シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです 作:とおりすがりのふに族団長
~都内ホテルのスィーツビュッフェ~
シンフォギア四期にてシンフォギア奏者達の敵となった錬金術師の組織「パヴァリア光明結社」。
その幹部だった「サンジェルマン」「カリオストロ」「プレラーティー」。
しばらくは『S.O.N.G』の本部預かりだったが、XV終了後の『S.O.N.G』の組織拡大の影響で、それぞれ離れ離れになっていた。
それが久しぶりに東京に集合して旧交を温めていた。(場所はカリオストロ指定)
「おーいーしーいー!!ついこの間までイギリスだったからストレス溜まりまくってたの♡」
「イギリスはともかく、お前の担当範囲はヨーロッパ全体なんだから食事にお菓子に美味しい所だってあるワケだ!こっちはアメリカだから必死に店探さないとキングサイズの店ばっかりで困るワケだ!!」
「何か申し訳ないな。私はひどく個人的な理由で日本に残ってしまったから・・・」
「サンジェルマンったら真面目なんだから♡本気にしないでよ。ちょっと愚痴りたくなっただけだから♡」
「言うほど私たちは気にしてないワケだ」
少し暗い表情になるサンジェルマンを即座にフォローする二人。
「そういえば、娘ちゃん達はもう小学校入った位?」
「ああ、一時は死を覚悟した私が今は2児(7,6歳)の母でほぼ専業主婦とは不思議な感覚だよ。」
一転して明るい表情になり、2人に入学式の風景を映した写真を見せるサンジェルマン。スマホをひったくるように奪って娘達とサンジェルマンの写真をガン見する二人を眺めながら、サンジェルマンは隼人との馴れ初めを思い起こしていた。
~回想 反応兵器を無効果するシーン~
神の力を纏ってしまい暴走した響に向かって放たれた反応兵器を無効果する為に3人分の命を焼却したサンジェルマン達。
自らの消滅を悟って呟いた一言。それがサンジェルマンの運命を変えた。
「死にたくないって思ったのはいつ以来だろう・・・ねぇ、お母さん」
『死にたく無いなら、死ぬ必要はないだろ』
突然3人の前に出て来た手持ち看板を掲げる『ライデン』。同時に歌声こそ聞こえないが、纏う力から明らかに『絶唱』を用いたと思われる緑色の光が3人を包んだ。
光が止むと、3人の消滅が止まり、それぞれの命の灯が戻ったことを自覚する。
1期で風鳴翼を助けた時以来の「レスキュー機能」を使用して3人の命を救った隼人だったが、絶唱を用いてなお、3人分の命を助けるのにはギリギリだったようで、光が消えたと同時に『ライデン』が解除されて地面に落ちそうになった。
当然、こんな無茶をした隼人はその後に入院するハメになって仲間からキツいお叱りを受けた。
退院した際に、サンジェルマンが何かお礼をしたいと言った所、何時ものように冗談めかして「じゃあデートしよう」と言った隼人。奏者とカリオストロ&プレラーティーからは非難轟々だったが、当のサンジェルマンが返した答えは意外な物だった。
「わかった。では来週の日曜日に駅前10時集合にしよう。遅れたら承知しないぞ」普段のサンジェルマンからは想像できない、指バキュン&ウインクで去って行く姿に一同は( ゚д゚)ポカーンとなった。
~回想 終わり~
「あ、サンジェルマンったら一人良い顔で笑ってる。どうせあの時のこと思い出してるんでしょ!」
「あの時の乙女ぶりは一同驚愕だったワケだ!(服選びに長々付き合わされた)挙句その後、速攻で結婚して二重にビックリしたワケだが」
「自分でも驚いたわよ。長く生きてて女の子らしい時間なんて殆ど無かった筈の自分にそんな部分が有ったなんて。それに、実際デートしたり、普段一緒に居ることでどんどん隼人を好きに・・・」
言葉を続けようとした所でプレラーティーに口を塞がれる。
「タダでさえ甘い物食べてるのに甘い話はノーサンキュなワケだ!」
「それにその話は8年前に耳タコだから聞きたくなーい!!」
「そんなにか?当時もちょっと惚気ただけだと思うが?」
『これが加害者の理論か(なワケだ)!!』
「もうバツとしてスマホの写真フォルダもっと見ちゃいまーす♡」
「あ、待て!」
静止の声を振り切ってさらにサンジェルマンのスマホの写真フォルダを漁るカリオストロとプレラーティー。
暫しの間、ぎゃいのぎゃいのと争っていたが、結局『甘い』&『尊い』画像の嵐にダメージを受けた二人であった。
~その夜 鏡音家寝室~
「え!?せっかく3人で高級スィーツビュッフェ行ったのに皆一皿しか食べられなかったってマ!?」
「いや、ちょっと話が弾み過ぎて・・・カリオストロは少し涙目になってたな・・・」
S.O.N.G本部の食堂に定期的に『スィーツビュッフェ』が開催されることになったのは少し後の話
アンケート回答ありがとうございます。
次はいい加減二期をスタートさせるか・・・