シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです 作:とおりすがりのふに族団長
『ルナアタック』以降麻痺していた都市機能が大分回復し、われらが『リディアン音楽院』も新しい学舎にて再出発することと相成った。
原作では無印時点から6割になったはずだが、この世界では8割に持ち直している。
人的被害は0だったはずだが、あれほどの恐怖にさらされて心的外傷を受けた子や、それぞれのご家庭の事情の変化の結果、別の道を選ぶことを避けられない生徒を0にすることは出来なかった。
そんな少し暗い話題は兎も角、今日はクリスちゃんの初登校日である。
いきなりあんな美少女を他の生徒が来る時間に来させると混乱が起きるので、通常の始業時間後の時間を指定して2時間目から授業に参加するとになっている。
~校門前~
「初めまして。雪音クリスさん。ようこそリディアン音楽院へ。」
『だ・れ・だ!!お前はー-!!』
「元気で遠くまで通りそうな良い声ですね。でも先生をお前呼ばわりは行けませんよ。僕に対するクレームはプライベートで承りますから、まずはこちらに」
「あ、はい。すみません。鏡音・・・先生」
教室まで雪音さんを案内して行く途中で質問をされる。
「あのー、部屋でさんざんチェックはしたんですけど・・・何か変な所無いですか?」
「いいえ、大変お似合いでちゃんと着こなしていると思いますよ」
「あ、ありがとうございます。その割には道行く人に凄く注目されてる気がして///」
あー、この様子では明日からの登校が不安になるな。
「着きました。どうぞ、おはいり下さい。皆待っていますよ」
教室の入り口を開いて雪音さんを迎え入れる。
「は、はい!」
促されて、おずおずと教室に入って行く雪音さん。さて、俺も行きますか。
「待たせたなァァァ!!わざわざもったいぶって二時間目に到着させた今世紀最高レベルの美少女の登場だぁぁぁ!!」
『キャーッ!!可愛いー-!!』
「可愛いうえにロリ巨乳・・・だと!?」
「なんでテメェは二次元を具現化したような子を連れて来るんだ・・・いや、本当にありがとうございます。」
とてつもない黄色い声にクリスちゃんは目が点になってうろたえている。
「私は今日ほどリディアンに通っている事実を嬉しく思ったことはない!!」
「ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・」
「早速その子ぎゅー♡していい?」
「いいわけあるかぁぁ」
席を離れてクリスちゃんに近づく問題児どもを出席簿でぶっ叩いて下がらせる。
「暴力反対!」
「生憎、お前ら問題児どもを止める為の暴力は許可されている!!」
そうしてしばらくバシンバシンと戦闘を継続させていると後ろから怒気を含んだ気配・・・これはマズい!
「いい加減に自己紹介位させろー-!!後、まじめに授業始めろー!」
クリスちゃんの絶叫とチョップが俺に突き刺さった。
~お昼~
「隼人!どういうことかキッチリ説明せてもらおうかっ!」
クラス女子からの包囲網を突破して。人気のない場所で問い詰められる。
「説明ならちょっと前にしたじゃん。クリスちゃん成績優秀だから『特進クラス』に推薦するって」
「あの連中マジで『特進』なのか!?確かにその後の隼人以外の授業は滅茶苦茶普通だったけど」
「失礼な。教壇からみて左半分はマトモな奴らだぞ」
「やっぱり場所ごとで区切ってるのかよ!?」
「ま、多様性を受け入れようとするとああいう奔放な連中も出て来るから、俺みたいな人間が相手してやらんと行かんわけよ。」
説明をしていると、どこからともなく『雪音さ~ん』とクリスちゃんを呼ぶ声がする。
「こりゃ綾野、五代、鏑木だな。あいつらは常識サイドだから昼飯一緒に食べてやれよ」
そう言い残してこの場を去る。
「ちょっ!」
記憶が微妙だけどあいつら原作でもクリスちゃんと仲良かったからきっと大丈夫。
定例の夕食会では、口ではぶつくさ文句言ってたけど顔はキッチリ笑顔だった。
彼女の学校生活はきっと明るいものになるだろう。
「ところで・・・だ。この写真を学校に流出させた奴がいる!心当たりある奴は今すぐ名乗り出ろ。今なら怒らないぞー。」
そう言ってクリスちゃんが懐から取り出してのは少し前に訓練所でやった俺とクリスちゃんのリサイタルでクリスちゃんが熱唱する写真。
これがリディアンに流れていたとしたら、確かに犯人はこの中・・・というか一人
じー×4
視線が響に集中する。
「刑事さん・・・私がやりましたー!!クリスちゃんの可愛さを先輩方に知って欲しくてつい」
「やかましいわ!人のプライベートを簡単に晒すな!」
「うわーん!怒らないって言ったのに~」
「怒ってねー。激怒している!!」
「ごめんねクリス。止める暇も無くて。響はきっちり絞られなさい」
小日向ママに見捨てられてしばらくコブラツイストで絞られた響であった。
アンケート回答ありがとうございます。次回も頑張ります。