シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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そろそろ二期始めます。


第三十九話 【悲報】シンフォギア二期来ない問題

~リディアン音楽院 特進クラス~

季節は秋、新しい学舎にて再スタートしたリディアン音楽院。来る学園祭『秋桜祭』に向けて準備に熱が入っているせいか、いつもは騒がしい問題児連中も全体的に大人しい物である。

「それでは皆さん秋桜祭の準備頑張って下さい。何かあればすぐ連絡を・・・っておい!!」

ホームルームを終えて準備に入る皆に一声掛けようとした瞬間に『鏡音隼人覚悟ぉー!!』と問題児グループの肉体担当である雨宮が右ストレートをぶっぱしてくる。

雨宮司。高長身(170 82-60-89)でボーイッシュな美少女だが、ちょっと拗れた正義感の持ち主で、ちょっと前まではトラブルが絶えなかった。

俺が監視役かつ上位存在としてふるまう事で、動物的本能なのか『強い物に従う』の精神で俺以外へのトラブルは激減した。

唐突な襲撃にちょっとびっくりしたが、これは日常茶飯事なので体は反応して勝手に迎撃に動く。

上体を軽く傾けてパンチを躱して、左手でリストを掴んで着地した足を右足で踏んづけて動きを封じて下から肘でレバーをちょこんと突いてやる。が、感触がおかしい。

※レバーへの打撃は非常に危険な行為です。

「なんか仕込んでるだろテメー!!」

「最後の授業の時から一回り大きくなってる事に気付かないとは油断したなぁ!!確保ぉぉ!」

動揺してる間に後ろに回り込まれてガッチリと拘束される。

「「よーし、よくやった雨宮ぁ!!」」

問題児グループ筆頭の姫宮とクリスちゃんが声を上げる。・・・え!?これどういう状況?ほかの連中はニヤニヤして見物人モードだし。

姫宮亜里沙。金髪ギャルな見た目かつ高レベル(160 86-58-88)の肉体と頭脳(2回生主席)のパーフェクト美少女である。

ただし、可愛いものをみるや周囲の状況を顧みずに愛で始めたり、一昔前は自分の可愛いを人に押し付けるちょっとキツい女子だった。根気強く付き合い諭した結果、最近は少し丸くなった。

「隼人ちゃん!何か私達に言う事無いの?この浮気者!!」

「誰に対する浮気だよ!!」

ド正論で返すがクリスちゃんと姫宮の絶対零度の態度は崩れない。

第一隼人ちゃんって誰だよ?どうやら姫宮は心の中では俺の事はちゃん付けらしい。

「鏡音先生。この週刊誌の記事について聴取させて頂きます。」

信じられん程低い声てクリスちゃんが今日発売の週刊誌を見せて来る。何々「新進気鋭の若きバイオリニスト、恩師とお忍びデート!?」

「あー、ていうかお前らだって知ってるだろ?このクラスのOBにして海外の有名な音大に進学した奴だよ。賞もとってニュースになってたな。この夏に里帰りしてた時に会って少し話しただけだよ」

「へー隼人ちゃんは先輩を『少し会う』だけの男性に90越えのバストを押し当てる尻の軽い女だっていうんだひっどーい!」

腕を組んでる写真を指さして追及する姫宮だが。ホントこいつにだけは言われたくないわ。

「確かに予想外の行動で一瞬抱き着かれたけど、すぐに引き離してるから!ずっとこれで行動したわけじゃないわ!!」

「『卒業後もお手紙でやり取りをしてた』、『在学中大変お世話になった』最後に本誌からの交際相手と考えて良いのでしょうか?という問いに対して笑顔で『ご想像にお任せします』とだけ言って去って行った・・・ねぇ?」

クリスちゃんが記事を読みながら、めっちゃ冷たい目で俺を見てくる。

「あのなぁ・・・こいつに限らず、卒業生はけっこうな確率で手紙で近況報告してくれるぞ。それにだな」

拘束してる雨宮の足を踏んづけて(※非常に柔らかい表現を使っております)、自分のスマホ取り出してとあるニュースを検索する。

「ほれ、ついさっき出たニュースだ。あいつ同じ音大に留学してるイケメンと婚約だとよ。じつはこの日紹介されててな」

『うそぉぉぉ!!』

俺が見せたスマホ画面を見て驚く一同。勇み足をした週刊誌記者にはご愁傷様だが、終始人を随分下に見てた態度は気に入らなかったのでざまぁの一言である。

「現3回生に何聞いたか知らんけど、漫画やドラマの見過ぎ。リディアンの外には俺よりいい男たくさん居るんだよ。わざわざ俺に固執するやつ居ないっつーの」

「「そんな事無い!!」」

うぉっ!!突如目の前に来たクリスちゃんと姫宮がおっきい声で俺の言葉を否定する。

「どうしたお前ら?」

俺が心底不思議そうに質問すると二人そろって目を合わせて・・・突然顔真っ赤になって教室から急速離脱していく。他の連中も潮が引くように教室から去って行った結果、俺と雨宮だけが残される。

「雨宮?これはどう解釈するべきだ?」

「そうですねぇ・・・共通の友人として言えることは、あの二人は今までのOGの方々とは違うと思いますよって事です。」

そう言って雨宮も去って行く。

「と言われてもな・・・姫宮もか」

ちょっと困った問題だが、すぐに解決するものでは無い以上はひとまず教師としての業務に戻る事にした。

~ 夜 自宅 ~

今日はちょっと仕事が忙しくて夕食会には参加出来ずに一人で夕食。ちょっと物足りないが、ビールを十分に飲めるのがメリット・・・っておい。

「とうとうクリスちゃんまでブラウニーの仲間入りしやがった」

冷蔵庫を開けると複数入れてあるはずのビール瓶が一本しかはいっておらず、「お仕事お疲れ様。でも一日一本!」と書かれたメッセージカードがラップに包まれた卵焼きと一緒に置いてあった。

「やれやれ。仕方ないから卵焼き頂きますか」

ちょっと温めてからベランダで月を見ながらビールと卵焼きを味わう。

そういえば二期っていつから始まるんだっけ?とか呑気に考えてたら、久々に記憶が戻って来る感覚が頭を襲う。しかも今回は頭からラストまで一気にダイジェストで来やがった・・・って待てよ。

「月が残ったまんまってことは・・・マズい!!FISが行動を起こさない可能性がある!?」

前回は原作知識がほぼ役立たずで困るし、今回は「分かった所でどうしろと!?」って感じで困る。

アニメとして見てた時は何も思わなかったが、二期ってご都合主義の超絶結果オーライの賜物過ぎる!

「何よりもFIS動いてくれないと響がマズい」

S2CAトライバーストの実験の時に抱いた謎の危機感はこれか・・・

いや、FISは単独で動きを決めたんじゃ無くて、様々な組織に煽られて動いたという経緯があった筈。一先ずはそこに掛けるしかない。

「アメリカまで『神獣鏡のギア』強奪しに行くのは嫌だなぁ」

段ボール被って何とかならんかなぁ・・とかアホな事考えた時点で、酒は入った状態でこれ以上考えても仕方ないと判断し今日は寝ることにした。

 

ちなみに翌日、郵便受けにクリスちゃんと姫宮からの手紙が入っていたのはここだけの秘密。

何に対抗心を燃やしているのやら。ちょっと微笑ましいから、ネタにして弄るのは止めにして「ありがとう」って伝えたら「「バーカ!ばーか!!!」」って罵られてまた逃げられた。

雨宮に助けを求めるように視線を送ると『違う、そうじゃない』と書かれた俺の手持ち看板出された。

まだ幕も上がっていない内から鏡音隼人の「戦姫絶唱シンフォギアG」は前途多難らしい。




アンケート回答ありがとうございます。敵キャラIF頑張って考えます。切歌も出さなきゃ。
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