シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです 作:とおりすがりのふに族団長
櫻井女史による身体検査の後、ヘトヘトでライフゲージがドットに突入している立花を車に乗せて寮に向かう。
「先生も戦って疲れてるのにすみません。」
「気にすんな。どうせ帰り道だ。寮に話は通ってるらしいから普通に入って行けるぞ。」
「助かった~。でも未来は心配してるだろうなぁ・・・」
「そういえば小日向さんとは幼馴染か。」
「ですです。私の事ちゃんと心配してくれるの未来だけなんですよ~」
そんな馬鹿なと言いかけた所で・・・原作記憶と自分の記憶を併せた立花のを思い出す。
立花響は惨劇のライブで奇跡的に生き残ったは良かったが、被害者遺族やその尻馬に乗った連中から迫害を受けてたんだっけか・・・
モロに考えてる事が顔に出てしまっていたのか立花はバツが悪そうに苦笑いする。
「え~先生のご想像通りの事があった訳なんです・・・正確には未来以外にも気にかけてくれた人が居るには居たんです・・・けど~」
(。´・ω・)ん?どういうこっちゃ?
「その口ぶりから察するに、あんまりお近づきになりたくないタイプの奴が寄って来たのか?」
「ぶっちゃけるとそんな感じでして~気にかけて貰えたのは有難かったんですけど・・・」
「下心丸見えだったと・・・会話の流れで勝手に男前提にしてるけど男だよな?」
「あはは・・まぁ想像通り男の子なんですけど。未来が居なかったらやっぱり危なかったと思います。」
原作だと迫害シーンの描写ばかりだったけどこれは現実。リアルに考えれば立花だって可愛い部類の女子である以上じゃその手の輩が近づいてきてもおかしくはないか・・・。
所詮30分アニメの数少ない描写だもんなーっと、そんな事を考えてる間に寮の前に到着する。
「よし、着いたぞ。偉大な保護者である小日向ママにしっかり怒られてこい。ちなみに、明日遅刻しても助けてあげませんからそのつもりで♪」
最後だけ教師口調で言ってやるとすげー嫌そうな顔して後ずさって、あっかんベーして寮の中に入っていった。
「さて、俺も帰るとしますか」
寮を後にして僅か数分、突然『ディスク』と二課から渡された通信機が振動する。一日に二回「ノイズ」発生とは珍しい。
通信機をホルダにーに入れて通信を開始する。
「こちら鏡音。状況は把握してます。立花は寮に届けたので速攻『ノイズ』出現地点に向かいます」
「こちら藤尭です。迎撃お願いします。翼さんがすぐに向かいますのでそれまで進行を食い止めて下さい。」
「大した数じゃ無さそうだし、翼さん来る前には終わらせますよ。」
軽口を叩いて車を適当な場所に止めて『ライデン』を起動して現場に急行する。
幸い場所は市街地ではなくそこに入るための高速道路の一つ。安全確認したら最大出力のレーザーで全滅させてくれる!
市街に通じる道路の封鎖に取り掛かっている自衛隊の皆さんの上を『自衛隊の皆さんお疲れ様です。』と書かれた巨大手持ち看板の上に乗っかり「ブルースライダー」方式で飛び越えて行く。
ノリの良い隊員の方々は
「お頭ぁ!空から『ライデン』が!!」
「お疲れ~(`・ω・´)ゞ」
「さっき女の子に土下座してた『ライデン』だ!」
などと反応を返してくれている。
「ノイズは・・・あそこだな」
小型ノイズの群れを確認すると看板から飛び降りて「バイナリーロータス」を開く。これで今日のお仕事おわ・・・
『WARNING!! WARNING!!』
めったに響かない警告音に対して本能的に後方に下がる。
さっきまで立ってた場所は地面が円形に焼かれている。
「リングレーザー・・・ってことは」
上から降って来たのは先程映像で見た『unknown・two』こと『バル・ディ・メオラ』の攻撃。
本体もゆっくりと俺の目の間に降下してくる。
奇襲といい映像内の動きといい・・・とことんクソ野郎だな。
具体的にどれくらいクソかというと。
①最初はおっかなびっくりで小型ノイズを遠距離からペチペチ攻撃。
②ちょっとノイズが俊敏な動きするとすぐ下がって自衛隊も盾にするチキンぶり。
③数が減ると調子に乗って特殊攻撃である『リフレクション・モード FBS』
、簡単に言うとメテオみたいな技を連発してノイズを撃破する代わりにその場と自衛隊に大きな被害を出した。
「よぉ!街のヒーロー『ライデン』さんよぉ・・・会いたかったぜぇ!!てめーには言いたいことが山ほど有るんだよ」
「ノイズ」みたいな無人兵器の可能性もあったが・・・声が聞こえるとなるとその線は消えたか。
それにしてもなんで此奴には音声出力機能があるんだ?俺は2年頑張っても全然出来てないというのに(怒)
『生憎と俺には話すことは無いね。』
左手の手持ち看板を見せつけて軽く煽る。
「だろうな。でも俺にはあるんだよ。俺の力でお前もノイズもぶっ潰してやる!!」
ここにシンフォギア世界におけるバーチャロイド同士のバトルが勃発した。