シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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第一話「原作開始前夜」

ドーモ、ミナサン。私は「鏡音隼人」転生者やってます。

しかも、何故か割とハードと思われる『戦姫絶唱シンフォギア』の世界に転生したものだからさぁ大変。

俺自身が転生者であることを自覚したのは2年前。『私立リディアン音楽院』に教員として採用が決まったとの時を同じくして参加した人気アイドルユニット『ツヴァイウイング』のライブ開催時に起きた惨劇の時である。

唐突に発生した「ノイズ」の襲撃で死を覚悟した俺の前に「それ」は唐突に出現した。

生前に滅茶苦茶やりこんだゲーム『電脳戦機バーチャロン』のディスク。

それが目の前に現れ俺に『聖詠』・・・いや『起動』を促す。

『Virtuaroid System SetUp』

「こりゃシンフォギアというか『なのは』じゃないですかねぇ?」などと言ってもどうにもならないことを考えていると目の前に昔懐かしいバーチャロイドの3Dのホログラフアイコンが俺を囲むように円形に展開する。

火力が欲しいと思ったのか俺は重装甲で大火力の「ライデン 512 E2」を選択した。

実弾バズーカとレーザービームを主体とする機体である。

選択した途端にホログラフが3M程に巨大化して俺を包み込み実体化する。

原作のシンフォギア同様に歌を歌う必要があるようだが、俺自身が完全にバーチャロイドに覆われているた為に歌声が外に漏れることは無いらしい。

これは俺個人としてはありがたい。到底原作メンバーの歌唱力に叶わないからである。こんな歌を放送したら炎上やら円盤の売り上げダウン確実である。

かくして突如手にした力で力で俺は戦った。

幸いな事にライデンの攻撃は「ノイズ」に通じた訳だが、現実はアニメの様には上手くいかなかった。

「ノイズ」を破壊して進路を確保して手招きしてもパニックに陥った人は聞く耳を持たなかったり新手の「ノイズ」と勘違いされて逃げられたりと散々であった。

後に知ったことだが他の場所も同じような感じだったらしい。「ノイズ」に直接やられた人よりパニックによる要因で犠牲になった人の方が多かったのである。

10万人規模の会場でこんな事態になれば致し方ない事なのかもしれない。もっとも当時も今も中々割り切れない気持ちはある。

その罪滅ぼしか力ある故の偽善かは自分でも判断しかねるけが、かれこれ2年ほど昼は教師、夜は町を守る正義のロボット『ライデン』として活動させてもらっている。

よほどの事がない限り定時で帰れるホワイト学校万歳である。

ちなみにライデン以外のバーチャロイドを纏う事もできるのだが、今のところその他のバーチャロイドの特性が必要な相手は出てきていないからライデン一択で通している。

 

所でここまで聞いた皆さんには共通した意見があると思われる。

「なぜもっと原作に介入しない?」

「なぜライブ会場で●×を助けなかった?」

「なぜ●●課と接触しない?」

etcetc

皆様の意見はごもっともなのだが、転生者であることを自覚したとは言ったが「原作を覚えている」とは言っていない。

そう、原作を見ていないはずはないが殆ど記憶が無いかおぼろげなのである。

なんとなく「シンフォギア」奏者は一人じゃなかった気がするが俺が確認できている奏者はただ一人。

自分が入って来たことで捻じ曲がった結果なのか、よく似たパラレルワールドなのかの判断すら出来ない現状である。

しかも戦闘終わるとライデン・・・というかこのシステムは俺を勝手に家の近くに転送してしまうのである。

原作開始まで余計なことをするなと言われているようである。

「原作開始タイミング何時じゃぁぁぁぁ!!!」

装甲の中で誰にも聞こえる事のない文句を叫びながら今日も俺はバズーカとレーザーを眼前のノイズの群れに叩き込む。

その日が明日ということも知らずに。




勢いで書いてしまいました(汗
続けられたら良いなぁ
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