」

「勿論正規の手段で持ち出すつもりじゃ」

「……伊波少尉を脅すのは正規の手段に入るの?」

「脅すなんて人聞きの悪い。交渉と言え」

 

 利根はそう言うと急な滑り台のようなシューターに足を突っ込んだ。そのまま体を振り入れる。下るとすぐに脇に避けた。上から島風が下りてくるだろうからだ。

 

「それで、シューターの出入り口に揃って何をしてのかのぅ?」

「利根姉さんの考えることぐらいお見通しですからね。何時間一緒に戦ってきたとおもってるんですか」

 

 筑摩はそう言って腕を組んだ。その後ろには大鳳や龍鳳、龍田、阿武隈が見える。そこに滑り降りてきた島風がおぅっ!?と驚いた声を上げる。

 

「駆逐艦たちから伝言よ~。“総員出撃準備良し、合図を待つ”」

「伝言をよこしたのは響か?」

「残念でした~。睦月ちゃんです。意外とあの子ノリノリよ~?」

 

 龍田が答えれば利根が笑う。利根が龍田に向かって企み顔を向けると似た笑みを龍田が返した。

 

「伊波少尉と六波羅医務長にはもう許可を取り付けました~。機密書類(ハードコピー)の処理についてはまだですが、人員の避難だけなら咸臨丸出港までに終わらせられるわよ~」

「咸臨丸の方は今用意してます。出港可能時間修正-13分で0532WAKTを予定。坂本中佐は今作戦を承認済み」

「伊波少尉の指示で艦娘用の武装キャニスターの積み込みを開始してます。作業終了まで後35分」

「医務隊はすでに移乗を完了、いつでも動けるとの連絡を受けてます」

 

 大鳳が、阿武隈が、龍鳳が続く。

 

「もしかして……用意してた?」

「こうなりそうな予感はあったからの。デフコンが切り替えられた後からちょこちょこっとな」

「……それで、どうする気です? 利根姉さん、いいえ。第三分遣隊旗艦代理、利根」

 

 筑摩の声に利根は高らかに笑った。

 

「全く、吾輩も大馬鹿じゃと思ったが、皆変わらんか」

「基地を守りたいのも本当だけど、みんなが死んだら意味ないもん。それに、あの子が迎えに来るまで阿武隈は死ねないんです」

「何を今更、って答えるべきですかね?」

「電ちゃんたちが帰ってくるまで誰一人欠けてはいけないんですから」

 

 そんな声を聴いて龍田が笑う。

 

「私達は月刀艦隊よ~。月刀司令が死んでおらず、まだ指揮権が月刀司令にあり、解隊されていない以上、私達は月刀艦隊の所属艦。そしてあの人は……」

「吾輩たちを信じ、吾輩たちの誰一人として沈むことを許さなかった」

「そう。だから私達の達すべき目標はただ一つよ」

 

 皆の顔には笑みが浮かぶ。

 

 

「――――――誰一人死なずに生きて帰ること」

 

 

 皆の声が重なった。

 

「全員いかれとるのぅ。吾輩たちは兵器じゃ、上官の命令に愚直に従うだけの機械じゃったはずなのに」

「利根姉さんがそれを言いますか? 前から結構反発してたじゃないですか」

「うむ。でもな、正直提督を失うのはちと惜しい」

「それは同感ね~」

 

 龍田が返したタイミングで利根は踵を鳴らす。全員が姿勢を直した。

 

「月刀艦隊旗艦として通達。吾輩たちの目の前まで未確認種を含む敵艦隊が迫っておる。吾輩たち532戦隊と龍田たち538水雷戦隊は前進待機、535航空戦隊と551水雷戦隊は泊地待機。敵航空隊の存在が確認されておる。対空警戒を厳とせよ。――――――主不在の艦隊と言えど、最強の艦隊であると自負しとるつもりじゃ。全員生きて帰って提督から存分に褒めてもらおうぞ!」

 

 利根の最後の宣言に噴き出しながらも皆が敬礼の姿勢をとる。敵はもうすぐそこに迫っていた。

 

 

 

 




そろそろ艦娘がどんな存在かわかってきた方もいらっしゃると思います。
これまでの登場人物で一番歪んでいるのはきっと……。

感想・意見・要望はお気軽にどうぞ。
次回こそ戦闘回、第三分遣隊の活躍に乞うご期待!

それでは次回お会いしましょう。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。