シンフォギア世界にバーチャロイド(ライデン)が参戦したようです   作:とおりすがりのふに族団長

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第八話 『ノイズ共生派』

分かってはいた事だが、二課に入って早々に立花と風鳴の間の溝が非常に深くて空気が重い。

立花の力になろうと相談を受けるが・・・

「先生は良いですよね・・・バズーカにレーザーってカッコいいアームド・ギアがあって」

なんてことを恨みがましく言ってきたので

『なんでい?これ(武装)は体の一部であって、俺のアームド・ギアはこの手持ち看板だぜい!』

と正直に説明してるのにため息は深くなるばかり。

『ん?原因を思いついたかもしれん』

「本当ですか!?」

いきなり明るい表情になる立花。

『槍って漢字書けないのが問題なんじゃね?お前この間テストで微妙に間違って書いてたぞ・・・って顔怖っ!?』

「もう先生には頼りません・・・」

立花とは思えないくらい暗く怖い顔と声で去っていく。

その後友里さんにめっちゃ怒られて本件について戦力外通告を受けてしまった。

この件に関しては俺や弦十郎さんが間に入ろうとするのは得策では無いそうな。ここは原作通りの展開になってくれることを期待するしかないか。(まだ内容思い出せないから不安)

それから一か月俺が別件の仕事をしてる間にも二人の仲は改善されず、グダグダの戦いを繰り広げているらしい。

そして、俺が今何をしているかというと・・・話は緒川さんに頼んだ『立花に過去言い寄っていた人物の調査』に遡る。

該当する人物は調べ初めてすぐに見つかった。年齢は立花の一つ上で、昔は快活で行動力もある頼りになる近所のお兄さん的な存在だったらしい。

しかし、この少年は2年ほど前からとんでもない活動を始める。それが『ノイズ共生運動』である

曰く、「ノイズは人類の敵ではない」「犠牲者と呼ばれる人たちはノイズ側の世界に拉致されただけで生きている」だのととんでもない妄言を公言している。

少しでも「ノイズ」被害を目の当たりにすれば妄言と分かりそうなものだが、「ノイズ」被害に直接会っていない遺族や陰謀論好きには刺さるらしく、

近年ちょっとした思想団体と化しているらしい。

立花に近寄って来たのも、彼女があの惨劇で見聞きしたものを世間に公表しようと迫ったらしい。

そうすることで迫害される立場から解放されるだの何だの・・・これは立花を守り切ったご家族と小日向のファインプレーと言わざるを得ない。

「しかし16歳にして思想団体のトップとは恐れ入る。『原作知識』じゃなくて『前世の悪知恵』を利用する形でアクション起こしていたわけか・・・」

緒川さんと情報部の皆さんのレポート見ると出るわ出るわ薬物密売、脅迫、重火器の不法所持etc、etc。いや、もう思想団体じゃないだろこれ?

こんな事が可能なのはどう考えても『バル・ディ・メオラ』の力、「ノイズ」に対抗可能かつ普通の人間では抵抗不能な戦闘能力を悪用しているとしか考えられない。

俺はこのひと月、ランダムに1件1件彼らのアジトの違法行為に関する証拠固めに帯同して『メオラ君』のあぶり出しを狙って居た。

肝心の『メオラ君』は出て来ないが、活動の中で離反する者をかなり作ることに成功した。

接触したうち何人かは『ライデン』との面会を離反の条件にしてきた。相当脅されていたのか皆口々に敵を取って欲しい旨を口にしてきた。

最初は罠かと思ったけどそんなことは無かったらしい。これは相当横暴だったんだろうな。

後、気になるのは前回俺が聞き出した『黒幕』の存在は気になるが、この活動はあくまで『メオラ君』単独の活動らしい。

一か月の活動の甲斐あって証拠固めは完璧。これから一斉摘発というタイミングで街に響く「ノイズ」警戒警報。

「立花たちは気になるが、今は『メオラ』の方を警戒しないとな」

満月を見上げながら呟く。

何故か知らんが速く二人の方に行かないとマズい気がする。さっさとケリをつけよう。




UA3000越えありがとうございます。これからも頑張ります。
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