シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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第十九話 雪音クリスのけじめ

鰻で信号機トリオを完全撃破した事に気をよくして、鼻歌交じりに後片付けをしてたらあっという間に解散時間。

立花たちに声を掛けようとしたら風鳴が今日は緒川さんを呼んでいるから送迎不要との事。

「先生、今日はご馳走様でした。これで明日のライブ頑張れそうです。」

「お粗末様でした。つーかライブは鰻無くても頑張れよ。」

そう返すと少し膨れ面になって「ホントに捻くれた人ですね!立花、小日向、行くぞ」と少しプリプリしながら帰ってしまった。

立花と小日向は風鳴に引っ付いて玄関から出て行く時にユニゾン「あっかんベー」して帰って行きやがった。

そして何故俺が残ってるかと言えば、何やらクリスちゃんから話があるそうな。

これは上司として気合を入れて聞かねばなるまい。

「そう思うなら横に座るな!正面に座れよ」

これは失敬。正面に座って話を聞く。

話を聞こうとするなり、土下座しようとするクリスちゃん。ビックリして土下寝で対応する。

「うわ!?人が感謝と謝罪の気持ち示そうとしてるのに何で頭滑り込ませるんだよ?」

「クリスちゃんに土下座させたら。罪悪感で死にそうになるので許して下さい!」

暫しグダグダと土下座するしないで押し問答を繰り広げる俺達。

「気持ちは伝わったから。とにかく女の子が簡単に土下座しちゃいけません!」

「教師みたいな事言うなよ」

「教師だよ!見えないかも知れないけど」

~閑話休題~

「つまりはクリスちゃんなりにけじめをつけるためにもう一度フィーネのアジトに行きたいと」

「あぁ、反対されるのは分かってるけど・・・このまま突起物と手を取り合ってフィーネと戦うのは何か違う気がするんだ。分かってくれよ。」

頭を下げて頼み込んで来るクリスちゃん。

「体調に問題は無いんだろうな?」

「あったりめーだ!今ならあんたにも負けやしないぜ!」

しおらしい表情から一転、勝気になるクリスちゃん。しおらしいのも良いけどこの娘はこうじゃないとな。

「なら俺から言う事は何も無い。特大の三行半叩きつけて帰って来なさい。何なら倒してしまっても構わんぞ」

流石にそれはムリと半眼で返された。デスヨネー。

~帰り道~

つーか、風鳴のライブという事はそろそろ最終決戦か。

正直、原作記憶あろうがなかろうが首魁の正体は分かり切っている。

最終決戦の原作記憶は未だに戻らないが、無いものは仕方無い。出来る準備をするのみだ。

「prpr」

丁度いい所でお頭から電話が掛かって来た。

「隼人、注文の品を指定の場所に配置した。しかし、こんなもの役に立つのか?」

「お疲れ様。そりゃ『ノイズ』には効かないだろうけど、首魁は『ノイズ』じゃないから絶対役に立つよ」

「だといいがな。言っても無駄なのは分かってるが・・・クリスちゃん共々、無茶するなよ」

通話はそこで切れてしまった。無限再生&ノイズ呼びたい放題の敵を相手に無茶なしはムリでしょーよ。

「でも、簡単に思い通りにはさせねーぞ。無限再生なんて幾らでも出し抜けるって教えてやる。」

楽しい日常もここで一区切り。最終決戦は目前に迫っていた。




~翼の車内~
「しかし、二人はいつも私が先生と話してると援護をしてくれるな」
「当然ですよ!あの人は私と翼さんに対して少し優しが足りません!」
「それってクリスとの間に差があるって事?」
「そうだよ~。この間ちょっと勇気だして学校以外で『隼人さん』呼びしていいか聞いたら却下されたんだよ!クリスちゃんは『隼人⇔クリスちゃん』なのに~!」
「「私、呼び方は好きにしろって言われてるけど?」」
「差があるの私だけだったー--!!」
立花響の絶叫が車内に響いた。
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