シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです 作:とおりすがりのふに族団長
「ごっはん!ごっはん!美味しいごはん!」
休日の夕方。鏡音家の台所の主「鏡音響」は夫と愛娘の為に夕飯の支度に勤しんでいた。
カレーの具材を終えた所で視線を感じて中途半端に開けられたリビングの扉からこちらを見つめる人影を発見する。
「お、帰って来たからわが娘よ!(15)今日はお父さんがS.O.N.Gの長期任務から帰って来るから大好物のカレーだよ♪」
しかし、娘の反応は芳しくない。父の帰還を聞いた瞬間だけ一瞬嬉しそうな顔を見せたものの、ふらふらとおぼつかない足取りでテーブルに突っ伏す。
「どうしたの?調子悪いのって弁当箱重すぎ!ほとんど食べてないじゃない!調子悪いの?お医者さん行く?」
「・・・大丈夫。明日までの辛抱だから。」
「???大丈夫じゃないよ!!母親として見過ごせないからちゃんと聞かせて」
娘の両肩にてを置き目をじっと見つめて響は問いただした。
~10分経過~
「判決!無限ご飯の刑!!」
「正直に言ったのに何でー!!」
「なーにが気になる先輩とデートの約束取り付けたからダイエットだ!!このバカ娘!!」
椅子に座った娘のバックをとってこめかみをグリグリ締め付ける響。
「Sサイズの体形でまだ不服か!?」
「明日一日だけで良いから~見逃して~~」
「見逃しません!ちゃんと食べないとお父さんの『ミニライデン』使って家から一歩もださないからね!」
「無理ゲーだー!!あたしの初恋終わったー!!」
娘の悲鳴に響は思わず爆笑してしまう。
「娘の初恋潰して何が楽しいの!!」
「あはははっ!いや、ごめん。違うから。絶食した状態で行った方が恋終わるから!」
「ちょっとでも細く見せたいのー!」
「あいかわらずお前ら元気だな。帰ったぞー」
「「お帰りなさーい!!」」
母娘で同時に左右から抱き着いて喜びを表現する。
「だだいま。・・・あれ?娘よ、お前やけに体の中身スカスカじゃね?」
「え!?何でわかるの!!」
「何年間お前の親やってると思ってるんだ。わかるに決まってるだろ」
「いや、コッソリ家に入ってリビング入るタイミング伺ってたから聞いてただけでしょ?」
「締まらない事言うなよ・・・合ってるけどさ」
~カレー完成~
「あー、そう言えば響も同じことやってたな。しかも19歳でww」
乾杯の後、最初のビールを1缶飲み干した際に放たれた言葉に思わず娘は飲んでいたオレンジジュースを吹き出す。
「ちょっとー!!それ暴露しないでよ~~」
「お父様kwsk」
二缶目のビールを注いで、娘が続きを促す。
「なんかフラフラの状態で現れた挙句、ダッシュしようとして両足攣ってキャロルの病院搬送されて、最初は取り乱してたキャロルに最終的に大爆笑されてたな。」
「二人で行く予定だったレストランに未来とクリスちゃん誘って行った上に、私に料理の写真送って来た時は泣きたくなったなぁ...( = =) トオイメ」
「流石お父さん。彼女でも容赦しないんだ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
「あの後、皆にスッゴイ怒られたよ。キャロルちゃんなんて『次お前がくだらない理由で緊急搬送されたら思い出全部焼却して地球割りパワー●イザーやってやるからな』って脅されたし・・・」
「母の行動に地球の命運かかってた!?」
「でも、次の週は体調戻してキチンと楽しいデートが出来たから、貴方は今ここに居るんだよ。だから無理なダイエットはしないように。分かった?」
「うん、わかった!素の自分で勝負するね!!」
「そうだ!その意気だ!」
「ところで結婚式前にも同じ事件起こった話・・・する?」
「もう!!お父さんは当面ビール禁止!!」
「それ以前に自分の双肩にに地球の運命かかってるの忘れないでよお母さん(´;ω;`)ウゥゥ」
次回も響で、『ハッター軍曹襲来!』