シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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前回のアンケート回答ありがとうございました。
暫く日常編をお楽しみ下さい。


第二十三話 そいうのは家でやれ

~~自衛隊 対ノイズ特務部隊訓練所~~

『クリスちゃん、声聞こえてる?』

「いや、全然聞こえねーな。」

クリスからの返答に『ライデン』を解除して鏡音隼人はorz状態になってへたりこむ。

「訓練所の兵士108人の前でクリスちゃんリサイタルやってフォニック・ゲイン高めてもダメか~~」

「何で煩悩の数集めてるんだよ。言っとくけど後ろ向きでも滅茶苦茶恥ずかしかったんだからな!!」

クリスがチョップを連打で入れるも隼人はうなだれて動こうとしない。

「そ、その代わりさ、実験の副産物で隼人の歌とあたしの歌が混じった『ユニゾン』コンビネーションで威力高い技出せるようになったから良いじゃねーか。なっ?」

「そうじゃないんだよ。せっかくあの時は音声出力が出来たのに~~再現が出来ないとは悲しい・・・」

隼人がそう答えた瞬間。周囲の温度が一気に下がった。(周りの隊員の証言)

「・・・ふーん、あっそ。アタシ飯食って帰るから。実験は一人でやってれば?」

「クリスちゃん?なら俺も一緒に帰る・・・」

「いらねーよ。シンフォギア使って帰る!!」

イヤイヤイヤそんな無茶な。と止める暇も無く天幕までずかずかと歩いていき大声で定食を注文するクリス。

天幕に行こうとするが、肩をガシっと掴んで止められる。

「まぁ、待て。」

止めたのはこの部隊の主「お頭」こと尾頭だった。

「この状態でお前が行っても拗れるだけ。まずは俺が行くから、デザート出すタイミングで出てきてクリスちゃんに謝るんだぞ。」

「あ、あぁ。ありがとう。お頭」

「礼は要らん。お前じゃなくてクリスちゃんの為だからな」

~お頭お悩み相談中~

キイテクレヨオカシラー!!

フムフム!フムフム・・・

 

~お頭お悩み相談終了~

「あー、全部吐き出してスッキリした!ゴメンなお頭。」

「いいって事よ。喋り疲れたろう。これでも食って落ち着いたら隼人の話を聞いてやりな」

そう言ってケーキとアイスコーヒーを差し出すが手を付けようとしないクリス。

理由を聞こうと口を開く寸前にクリスの視線がチラチラと後ろの隼人に向いていることに気付く。

「やれやれこりゃ読み違えたわ。そんなに仲直りしたいなら喧嘩するなっての」

「(顏真っ赤)///ゴメンナサイ・・・」

「フォークもう一つ追加してっと。何ならコーヒーもカップルコーヒーを用意してやろうか?」

「お頭ぁぁ!!」

爆発するクリスの前から人間とは思えぬ動きで去って行くお頭であった。

 

~~自衛隊 対ノイズ特務部隊訓練所 天幕を見下ろせる崖の上~~

「で、二人の様子は?」

「すっかり仲直りというか何というか・・・。さっきの喧嘩なんて無かったみたいに歌の話に夢中になってますよ。結局またユニゾン特訓するみたいです。」

マジかよと思いながら双眼鏡で二人の様子を眺める尾頭。

レンズに映る二人は、歌の話で盛り上がる処か、既に二人でデュエットソングを歌い始めていた。

徐々に隊員達が集まり、その輪はどんどん大きくなっていく。

暫くすると、周囲の状況に気付いたクリスが顔真っ赤にして隼人の手を掴んで出口に駆け出して行った。

「これで何回目だっけか?このパターン」

「さぁ?10から先は数えて無いですね。」

部下の回答に呆れ顔になる尾頭。

「やれやれ、こういうのは家でやって欲しいもんだ」

「そんな事言って毎回クリスちゃんに頼られて嬉しい癖に」

『くせにー×30』

お頭のカミナリが訓練所に轟いた。

 

 

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