スーパーロボット・ストラトス   作:暁海斗

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第13話 国家代表就任 

 

みんなに専用機を作ってから半年後、俺はエルザムさんに呼ばれドイツ領事館に来ていた

 

 

エルザム

 

「ユウマ君急に呼んですまないね、実は折り入って頼みがあるんだ」

 

 

ユウマ

 

「なんですか頼みって?」

 

 

エルザム

 

「実は我がドイツで新しくISを作る専門の会社を立ち上げようと言う声が上がってね、その会社の設立に協力してほしいんだよ」

 

 

ユウマ

 

「協力するのは構いませんけど一体俺は何すればいいんですか? 社長とかは無理ですよ」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君にはドイツの国家代表になってもらい会社のPR等をしてもらいたいんだ、詳しい内容は大統領から説明があるはずだよ」

 

 

ユウマ

 

「大統領って普通そんな簡単に会える人じゃないでしょう・・・まあ話を聞かないと何とも言えませんが」

 

 

エルザム

 

「さぁ、ここだよ」

 

 

    コンコン

 

「エルザムです、失礼します。大統領 朝霧ユウマ君をお連れしました」

 

 

???

 

「エルザムご苦労だった、こうして会うのは初めてだね。私は大統領のマイヤー・V・ブランシュタインだ、よろしく頼むよ朝霧ユウマ君」

 

 

ユウマ

 

「朝霧ユウマです、この度は会社設立の件でお話があると伺っていますが」

 

 

マイヤー

 

「そんなかしこまった感じでなくてもエルザムと話す感じで構わないよ」

 

 

ユウマ

 

「なら失礼して、大統領国家代表って一体何をするんですか?俺そこらへんは全く分からないんですけど」

 

 

マイヤー

 

 

「まず今回立ち上げる会社の宣伝・それとドイツ製のISの性能のアピール・あと他国との友好的な切っ掛け作りが大まかな仕事だね」

 

 

ユウマ

 

「切っ掛けですか?」

 

 

マイヤー

 

「ISは今や世界各国で研究されているが研究が進んでいるのは[ドイツ][イギリス][日本]位だ、研究が停滞している国は他国と協力してIS開発をしたいと思っている国もある」

 

「そこでユウマ君にはその国とのパイプ作りの切っ掛けになってもらいたいんだよ」

 

 

ユウマ

 

「そこで俺の規格外のISですか・・・・・」

 

 

マイヤー

 

 

「もちろんISデータを他国に渡す必要はない、ただドイツはこんなハイスペックなISを作れるぞとアピールをしてほしいんだ」

 

 

ユウマ

 

「なるほど、分かりました  でもそうなると家にいる束、シャル、セシリアはどうなるんですか?」

 

 

マイヤー

 

「彼女達には新しい会社の部署に希望を聞いて配属という形にはなるけどセシリアちゃんはイギリスの代表候補生だから一度イギリス本国に許可を取らないといけないが多分大丈夫だろう」

 

 

ユウマ

 

「何でですか?」

 

 

マイヤー

 

 

「実はイギリス王室にちょっとした伝手があってね、私の妻の妹が王室で秘書官をしているんだよ。」

 

「その伝手を使って今聞いてみるよ」

 

 

PULL PILL PULL PULL

 

 

???

 

「はい、もしもし?」

 

 

マイヤー

 

「リンダか?私だマイヤーだ」

 

 

リンダ

 

「あら義兄さんどうしたの?電話なんて久しぶりね!」

 

マイヤー

 

「実は少し力を貸してほしいんだが・・イギリスの代表候補生でセシリア・オルコットという少女がいるだろう?その子をドイツのIS会社で預からせてほしいんだがエリザベス女王陛下に聞いてみてくれないか?」

 

 

リンダ

 

「なるほどね、少し待ってて」

 

      10分後

 

「お待たせ義兄さん、セシリアの件だけどOKみたいよ!彼女品行方正でどこに行かせても恥ずかしくない人材だから是非ともだって!」

 

 

 

マイヤー

 

「リンダありがとう、また時間が出来たらイギリスにいくと伝えておいてくれ・・・それじゃあな」

 

 

「ユウマ君これで問題は解決だ!」

 

 

ユウマ

 

「大統領スゲー・・・そういえば会社名ってもう決まってるんですか?」

 

 

マイヤー

 

 

「まだ決まってないぞ、何か希望でもあるのかい?」

 

 

 

ユウマ

 

「家にはウサギさんが居るので[ラビット・インダストリー]にしたいんですけど良いですか?」

 

 

 

マイヤー

 

 

「可愛い名前だなぁ♪よしその会社名で登録しよう!」

 

 

 

ユウマ

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

 

その頃家では

 

 

 

「ハックション!!」

 

 

「あれれ、風邪かな?それともゆ~くんが噂してるのかな♡」

 

 

 

マイヤー

 

「それで国家代表に就任するにあたって全世界に発表しなければ行けないんだがそこでユウマ君が男でISが使えることを発表する必要がある」

 

 

「きっと世界が混乱するが覚悟はいいかい?」

 

 

ユウマ

 

「もう幾つか修羅場を潜り抜けてますからね、それくらい大丈夫ですよ」

 

 

マイヤー

 

「なら1週間後に記者会見を開く予定で段取りを組んでも構わないかい?」

 

 

ユウマ

 

「はい、それでお願いします」

 

 

マイヤー

 

 

「分かった。今日は呼んだりしてすまなかったね」

 

 

ユウマ

 

「いえ、では今日はこれで失礼します」

 

 

 

 

俺は領事館を出て帰り道にとあるアクセサリーショップを見つけ立ち寄った

 

 

店主

 

 

「いらっしゃい、今日はなにかお探しかい?」

 

 

「ええ、実は俺婚約者が3人いて皆に結婚指輪を買いたいんですけど中々決まらなくて」

 

 

店主

 

「兄ちゃんも隅に置けないねぇ、結婚指輪ならこの辺りが人気のデザインだね」

 

 

「これなんかはついこの間有名セレブが身に着けて話題だよ」

 

 

ユウマ

 

「俺的にはこの指輪が気になるんですけど」

 

 

 

店主

 

 

「兄ちゃんお目が高いね、これは以前イギリス王室で使われた指輪をデザインした作家の指輪だよ」

 

 

「いま丁度3つあるけど如何する兄ちゃん?」

 

 

ユウマ

 

 

「この指輪を3つ下さい」

 

 

店主

 

 

「まおどあり、それで嵌める宝石・カラーストーンはどうする?」

 

 

「ここに宝石の一覧表と宝石言葉が書いてあるよ」

 

 

ユウマ

 

「このパパラチアサファイアってありますか?」

 

 

店主

 

 

「ちょっと待ってな、今手持ちにあるのは5つあるね。にしても[一途な愛][運命的な恋]の石を選ぶとはね・・あんたずいぶんと婚約者たちにぞっこんだね!!」

 

 

ユウマ

 

「ええ、俺には勿体ないくらいの美人たちですよ」

 

 

 

店主

 

 

「その子たちは幸せ者だね・・・ちょっと待ってな3時間で仕上げてやるよ。サイズは此れでいいのかい?」

 

 

 

ユウマ

 

「はい、これでお願いします。

 

 

 

    3時間後

 

 

店主

 

「待たせたね、これがそうだよ。」

 

 

ユウマ

 

「凄いきれいですね、ありがとうございます」

 

 

 

店主

 

 

「さあ、嬢ちゃんたちに渡してやりな!!」

 

 

ユウマ

 

「はい!!」

 

 

 

 

「みんなただいま~束、シャル、セシリア居る~?」

 

 

 

 

「みんな居るよ~どうしたのゆーくん?」

 

 

ユウマ

 

 

「ちょっと3人に渡したいものがあるんだけど」

 

 

シャル&セシリア

 

 

「どうしたの~?(どうかしましたか)

 

 

ユウマ

 

「3人とも丁度よかった、実はね・・・これなんだけど」

 

 

 

3人

 

 

「これって!!」

 

 

ユウマ

 

 

「シャルとセシリアは指輪渡してなかったし束にはまだ婚約指輪しか渡してないから・・その・・結婚指輪なんだけど・・受け取ってほしい」

 

 

 

俺がそういうと3人は泣きながら

 

 

束・シャル・セシリア

 

 

「喜んで!!私たちを奥さんにしてください♪♪♪」

 

 

 

ユウマ

 

「みんな・・ありがとう♪」

 

 

 

こうして俺たちは正式に結婚した

 

 

 

 




ちなみにユウマは一夫多妻制が既にドイツから認められています


そろそろ原作に入りたい

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