平沢姉妹と真鍋和の幼馴染みは軽音部でのんびり日常を過ごす。(完結)   作:春はる

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3ヶ月ぶりの投稿です。

ただ、最後の方は雑になってます。クオリティが今まで以上に低いと思うかもしれませんが、最後まで呼んでくれたら幸いです。

では、本編をどうぞ。



第15話

 

 

~夏祭り当日~

 

 

~晴視点~

 

 

合宿が終わり、平沢家で憂に夏祭りに行く約束をしてから数日が経ち、夏祭りになった。

 

お母さんに手伝ってもらって浴衣を着てから、平沢家に向かった。

 

インターホンを押して少し待つと、浴衣を着た憂が出てきた。

 

晴「憂、浴衣似合ってるよ。可愛い」

 

憂「あ、ありがと。……晴くんも似合ってるよ」

 

晴「ありがと。……そういえば唯は家にいるの?」

 

憂「ううん。澪先輩達と遊びに行ったよ」

 

晴「あ、そうなんだ。……じゃあ、行こっか」

と言って、夏祭りをやっている場所まで向かった。

 

 

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~澪視点~

 

 

私は今、ドラマとかでよく見る警察やら探偵とかがやっている感じで隠れながら、数人である家を見ていた。

 

私以外に誰がいるのかと言うと、ムギと唯と律と梓の4人といる。

 

それで見張ってる様な行動をしている理由は、梓と律の発案で、反対とかの有無を言わせないでやっているわけなんだ。

 

そうしてると、浴衣を着た晴と憂ちゃんが家から出てきた。

 

律「二人が家から出てきた」

 

梓「ですね。二人とも浴衣です」

 

二人が出てきた事に反応した律二人に、私はもう一度問いかけた。

 

澪「本当に隠れながら、二人の後を付いていくのか?……律と梓」

 

梓「当たり前です。あの二人がちゃんと付き合うのか確認をしないと。……報告を待ってるだけじゃ不安ですから」

 

澪「でもあの二人なら、こんな感じで監視みたいな事をしなくても付き合うと思うけど……」

 

梓「そうですけど、確認は必要なんです……!」

と梓が小声ながらも語尾を強めに答えてきて、その反応に"え~……"といった反応になってしまったが、その時にムギが私に話しかけてきた。

 

ムギ「でもなんだか探偵になった気分で楽しいですね」

 

澪「私はそんな風に楽しめないよ。なんだか罪悪感が凄いし……てか、唯はあの二人と夏祭りに行かなくて良かったのか?」

 

唯「憂から、"夏祭りに晴くんに告白するから夏祭りに来ないでね"って言われたんだよね」

 

澪「へ、へぇ~……ん?そんな事を言われたのに、付いていっていいのか?」

 

唯「バレなきゃ問題ないよ」

 

澪(唯の事だし、すぐにバレそうな気がするけど……)

と思ってると、律が"あ、動いた"と声をあげた。

 

律「追いかけるよ」

 

梓「はい……!」

 

律と梓はそのまま行ってしまったので、私もムギと唯と一緒に二人の後を追いかけた。

 

 

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~夏祭り会場~

 

 

~晴視点~

 

 

会場に着いたが、結構な人数がいてこのまま会場の中に行くとはぐれる感じだったから、俺は憂の手を握った。

 

晴「結構、人がいるからはぐれない様に手を繋いで回ろ」

 

憂「うん!晴くん、最初はどうする?」

 

晴「最初は何か食べようかなって俺は思ってるよ」

 

憂「うん。じゃあその後に金魚すくいとかしようよ」

 

晴「じゃあ、まず定番の焼きそばを食べようか」

と言ってから、俺焼きそばの屋台へと向かった。

 

焼きそばの屋台に着いて、焼きそばを食べて腹ごしらえをしてから、色々と回っていった。

 

食べ物以外の屋台で、まず向かったのは金魚すくいだ。

 

おじさん「金魚すくいやるか?」

 

晴「はい。二人分で」

 

おじさん「じゃあ、一人100円だから、200円な」

 

代金を聞いた俺は屋台のおじさんに200円を渡して、ポイを二つもらって一つを憂に渡した。

 

金魚すくいをやると俺は一匹二匹ぐらいでポイが破けてしまった。

 

憂の方を見ると五匹取っており、六匹目をとなった時にポイが破けてしまった。

 

憂「あとちょっとだったのにな……」

 

晴「でも、五匹は凄いよね。俺は二匹だったし」

 

憂「二匹でも凄いと思うよ、私は。……この金魚、持って帰っても育てる水槽ないし持って帰らないで返そう」

 

晴「俺もそうしよ。育てるの自信ないし。おじさん、この金魚、戻してもいいですか?」

 

おじさん「あ、あぁ、二人がそれでいいなら……」

と、屋台のおじさんにそう言ってくれたので、屋台の金魚が入ってる所に戻した。

 

金魚すくいを終えた後は、憂と色々と回っていき花火が打ち上げる時間になった。

 

 

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~澪視点~

 

 

晴と憂ちゃんに付いていって、夏祭りが開催されている場所に着いた。

 

ただ人が多かったから、晴と憂ちゃんが手を繋いで夏祭り会場内に入って行くのを見た後に見失ってしまった。

 

その上、皆ともはぐれて私は梓と二人だけになってしまった。

 

澪「皆とはぐれちゃったな」

 

梓「そうですね。……こうなると、もう憂と晴先輩を尾行するの無理そうなので、私達も夏祭りを楽しみましょう!」

 

澪「そうだな。(正直に言って、やっと晴達を見張る事から解放されたし良かったよ。ずっと尾行するのは嫌だったし……)」

 

私はそう思ってから、梓にどこから回るか聞いて二人で夏祭りを楽しんでいった。

 

 

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~晴視点~

 

 

打ち上げ花火が良く見える場所に着いた。

 

人が少ない場所だったので、持ってきていたシートを敷い座って、花火が上がるまでしばらく待った。

 

 

そして、花火が上がった。

 

 

花火が上がってる最中に俺は"よしっ"と小声で呟いてから、憂に声をかけた。

 

晴・憂「憂!」「晴くん!」

 

声をかけると憂と声が重なり、それに"え?"ってなってしまった。

 

憂「あ……私、晴くんの事が小さい頃から好きだった……です。今も好きでこれからも一緒に居たいから、付き合ってください」

 

声が重なった事で次の言葉が出る前に、俺は憂から告白されたから、さらに言葉がでなくなった。けど、ずっと黙ったままじゃダメだとすぐに頭を切り替えて、憂の言葉に返事をした。

 

晴「……俺も憂の事が好き。それも憂と一緒で小さい頃から。……だから、喜んで付き合います」

 

俺がそう言うと、憂は満面の笑みながら、嬉し泣きなのか泣いているという顔で"晴くん!"と叫んで抱きついてきた。

 

座っていたのといきなりの抱きつきだったから、うまく受け止められなくて倒れてしまったが、憂の嬉しそうな顔を見て文句は言わなかった。

 

俺だって憂と付き合えて嬉しかったからだ。

 

そしてこの後、お互いに起き上がり座り直してから、打ち上げ花火を終わるまで手を繋ぎながら見た。

 

こうして幸せになった夏祭りが終わった。

 

 

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~澪視点~

 

 

梓以外の皆とはぐれてから誰にも会えず打ち上げ花火もゆっくりとは見られずに夏祭りが終わってしまった。

 

会場の入り口辺りで待ってると、皆がやってきた。

 

律は皆の姿を見るなり、"やっと会えた……"と呟いていた。

 

梓「結局、二人は付き合ったのかな……」

 

律「皆、はぐれた後に晴達を見た?」

と、律がそう聞いてきたが、皆は"見てない"と言ってて、私も見てないから"見てない"と伝えた。

 

律「じゃあ、付き合ったのかが分からないじゃーん!」

 

唯「でも二人なら付き合ったんじゃないかな。あの二人、好き同士だったから大丈夫だと思うよ」

 

律の言葉に唯が凄く自信を持った喋り方で言ってきた。

 

妹の憂ちゃんと幼馴染みの晴と小さい頃から付き合いから一緒にいる唯がそう言ってきた事に、皆は珍しく信じる事になった。

 

澪「まぁ、夏休み明けにでも聞けばいいんじゃない。嫌でも学校が始まれば自然と分かるだろうから」

 

私がそう言うと、律と梓は"そうだね"と言って納得してくれた。

 

二人が納得した後は解散という事になったから、それぞれ家へと帰った。

 

 

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~秋~

 

 

~晴視点~

 

 

憂と付き合った夏祭りから時間が過ぎて、制服が夏服から冬服になり、学園祭の時期に近づいてきた。

 

夏祭りから憂と付き合った事は、俺と憂の両親と軽音部の皆と料理部の皆と、和が知っている。

 

皆、"おめでとう"と言ってくれた一方で"やっとか"という事も言っていた。

 

まぁそんなこともありつつ、今日は料理部の活動が休みなので、俺は軽音部に顔を出していた。

 

部室に着くと皆はもう来ていたが、梓が凄く楽しそうというか機嫌が良さそうにしていた。

 

律「なんだか梓はご機嫌だな」

 

俺が思ってた事を律が聞いてくれた。

 

律の質問に梓は、もうすぐ学園祭が始まるからと教えてくれた。

 

晴「そういえば、梓は高校に入って初めての学園祭だよね」

 

梓「はい!皆とライブをするのが楽しみなんです!……あ、去年のライブも見たかったです」

 

梓が言った言葉に澪が紅茶を吹いてしまって、その澪を梓が心配した。

 

晴「去年、澪って色々あったからね」

 

梓「何があったんですか?」

 

澪「皆、言わないで!」

 

さわ子「去年のライブならここにあるわよ」

 

先生がDVDを持って梓に声をかけてきた。

 

梓「先生、見たいです!」

 

澪「あ、梓、考え直さない?」

 

梓「え、考え直す?」

 

澪の言葉に梓が不思議に思うと先生が、唯と律の名前を呼んで、呼ばれた二人は澪が動けないようにしていた。

 

そして先生がDVDを再生させてそれを梓が視聴した。

 

視聴してから少しして、梓が顔を真っ赤にして画面から目を離した。

 

梓「見ちゃいました……」

 

澪「見られた……」

 

梓と澪がお互いに同じ項垂れた体制になり、今の心境の言葉を呟いていた。

 

そこから去年の学園祭の出来事を話していった。

 

唯が歌うために練習したけど喉がガラガラになってしまった事とかなどを話してた時だった。

 

部室の扉が開いて、紙を持った和がやってきた。

 

和に話を聞くと、どうやら講堂使用届けを出ていないらしい。律に話を聞くと忘れていたそうで澪に頭を叩かれていた。

 

使用届けにはバンド名を書かなくちゃいけないらしいが、バンドの名前なんか付けていなかったのを、今ここで気がついて皆で名前の案を出し合った。

 

でも中々決まらなかったから、それぞれ皆で考えてくる事になったので、今日の活動は終わりという事になった。

 

その後、唯のギターのげんが錆び付いてしまったので楽器店に行った。

 

お店でメンテナンスなどをしている時だった。

 

唯「は、晴くんはギターのメンテナンスしてる?」

 

晴「うん、してるよ。ちゃんと楽器店にお願いしてる。梓に色々と聞いたからね」

 

俺が唯の質問にそう聞くと、"晴くんまで……"と呟かれてしまった。

 

そんな感じでいると、唯のギターが直ったので安心してると、お金がないとかを言い始めたから、ちゃんと返す事を約束に、俺が代わりに払ってあげた。

 

ただ、この時に律と澪の方で少し問題というか雰囲気が良くなかった部分があったが、今日は解散となったので、家へ帰った

 

 

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~翌日~

 

 

~放課後~

 

 

翌日の放課後になった。

 

 

学園祭が近いという事で、今日から料理部の部室が毎日開くシーズンになった。

 

俺は今日からは料理部の方にメインで出ることを昼休みに軽音部の皆に話をしたので、俺は料理部の部室にいる。

 

そして学園祭が初めての一年生である双子と憂に部室が毎日開く事や、学園祭で自分が作ったお菓子を売る事などを教えた。

 

学園祭の説明の後は、お菓子作りをして活動を終えた。

 

 

 

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さらに翌日。

 

 

律が熱を出したと唯に教えてもらった。

 

この日は、料理部の活動を程々にしてお見舞いに行って家へと帰った。

 

 

そして、律が完全復活したが講堂使用届けを出し忘れていて、バンド名も最終的に先生が決めて"放課後ティータイム"という名前で決定したので、それで届けを生徒会に提出した。

 

 

ここ2、3日は料理部の活動をメインにしていた俺は、そういった事を唯や澪から話を聞いていた。

 

この時の俺は、やっとバンド名が決まったので良かったと思いながら、平沢家で憂と一緒に学園祭で出すお菓子を作っていた。

 





いきなりですが、次回は最終回となります。

次回はアニメけいおん1期の最終回である12話を題材にした内容を投稿し、本小説を完結します。

そして最終回が完成しましたので、本日3月10日の8時30分に投稿します。

次回までお付き合いお願いします。
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