シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです 作:とおりすがりのふに族団長
「うわーん!!みくぅぅぅ!!私、あの腹黒教師に汚されちゃったよー-!!!」
「いやー、さすがに今回は響の味方しにくいかなぁ・・・あれだけ美味しそうに漫画肉丸齧りしてるの見たら。」
「おうおうおう。文句があるってんなら俺が購入したこのメロンはクリスちゃんのものになるぜぇぇ~~~」
「あうぅぅ・・・どーせ私は漫画肉丸齧りの魅力に敗北した女ですよーだ・・・メロン有難く頂きます。」
ぶーぶー言う癖に美味しい物食べると笑顔になってるんだか現金なものである。
流石はメロンとスイカを丸のみする女・・・ってホントか!?
そんな原作記憶無いのにいきなり脳内に不鮮明な映像流れ込んできたけど・・・事実なら漫画肉丸齧りより問題なのでは?
「ま、メロンで幸せそうな顔してるのは皆一緒か・・・」
立花程じゃないけど、クリスちゃんと風鳴もメロン食って幸せそうな顔でマッタリモードになっている。
「よーし、そろそろ良い時間だな。帰るぞー」
「確かに良い時間ですけど片づけ位しないと・・・ってキッチンに『ライデン』が居る!?」
小日向がキッチンでせっせと洗い物してる『ミニライデン(512N2)』にビックリした声を上げる。
2人の位置からはキッチンが背中越しだし、ホバー移動するタイプだから気づきにくかったか。
「クリスちゃん。俺たちはお暇するよ。そいつは洗い物終わったら自動的に消えるから。」
「あー、準備とかしてくれてありがとうな。お頭たちにも宜しくつたえておいて・・・ムニャムニャ」
俺の言葉に応じて素直にお礼を言ってくれて珍しいと思ったら、眠気に耐え切れなかったのか隣の風鳴にもたれ掛かってしまうクリスちゃん。
「先生、雪音は私が寝室に連れて行きます。」
「ぬいぐるみ持ちだしたら置いて帰るからな」
「流石にやりませんよ。」
風鳴がクリスちゃんを運んでる間に帰り支度を始める俺達。
「そう言えば先生。クリスちゃんを連れてきてくれてありがとうございます。まだ一日ですけど、結構分かり合えたと思うんです!」
「かもな、だが忘れるなよ。あくまでクリスちゃんとの約束はフィーネとの戦いが終わるまでだからな。」
「はい、立花響にお任せ下さい!必ずやクリスちゃんと分かり合ってみせます!」
「よし、その意気だ!こればっかりはお前ら任せになっちまうと思うから頼むぜ。」
「え?先生と自衛隊の皆さんも結構クリスちゃんに影響与えてますって!未来もそう思うでしょ?」
「はい、詳しくは口止めされてるから言えないんですけど、クリスに影響与えてますから自信持ってください」
なんか非常に背中がむずがゆい。お頭たちはともかく、俺って大したことして無いと思うんだが。
「あ、翼さんが来ましたね。」
クリスちゃんを寝室に運び終えた風鳴が小日向から荷物を受け取る。
しかし何やら不機嫌なご様子・・・っと思った瞬間に距離を詰められて思いっきり睨まれる。
「鏡音先生」
「な、何でしょう?」
「雪音の寝室に『ライデン』ぬいぐるみが『2』個ありました。」
「だろうな。俺がリビングと寝室に1個ずつ置いたんだから」
「私は『1』個しか持ってません・・・」
だからどうした?と言いそうになった所で立花と小日向が高速ブロックサインで何やら伝えてくる。
『ぬいぐるみを、プレゼントしてあげてください!』
あー、昼間UFOキャッチャーのぬいぐるみ取れなかったんだっけ?
ヤだよめんどくせぇ・・・と返しそうになったら小日向と立花の超無言のプレッシャー。眼前の風鳴のプレッシャーと併せて有無を言わせない構えらしい。
「わかったわかった。車のトランクにあるから好きなの持ってけ」
その瞬間いきなり剣豪から女の子の顔になる風鳴。やれやれ、そんなにぬいぐるみ好きなのかねぇ?
ちなにみに立花と小日向も一個ずつ持ち帰ってたのはご愛敬。
帰りの道中は全員爆睡だった為に特に会話も無く、3人を送り届けて一日が終わった。
「それにしてもこんなに『ライデン』ぬいぐるみ作ってどうする気なんですか?」
別れ際に立花に聞かれたので。
「ノイズが居ない平和な世の中になったら大量生産して一山当てようかと・・・」
JK三名からの冷たい視線は中々にキツかった。