シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです 作:とおりすがりのふに族団長
「ママー、ママ宛のお手紙一杯見つかったよ~」
リビングの長ソファーの上でダラダラ昼寝してる所に飛び込んだ元気な娘の声に目を覚ます。
視線を向けると仲間の皆が自分にそっくりと溺愛する(もちろんクリス自身も)娘(7才)がビニール紐で束ねられた紙の束を抱えている
「一杯の手紙?・・・あーこりゃお手紙とは少し違くてだな。『メッセージカード』っていう郵便使わずにメッセージを伝える紙なんだ。」
つーか、こんな物を見つけて来る辺り、どれだけ好奇心旺盛に家を探検してるのやら。
「へー、じゃあママお友達一杯なの?」
「そうだぞー。ママはお友達一杯なんだ。行くところ行くところですぐお友達作るお前には負けるけどな~~」
娘の銀髪をわしゃわしゃと撫でながらメッセージカードの束を見つめる。娘は余程中身が気になるのかあっという間に紐を解いてカードの山を上から確認し始める。
「翼さん~、響さん、未来さん、あ!パパのがある!!」
「あーもう、知ってる名前見つけてはしゃぐのは分かるけど、束を崩すなよな~~全部ママの大切な人からのメッセージカードなんだから」
「ごめんなさい。(ぺこり)・・・あれ?ママのお名前が違うよ?」
殆どのメッセージカードはクリスちゃんとしか記載してない中に、1枚だけ「雪音クリス様」と書かれたメッセージカードがあるのを不思議に思った娘の疑問に答える。
「そりゃ、このカード貰った頃はパパとママは結婚してなかったから当然だな。」
「えー、じゃあこの頃はパパの事好きじゃ無かったの?」
「ん!?いやー、それはだな・・・」
顏真っ赤にして言いよどむクリス。しかし、娘の視線が少しおかしい事に気付く。ゆっくりと後ろを振り返るとカンペを持った『元凶』鏡音隼人がそこに居た。
「やぁ」
「やっぱりお前かー!!」速攻でマウントポジションを取ってチョップ連打で責め立てる。(娘の前なので手加減してるつもりらしい)
「最近のクリス勘鋭すぎない?」
「テレビ&ネット配信でどれだけドッキリ仕掛けられたと思ってるんだ!!」
「お許しを~~」
「じゃあ、明日は朝からネズミーランドで家族サービス決定な!」
「え!?パパとお出かけできるの?」
「おう、好きなだけパパをこき使って良いぞ!!ママが許す!」
「俺に拒否権は・・・はい、アリマセんね。了解しました。明日は二人の姫の為に尽くさせて頂きます」
「宜しい」とニカッと笑うクリスに降参ポーズの隼人。隼人はすっかり尻に敷かれていた。
~~ S.O.N.G医務室 ~~
「zzz~いや、俺がこんな尻に敷かれている筈が無いzzz~でも娘可愛い~zzz」
「zzz~だろ~大人しく家族奉仕しろ~zzz娘と一緒に私ももっと構え~zzz」
「訓練で頭ぶつけて」気絶したって聞いて心配していたが・・・どうやら大丈夫そうだな。」
「はい、『医学的』には異常は見当たらないそうです。」
「念の為に、起きたら記憶を確認しておけよ。まだ付き合ってもいないのに娘居る気になられても困るからな」
弦十郎の言葉に医務室に居た者全員が吹き出した。