シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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明けましておめでとうございます。
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第70話

正体不明の戦力と対峙中のお頭達&一課の援軍として奏者達が居る場所とは反対の未だ廃墟状態で立ち入り禁止になってるエリアを疾走する『ライデン』

最近新たに会得した『カラー印刷』機能を利用してデカデカと『ライデン参上!!!』という文字と大漁旗チックなデフォルメライデンを書いた看板を背にダッシュする。

「お、いたいた」

物陰に身を隠してるお頭たちと一課の部隊を見つけると同時に『敵戦力』も目に入る。

お頭達の歯切れが悪くなるわけだ。『メオラ君』以降全く他のが出て来ないから居ない物かと思ってたらこのタイミングで出て来るとは・・・

モニター上部に表示される機体名を見るまでもなく見慣れたバーチャロイド三体の姿が廃墟の中で少し高めのビルでこちらを見下ろしている。

「しかしいきなりマイザー系3体とは驚いたな」

マイザーΔ(デルタ)、Η(イータ)、γ(ガンマ)。ざっくり言ってしまえば高機動で装甲が紙というゲームでは定番設定の機体といえる。

それぞれ武装は微妙に異なるが、共通しているのは特殊コマンドにより戦闘機に変形して突撃攻撃が可能な点だ。

到着した俺を見るなり、上の3機からそれぞれ音声が聞こえて来る。

『ふーん、教師の皮をかぶったお調子者って聞いてたけど想像以上ね!』

『そのチャラさで奏者の皆に取り入れるのも今日までだ!』

『いいからサッサと消しちゃおうよ!こいつを消してソロモンの杖さえ手に入れれば後はどうとでもなるよ!!』

のっけから好き勝手言ってくれる姦しい連中・・・

声から判断するに若い女性たちだと思うが・・・お調子者については何も言えんが、弦十郎さんからソロモンの杖を強奪するとか正気かね?

『ソロモンの杖なんか手に入れてどうする気だ?アイドル大統領(マリア)の真似事でもする気か?』

『まさか、もっと有意義に使ってあげるのよ。ついでにシンフォギア奏者達も戦いから解放してあげる!』

『ここでリタイアするアンタには関係ない事だ!初手で終わらせるぞ!!』

『合点承知!!』

デルタとイータが飛び上がり、俺の頭上を取ると同時に胸部から巨弾ビーム弾を発射しようとしている。

確かにゲームでも真上からの攻撃は結構焦ってしまった回避しにくいのだが・・・

『ライデンパーフェクト勝利ポーズレーザー!!(ただ真上にバイナリー・ロータス撃ってるだけ)

まさかゲームの戦闘中には無い技で撃たれるとは思ってなかったのか悲鳴をあげる暇も無く光の本流に飲み込まれる2機。

しかしライデン内のモニターに表示される情報を見る限り逃げられたな。

ちらっとレーザーとは別の光に期待が包まれたのが見えた気がする。

『さて、お前さんはどうするって・・・あれ?』

残るガンマを挑発しようとしたらそもそも姿が消えてる!?

「お前がボーっと上見てる間に消えちまったぞ」

詰めが甘いと呆れた声で指摘するお頭にバツの悪い顔をするしかない鏡音隼人であった。

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