シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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第十四話 迷い猫捕獲(`・ω・´)

「はーなーせー!!」

『フハハハハハ。ライDの最大チャージした電磁ネットから逃げられると思うなよ。』

『なにするものぞ。シンフォギアァァァ!!』と脳内で叫びながら、雨降る街の空中を疾走する。

「雪音クリス」に接触を試みようとする弦十郎さんに同行し、原作と同じアパートの屋上でD型ライデンでスタンバイ。

原作通り、マンションから飛び出した彼女を一瞬で捕獲した次第である。

というか捕獲してから気になる点が一つ。

『あれ?コンビニ袋の膨らみ変わって無くね?』

お弁当二つに飲み物も入れてたから、どう切りつめても減ってそうなものだけど見た感じ昨日渡してから体積が変わっていないように見える。

適当なビルの屋上に着地して検分する。

『いやいやいや!昨日の昼から弁当半分とカロリーメイトだけって切り詰め過ぎでしょーよ』

「う、うるせーな!私が得た報酬なんだからどう食べようが勝手だろうが。昔はもっと食べれない時だってあったんだから問題ねーよ。」

既にギアを解除してる彼女はそんな強がりを言うが、『ぐー』とお腹の鳴る音が静かな屋上に響く。これは説得より前にやらねばならん事が出来た。

『よし、行き先を変えるぞ』

「変えるも何も元々の行き先も知らねーんだよ!!何処に連れて行く気だ!?」

『タダ飯食える所♪』

~~自衛隊 対ノイズ特務部隊訓練所~~

訪れたのは『自衛隊 対ノイズ特務部隊訓練所』。文字通り対ノイズに駆り出されるエリート部隊である。

二課に入って以降、リアルな標的を使った訓練や破壊力のある技の演習を行う為に俺がお世話になっている部隊だ。

『お頭ぁ!かくかくしかじかな事がありまして、この娘にご飯をたくさん食べさせてやりたいんです』

「なんてこった・・・こんな寒空の下で暖房もない部屋で毛布一枚とか考えられねぇ・・・野郎ども!訓練を切り上げてこのお嬢ちゃんを腹いっぱいにさせてやれぇぇ!!」

『喜んでぇぇ!!』

隊長の「尾頭」さんは証拠品のコンビニ袋と俺の説明を見ると即座に部下に指示を出してご飯の準備に取り掛かってくれたのは良いのだが・・・・

「お前ら私を何だと思ってやがる!!幾ら腹ペコでもこんなに食えるかー--!!!」

山盛りご飯に、肉、魚、野菜のバランス取れた食事が提供されるが如何せん量が半端ない。

「心配するな。ちゃんと残したら包んでやるから」

「そういう問題じゃねぇ!!」

と言いながらも美味しそうな匂いには勝てないのか食べ始める。

『お、素直に食べ始めてくれた。』

「う、うっせーな。この状況で食わない訳にはいかないだろーが!後、全員でマジマジと見るな!?」

さらに供給される料理、ガンガン脚色されたエピソードを垂れ流す俺(ライデン)。

隊員たちは次々と涙を流し、ある者は彼女の肩を揉み、ある者はストーブを持ってきたりして・・・ほどなくして野外演習場の天幕は宴会状態になってしまった。

「も、もう無理・・・食えって言われても食えねーぞ!後、私は減量中のボクサーじゃねーんだからストーブは一台にしろ!!」

満腹でグッタリしててもしっかりツッコミを忘れないクリスちゃん。んー、なんかこの娘はちゃん付けがしっくり来るな。『クリスちゃん』で行こう。

心の声のつもりだったが看板に出してしまったせいか、この呼び方は一瞬で隊員に伝播してしまい、野太い野郎数十人による大『クリスちゃんコール』が始まってしまった。

本人は必死に抗議するが、シンフォギア奏者の声といえど、熱狂した精鋭数十名のコールには勝てず、熱狂が収まるまで顏真っ赤にしてテーブルに突っ伏す事しかできなかった。

ー-数分後ー-

「や、やっと収まった。あのオッサンといいお前は一体何がしたい!?」

『あ、幸せそうなクリスちゃんの顔みてほっこりしたせいで本題を忘れる所だった』

「忘れてんじゃねーよ。何がしてーんだよ全く・・・」

ぶつくさ言ってるクリスちゃんに本題を提示する。

『話は簡単だよ・・・雪音クリス、俺の部下になれ!』




明けましておめでとうございます。拙い作品ですが、今年も読んでいただけると幸いです。
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