平沢姉妹と真鍋和の幼馴染みは軽音部でのんびり日常を過ごす。(完結)   作:春はる

9 / 17

前回から日が空きましたが、続きです。

前回の7話より文字数は少ないですが、読んでもらえたら幸いです。

では、本編をどうぞ。



第8話

 

~晴視点~

 

夏休みに合宿をしてから日が経ち、夏休みが終わり二学期に突入した。

 

二学期初めの始業式が過ぎて通常の授業が始まってから、しばらく経って学園祭が近づいてきたある日。

 

そんな日の放課後、俺は料理部に向かっていた。

 

 

その向かってる時に、唯に捕まってしまい軽音部の部室まで連れていかれた。部室には、律とムギと、何故か丸くなってる澪がいたけど、ひとまず唯に質問をした。

 

晴「唯、いきなり部室まで連れてきてどうしたの?……それに、今日は料理部の活動日だったんだけど……」

 

ムギ「あれ?今日は休みじゃないの?いつもここに来てるけど」

 

晴「学園祭が近いでしょ。料理部って、学園祭で毎年お菓子を作って販売するって先生と先輩が言ってたんだけど、出来るだけクオリティーが高いお菓子を作る為に、学園祭前日まで平日全てを活動日にしてるって言ってたよ」

 

律「学園祭の準備も含めてか?」

 

晴「らしいよ。だから、気合い入れてやろうとしてたんだ」

 

律「それで部室に行こうとしたら、唯に捕まったと……」

 

晴「……うん。まぁ、今日料理部に行くのは無理かな……」

と、俺はそう呟くと唯が声を掛けてきた。

 

唯「料理部の事はごめんね!でもそれ以上に大変なことがあったの!」

 

晴「大変なことって何?」

と、唯の言葉にそう聞き返すと、ムギが唯の代わりに答えてくれた。

 

ムギ「今日ね、学園祭で演奏するから講堂の使用申請をお願いしに行ったの。そしたら、軽音部がクラブ活動として認められてないって言われたの」

 

晴「……え?」

 

唯「だから……」

 

晴「いや聞こえてたよ。でも……え?なんで?顧問の先生もいて、先生同伴で夏休みに合宿に行ったり、何よりここで活動もしてたのに?」

 

ムギ「そうなのだけど、そう言われたのよ」

 

俺は、ムギの説明に開いた口が塞がらない感じだった。少しそのままになってると、律が声を上げた。

 

律「生徒会室に行ってみよう!」

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~生徒会室~

 

 

唯「たのもう!」

 

律「部長は私!」

 

二人の生徒会室への入り方を、俺は無視して和の名前を呼んだ。

 

晴「和、いるー?」

 

唯「え、和ちゃんいるの?」

 

晴「え?唯、知らないの?」

 

唯んぽ言葉に、俺はそう聞き返してして唯が反応しようとした時に、和が近くに来て声をかけてくれた。

 

和「あれ?唯と晴、どうしたの?」

 

唯「本当に和ちゃんがいた……!でも、何でいるの?」

 

和「何でって、私生徒会に所属してるからだけど」

 

唯「え、そうなの!?さすが和ちゃんだよ!」

 

和が生徒会に所属してる事に、唯は驚いていた。

 

律「……晴、この二人も幼馴染なんだよな……?」

 

晴「……うん、そうだけど」

 

律の言葉に言葉を返すと、和が質問してきた。

 

和「それで三人は、ここへ来てどうしたの?」

 

ここへ来た事を質問してきた和に、軽音部が部として認められてない事を教えて、その理由を聞きに来た事を伝えた。

 

すると、和が生徒会室にある棚からファイルを出して調べ始めた。

 

しばらくして、和が口を開いた。

 

和「……部活リストにはないわね」

 

晴「それ本当?」

と、俺が和に聞き返すと、和は頷いてファイルを俺に見せてくれた。

 

俺はファイルを受け取ってリストを見ていったけど、確かに軽音部のは無かった。

 

その間に、律が生徒会の陰謀とか言って唯はその話に乗っかっていた。

 

晴「部活を新しく立ち上げたりするのって、この部活申請用紙が必要なんだね」

 

和「そうよ。……てか、軽音部はその部活申請用紙を出してないんじゃないの?」

 

律「そんな話聞いてないぞ!」

 

澪「聞いてるだろ!」

 

和が申請用紙の事を聞いて、律が聞いてないと答えた時に、部室で丸くなってた澪が生徒会室の入り口で大声を出して生徒会室に入ってきた

 

律に近づいた澪は、部活申請用紙の事を説明して、メンバーが集まった時に、律が書くと言っていたらしい。けど、あとで書くと言ってそのままになってたと澪達の会話で分かった。

 

ただ、俺はその様子を見てないし、そんな話も知らなかったから、澪にその事を聞いてみた。

 

晴「俺、その申請用紙の話知らないんだけど、料理部の活動で俺がいなかった時にあった話?」

 

澪「そうだよ。晴が料理部に行って軽音部にいない時に、あった出来事だよ」

 

晴「そうなんだ」

 

澪と話をしている間に、和が代わりに部活申請用紙に書いてくれていた。

 

 

その為、この件は解決したのだった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~翌日・放課後~

 

 

今日の放課後、俺は料理部の部室に向かった。

 

部室に向かってる間、萌から昨日料理部に来なかった理由を問い出されてしまった。

 

萌「晴っち!何で昨日は部活に来なかったの!?」

 

晴「行く途中に、唯に捕まったんだよ……」

と、言って昨日の出来事を説明をした。そして説明を終えると萌が一言だけ呟いてきた。

 

萌「……晴っち、お疲れ」

 

晴「……うん」

 

萌との会話が途切れ、無言のまま部室に向かった。

 

 

部室に着いた後は、部員達で学園祭に販売する為のお菓子をお互いに助言しあいながら作っていった。

 

今日はそんな一日で終わった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

さらに日が経った。

 

俺は料理部に出ながら、軽音部にも顔を出していた。そして今日の俺は、軽音部の部室に顔を出していた。

 

夏休みでの合宿と夏休み明けからの部活動で、ふわふわ時間の演奏が安定して演奏できるようになっていたけど、今日も今日とて、皆は最初はお茶会をしていた。

 

そのお茶会に俺はお菓子を出した。俺が出したお菓子は学園祭に出す為に料理部で作った試作品だ。そのお菓子の味の感想を聞くためだ。

 

皆から味の感想を聞いている中、先生がやってきた。すると先生が、ボーカルをそろそろ決めると言ってきた。その為、皆でボーカルを決める話をしたけど、すぐに唯が歌うという事に決まった。

 

唯に決まった理由は簡単で、合宿の時に澪が恥ずかしがって唯がやりたがってたからだ。

 

ボーカルが決まってすぐに、試しにギターを弾きながらやってもらったが、無理だった。歌を歌うとギターを弾けず、ギターを弾くと歌が歌えずになる感じだった。

 

それを見た山中先生が練習させると言ってきて、そのまま唯をつれて部室を出ていってしまった。残された俺を含めた他の皆は、今日は解散にすることになった。

 

 

先生と唯が部室を出た日の翌日。

 

その放課後に先生と唯が部室に来て、先生が"待たせたわね!"と言ってきた。

 

さわ子「唯ちゃん!」

と、先生に名前を呼ばれた唯は、演奏を始めた。

 

唯の演奏は前よりも上達してたから、歌も期待してしまった。律達も期待していて歌うまで待ってると、歌い出しになった。

 

けど、声を聞いた瞬間に驚いてしまった。驚いたのは唯の声が枯れてたからだ。

 

なんでも、先生が練習をさせ過ぎたから声が枯れてしまった。そのせいで唯が歌えなくなってしまい、澪が歌うことになったのだった。

 

 

そんなこんなで、学園祭の準備を進めたり律達が練習をしたりして日が過ぎていった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

そして、学園祭当日になった。

 

 





次回は学園祭の話を書いて投稿予定です。ただ、話は出来てませんので、期間は空いてしまうと思います。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。