シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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第三十二話 響:鏡音隼人 敗れたり!

「隼人にタイマンで勝ちたいって?」

「はい、攻めて五分五分に持ち込みたいんです!!」

先のフィーネとの戦いで機能不全となった二課の仮設本部として用意された次世代型潜水艦のブリッジで、響は風鳴弦十郎にそう訴えかけた。

「あいつ戦闘となると容赦ないからなぁ・・・君達の戦闘記録は隼人から提出されたものを見せて貰ってる」

「酷いと思いませんか!?挑発しまくった挙句に爆発オチですよ!!」※第二十五話を参照

「他にも面白おかしく編集されたやつが届いてるぞ」

SCINE:①種●島宇宙センター

「うわー。宇宙センターに発射台が何故か3台あるー(白目)」

「何が何でも我々を宇宙に発射するつもりのようだな」

「カウントダウン5分設定とは舐めた真似をしてくれる。」

~4分後~

「ライデンAのアンカー伸びすぎぃぃぃ!!(ドップラー効果)」

「最初から立花一人が狙いだったか!?」

ロケットに放り投げられて綺麗に大の字で激突するや否や『ミニライデン』によってグルグル巻きにされて括り付けられ、哀れ宇宙に発射される響。

「き、気を取り直して『ライデン』を撃破するぞ!?」

「おうよ、発射したロケットの煙に紛れて姿隠してもすぐ見つけてやるぜ」

最近の戦闘でフィールドに隠れる『ミニライデン』を補足するためにのセンサー役が板に付いて来たクリスが両肩にカメラとセンサーを出現させる。

「ん!?発射台の裏に何かあるな」

何が有ってもいいように身構えて煙が晴れるのを待つ。晴れた煙の中から出てきたのは・・・

「ぶっ!?×2」

立花響が漫画肉を頬張っているデフォルメ画像の看板が姿を現した。(写真は酷いと思ったらしい)

索敵への集中が切れた瞬間に看板の裏から発射された「バイナリー・ロータス」に問答無用で翼とクリスはゲームオーバーとなった。

 

SCINE:②市街地

市街地の戦闘で真っ先にクリスを撃破されてしまい、索敵手段をほぼ失った響と翼。二手に分かれて『ライデン』を探すが、中々見つからない。

「そりゃそうだよなぁ・・・真後ろにいるんだから」

「ち、違うんですよ師匠!シンフォギアって音楽流してるから中々後ろの変化に気付けないんです!」

「いや、これは普通に索敵をクリス君に頼り過ぎなせいだろう」

「あううぅ・・・orz」

「カメラやセンサーは難しいにしても・・・どうだ?地面を殴って振動の伝わり方で地上の敵位なら索敵出来そうじゃないか?」

「おぉ!流石師匠!今度やってみます」

後の、ヴェノム・スネーク・タチバナ誕生の瞬間である。

 

「ま、模擬戦の感想はさておき、客観的に見て君達の実力は君たちが思う程劣る物ではない。世辞や贔屓目無しでだ」

「えー、本当ですか?確かに最近は随分マシになりましたけど1on1は勝率2割位ですよ」

「要は相性の問題だ。『ライデン』は全身アームド・ギアというべき性質上、消耗が早い短期決戦型だ。その短期決戦の中で自分の力を最大限発揮する駆け引きが上手だから実際の実力差以上の戦績になっていると俺達は考えている」

「なんか・・・ウル●ラマンみたいですね。」

「あー、それに関しては本人から『ウ●トラマンより戦えるわ!』って伝言を預かってる」

「私と師匠の会話まで予測しなくて良いんですよ!!あの人はーー!!」

「兎も角、五分五分に持ち込みたいと言うなら師匠として付き合わない訳にはいくまい。今から特訓だ!」

「はい!!」

~  香●国●警察 NEW POLICE STORY 視聴中 ~

「これだぁ!!」

「うお!?どうした響君?」

「見つけましたよ!隼人さんを倒す策!『鏡音隼人 敗れたり!』です!」

「そ、そうか?」

「やっぱり映画はなんでも教えてくれるんですね!ありがとうございました。今夜早速ためしてみます!!」

ダッシュで去って行く響を見送りながら弦十郎は首を捻る。

「はて?挑発して近接に持ち込むのは良いが・・・あのセリフをそのまま言うと『ハッター』が出て来るのではあるまいか?」

弟子の次の来訪が近い事を予感して、弦十郎は参考になりそうなアクション映画の選定に入った。

~模擬戦中 STAGE:コロシアム~

「なんでハッター軍曹が出て来るの~!!」

「お前が『この間の続き』って言っただろーが!」

結局、再び真空近接の理不尽さに敗れた響は速攻で師匠の元に戻る羽目になった。

 




アンケート回答ありがとうございます。
ちょうど1位になったので次回はダイレクトリマッチで「 響:VS 『真空近接』」。
次は「(12) クリス:2回生特進クラスの日常」、(4) 翼:風鳴翼のモーニングルーティーンの順となります。
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