平沢姉妹と真鍋和の幼馴染みは軽音部でのんびり日常を過ごす。(完結)   作:春はる

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前回から2ヶ月ぐらい期間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

今回の10話は、クリスマス会の話です。

では、本編をどうぞ。



第10話

 

~晴視点~

 

学園祭が終わってから日が経ち、12月に入りクリスマスが近くなってきた辺りだ。

 

晴「寒っ!」

 

朝、家から出るとあまりの寒さにそう言ってしまった。

 

クリスマスも近い時期の寒さだから、マフラーと手袋をしているが寒かった。

 

晴「憂、おはよ」

 

家から出ると、平沢家から憂が出てきたから"おはよう"と、声をかけた。

 

憂「あ、晴くん!おはよう」

 

唯「おはよー」

 

憂からの"おはよう"を聞いた後に、唯も出てきて唯も"おはよう"と言ってきた。

 

晴「唯もおはよう」

 

唯にも"おはよう"と言って学校に向かった。

 

しばらく歩いてると、いきなり突風が吹いてきた。

 

晴「風、強いし、寒すぎでしょ……」

 

唯と憂も寒がってる様子を横目に見てると、ふと気になった事があった。

 

晴「憂、マフラーは?」

 

憂「去年、洗濯してたら風で飛んでいっちゃったんだ」

 

晴「ありゃま。言ってくれたら誕生日プレゼントとかで買ってあげたのに……」

 

憂「言うの忘れちゃったんだよ~」

 

晴「憂にしたら珍しいね」

 

憂「……えへへ~」

 

そんな感じで話してると、唯が憂に近づいて自分が使ってるマフラーで、余っていた部分を、憂に巻いてあげた。

 

憂「ありがとう、お姉ちゃん。……って、あれ?お姉ちゃん、手袋の片方は?」

 

唯「どこかに無くしちゃって」

 

どうやら唯も防寒具の一つを無くしてたみたいだった。そうしてると憂が唯の手を握って暖めてあげていた。

 

晴「ほんと、仲良いね。二人は」

 

その光景を見た俺はそう呟きながら、二人と登校をした。

 

 

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~学校・放課後~

 

 

~軽音部部室~

 

 

学校に登校し、授業が全て終わり放課後になった。

 

今日は、料理部には行かずに軽音部の部室に俺はいた。そして、しばらく澪達とのんびりと過ごしている時だった。

 

律「クリスマス会のチラシを作って来ましたー!」

と、律が大声でいきなり言ってきた。

 

澪「やるって決まってたっけ?私、知らないけど」

 

律「言ってないからね!」

 

澪「言えよ!……で、日時は12月24日。場所はムギの家で会費1000円」

 

律の言葉に澪はツッコミながら、律が作ってきたクリスマス会のチラシを見て呟いていた。

 

ムギ「ごめんなさい。私の家は無理なの。常に予定が入ってるから、一ヶ月前から予約しないと……」

 

晴(凄い家……)

とムギの言葉にそう思ってると、律と澪がお互いの家の事で話を始めていた。

 

お互いに"家が汚いから無理"とか言い合っていたが、しばらくして澪が唯と俺の方を見てきた。

 

澪「じゃあ唯か晴の家のどっちかになるけど、どっちにする?」

と、澪が聞いてきたから、答えた。

 

晴「唯の家でクリスマス会をやろうよ」

 

澪「え、いいの?」

 

晴「俺、いつも唯の家でクリスマス過ごしてるから」

 

澪「でも、クリスマスの日に大人数でお邪魔して迷惑じゃないの?……唯、大丈夫?」

 

唯「問題ないよ。その日は親は居ないから」

 

律「そういえば、試験の勉強で行った時も親は居なかったよな」

 

唯「よく旅行に行ってるんだ。クリスマスはドイツに旅行に行くんだって」

 

唯の言葉に皆は"へぇ~"となっていたが、俺は唯に話しかけた。

 

晴「今回はドイツに行くんだ」

 

唯「そう言ってたよ。晴くんの方は?」

 

晴「沖縄に行くって言ってたよ。"今回の沖縄旅行で47都道府県制覇だー!"……って、二人が自慢してきた」

 

唯「そうなんだ~。じゃあおばさん達は、次に旅行する時は、海外に旅行するの?」

 

晴「海外はしないって言ってた。沖縄旅行の次はまた北海道から旅行するってさ」

 

唯「へぇ~」

 

澪「……晴の親も旅行してるのか……?」

 

二人で話をしていると、澪がそう言ってきた。

 

晴「そうだよ。唯の親は海外で、俺の親は国内で旅行するのが多いんだ。……だから俺も家に一人でいるの多いから、よく唯の家で過ごすのが多いって感じだよ」

 

俺の言葉に、澪は"そ、そうなんだ……"と呟いていた。

 

ムギ「他に用意するのものはある?」

 

唯「料理は任せて!」

 

律「……唯が作るのか?」

 

唯「憂と晴くんが作ってくれるから!」

 

律「だと思ったよ」

 

唯と律の言葉に苦笑いしてると、律が"あ!"と声をあげた。

 

律「プレゼント交換しないか?」

 

ムギ「やろうやろう!」

 

澪「律。今回は変なの持ってくるなよ……」

 

律の提案にテンションが高くなってるムギの横で、澪が律に対してそう言っていた。

 

その事が気になった俺は、"どういう事?"と聞くと小学生とかのクリスマスの時に、律がビックリ箱をプレゼントしてきたと教えてくれた。

 

晴・唯「「ベタやな~」」

と、俺と唯がハモって言ってしまった。だって、ド定番の驚かし方だったからだ。

 

律「二人でハモってツッコむな!……それより唯にはツッコミを入れられたくなかった!」

 

晴・唯「「ベタ子さん」」

 

律「おい……」

 

ムギ「楽しみだわ!クリスマス会」

 

律はジト目で見てきてる横で、ムギは凄く楽しみにしてる笑顔だった。

 

そうこうしていると、プレゼントを選ぶためにもう帰ろうという話になったから、荷物を持って校門へと向かった。

 

校門に着くと和と会った。すると唯がクリスマス会に和を誘った。最初、和は遠慮気味だったけど参加してくれることになった。

 

 

その後は近所の商店街とかでプレゼントを選んで解散となった。

 

俺は平沢家に行って、憂とクリスマス会の料理の話をした。

 

憂が、パーティーとかで作る料理の殆どを作るという事になり、俺はケーキ作りと憂の手伝いをするという事で話を終えて自分の家に帰った。

 

家に帰った後は、ケーキ作りを始めた。というより、下準備だけを済ませてから、晩御飯を食べて寝る準備をした。

 

 

そうして一日を終えた。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~クリスマス会当日~

 

 

晴「よし。ケーキは完成っと。……憂、そっちはどう?」

 

憂「こっちも作り終わったよ」

 

俺は平沢家で、憂と一緒にキッチンに立って料理をしていて、ちょうど今作り終わって完成したのを机に並べた。

 

俺と憂が料理している間、唯は部屋の飾りつけのを作ってる。……というより、ケーキにイチゴを乗せてもらった時以外の時間全て作っている。

 

晴(スゲー沢山作ってる……)

と唯を見ながら思ってると、インターホンが鳴った。

 

俺と憂で、律達を迎えた。

 

律「お邪魔しまーす」

 

晴「いらっしゃい」

 

憂「コート、持ちますね」

 

律「お、ありがとうね。……なんかこうして見てみると、二人が夫婦に見えるな」

 

憂「え、そ、そう……?」

 

晴「そう見える?」

 

律の言葉に俺と憂は顔を見合わせた。憂は顔を少し赤らめてたから、俺も少し恥ずかしくなってきた。

 

唯「あ、皆来たんだね~」

 

律「唯は何やってんだー?」

 

唯「部屋の飾りつけを作ってるんだー」

 

澪「……しっかり者の夫婦と、だらしない姉。何か事件が起きそうな感じだな」

 

晴「……何言ってるの?」

 

澪の言葉にそうツッコミを反射的にいれたけど、澪は目を逸らして"入るね"と言って、リビングへ向かっていった。

 

皆もリビングに向かってたから、俺と憂も向かった。

 

 

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~リビング~

 

 

律「すげー!」

 

リビングに戻ると、テーブルを見ながら律がそう叫んでいた。

 

そりゃそうだと思う。何故なら、唐揚げからフライドポテトといったパーティーに出てくる食べ物が盛り付けられたお皿や、ケーキがテーブルに並んでいるからだ。

 

ムギ「この料理の全部を憂ちゃんと晴くんが作ったの?」

 

唯「私もこのケーキ作ったよ」

 

ムギの言葉に唯が素早く反応した。

 

律「凄っ!」

 

唯「ケーキの上にイチゴを乗せました!」

 

律「私が言った凄っ!を返せー!」

 

晴「でも、唯が飾りつけとかしてくれたお陰で助かった所もあるよ」

 

憂「そうです!晴くんの言う通りでお姉ちゃんは色々と手伝ってくれました!」

 

律・澪・ムギ(二人ともフォローしてる)

 

唯「和ちゃんは遅れてくるから、先に乾杯しよー」

 

晴・憂「「飲み物、配るね」」

 

唯の言葉を聞いて、憂と一緒に皆の分の飲み物を配った。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

律「かんぱーい」

 

律の言葉に、皆も"乾杯"と言ってから、皆は料理を食べ始めた。

 

律「本当にこの料理、凄く美味しいな」

 

澪「そうそう。晴と憂ちゃん、二人で定食屋みたいなお店出来るよ」

 

さわこ「本当よ。……あ、晴くん。私にお酒ちょうだい!」

 

晴「え、先生!?いつの間に居たの!?」

 

律と澪が話してると、いきなり先生の声が聞こえて、声をした方を見ると先生が何故か居た……。

 

その事に澪達も、"どうやって家に入ってきたか"という話を始める程に驚いていた。

 

さわ子「それよりも軽音部のクリスマス会なのに、なんで顧問を呼ばないのよ」

 

澪「そ、それは……」

 

唯「彼氏とクリスマスを過ごすと思って、声をかけませんでした!」

 

さわ子「そんなことを言うのはこの口かー!」

 

唯の言葉に先生は怒って、唯のほっぺを引っ張り始めた。どうやら地雷だったみたい。

 

さわ子「罰として、唯ちゃんはこれを着なさい」

と、先生はいきなり唯に何かを持たせて着替えに行かせた。

 

しばらく待つと、唯がサンタクロースの衣装を着て出てきた。

 

唯「イエーイ!」

 

意外と似合ってた。そう思ってると、先生は澪を見てどこかに連れていった。と思ったら、玄関の方から澪の叫び声が聞こえてきた。

 

しばらくして戻ってきたけど、被害にあった澪は"お嫁にいけない"と呟いてた。その時に和もやってきた。

 

憂「高校生ってなんだか凄いね……」

 

晴「あれは特殊なだけだよ」

 

憂の言葉に答えると、律が声をあげた。

 

律「プレゼント交換しようぜ!」

 

ムギ「やりましょう!」

 

憂「高校生って切り替えも早い……!?」

 

晴「憂。さっきも言ったけど特殊なだけだよ。特にこのメンバーは……」

 

憂にそう言ってると、プレゼント交換を始まった。その時に、唯が言った事を引きずってるのかヤケクソで先生が仕切ってた。

 

その状態でプレゼント交換が続いた。そしてその結果、俺は海苔の詰め合わせというお歳暮みたいな物だった。和のプレゼントで和らしいと思った。

 

俺が選んだプレゼントは澪に当たった。俺が選んだのはマフラーと手袋だ。

 

唯と憂の二人の会話でマフラーと手袋を選んだんだ。唯と憂の二人に当たらなくても、今の時期は寒いから誰に当たっても問題ないと思ったのも理由の一つだ。

 

この時に先生は律のプレゼントのビックリ箱だった。

 

それで先生が壊れたかのようなテンションになったから、少し怖く感じたが、プレゼント交換の後は一発芸をしたりした。

 

そうしてると、雪が降ってきてホワイトクリスマスになって"おぉ~"となったりしながらクリスマス会が続いていった。

 

そうして皆が帰ることになった。

 

皆が帰った後、俺は平沢家に泊まり3人で川の字で寝た。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~翌日~

 

翌日、目が覚めると目の前に憂の顔があった。

 

俺は今の状況を確認してみると、憂と抱き合いながら掛け布団に被った状態で寝ていた事が分かった。

 

憂「……へへへ~……」

 

今の状況を理解してすぐに、憂は可愛い笑い方の寝言を可愛い笑顔で言っていた。

 

晴(……でも、なんで俺と憂は抱き合って寝てたんだろう?最初はそんな風に寝てなかったのに……)

 

憂「……晴くん……」

 

俺が一人で抱き合って寝ている事に、寝起きであまり働かない頭を使ってると、憂がより強く抱きついてきた。

 

憂の様子に俺は"まぁ今は深く考えなくていいか……"と思って、俺も憂と同様に抱きついた状態でもう一度寝ることにして目をつぶった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

その後、憂に起こされた。

 

 

その時に、憂の顔が赤かったのは見なかった事にした。

 

唯は先生の時と変わらずに、憂に聞いていて憂がさらに顔を隠していた。俺はその様子に苦笑いしながら、12月25日のクリスマスをのんびり過ごした。

 

因みに、憂が俺の方の掛け布団に潜って抱きついて寝ていたのは、唯に掛け布団を取られて寒くなったから俺の方に入ってきたと、教えてくれた。

 

その話を聞いた俺は"そうだったんだ"と納得した。

 





続きが出来てませんので、次回も2ヶ月、3ヶ月も期間が空いてしまうかもしれません。

ですので、次回の投稿も気長に待ってくれたら嬉しいです。
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