これからIS実習を始めようとした時、旅館から山田先生が走ってきた
真耶
「朝霧先生!大変です!」
ユウマ
「山田先生どうしたんですか?」
真耶
「これを見てください!」
山田先生はそう言いながら俺にタブレット端末を渡してくれた
ユウマ
「何々・・・・おい、ふざけてんのかコレ」
「みんな急で悪いけど今日の実習は中止だ!各員速やかに旅館に戻ってくれ」
生徒
「先生・・何かあったんですか?」
ユウマ
「アメリカとイスラエルが極秘で開発してた軍用ISがついさっき太平洋沖で起動実験中に暴走状態になってこの海岸近くに来ているらしい」
「しかもその後始末を今近くに居るIS学園の専用機持ちで対処しろってアメリカ大統領からの通達だ」
生徒
「それって拒否できないんですか⁉」
ユウマ
「大統領命令だと拒否は無理だろうな・・・・でもやり方次第ではアメリカに今回の全責任を取らせることはできる」
「束、今すぐマイヤー大統領に通信を繋いでくれ」
束
「あいあいさ~」
マイヤー
「束君、どうしたんだい?」
束
「ゆ~くんが話があるみたいです」
ユウマ
「大統領、急にすみません。実は先ほどアメリカ大統領からこんな通達が来たんですけど・・」
マイヤー
「これは・・・我々は何をしたらいいかい?」
ユウマ
「アメリカにこの件の詳細な情報と今回の後始末をした場合のアメリカに支払ってもらう賠償金と大統領の交代ですかね」
マイヤー
「分かった、今すぐに始めるから何かあったらまた連絡してくれ」
ユウマ
「了解です」
「さて、外交的な事は大統領にお願いしたから良いとして・・・軍用ISは条約違反のモノなのにそれをわざわざ作るとはな」
「どうしてくれようか・・・まずは生徒たちの安全を確保だな」
「みんな今聞いた通りだ。この海岸が戦闘領域になる可能性が有るから旅館に戻ったら絶対に出ちゃダメだぞ、分かったね!」
生徒達
「はい」
ユウマ
「俺は偵察に行ってくる、束たちは生徒たちのそばに付いていてあげてくれ。何が起こるか分からないからな」
「アウル達はもし何かあったら専用機展開して皆を守ってやってくれ」
束
「気を付けてねゆ~くん」
アウル
「オーライ」
スティング
「分かったよ」
プル
「任せて!」
プルツー
「頑張るね」
ユウマ
「オータムさんも何かあったらみんなを頼むよ」
オータム
「任せときな、それと絶対に生きて帰って来いよ。束たちを未亡人にだけはするなよ」
ユウマ
「ああ、分かってるよ・・・行ってくる」
「来い・・R-1改!」
「さて、どこに居るのやら・・・・リュウセイ、偵察はT-LINK センサーを広範囲で使った方が分かりやすいか?」
リュウ
「ああ、でも過信はするなよ。いくら念の力を使っても限度が有るからな、それに相手が軍用のISならR-1単機じゃかなり厳しい」
「今回は相手の姿、おおよそのスペックなんかが分かれば御の字だ」
ユウマ
「そうだな・・・でもアメリカはふざけたことしやがる」
その頃ドイツ政府では
マイヤー
「エルザム、スグにアメリカに電話を繋げ」
エルザム
「了解です」
PULL PULL PULL
アメリカ政府
大統領
「もしもし誰だ?」
マイヤー
「久しぶりだな、ジャミトフ大統領」
ジャミトフ
「マイヤー大統領、アメリカに何用かな?」
マイヤー
「とぼけても無駄だ、アメリカとイスラエルで極秘に開発した軍用ISが暴走したそうだな」
ジャミトフ
「何故それを⁉」
マイヤー
「先ほどIS学園に行っているラビット社のメンバーがアメリカから今回の件の後始末を命令されたと通達が来てね・・・アメリカは随分とふざけた事をしてくれる」
「なぜIS学園の生徒達がそんな危険な事をしなければいけないのか説明してもらおうか?」
ジャミトフ
「ラビット社のメンバーが居るIS学園ならこれ位のトラブル何とかなるだろ?それに確かに我がアメリカは軍用ISを開発したが国際条約に違反はしていない」
「それに現場に一番近いのはIS学園が滞在している場所が近いんだ。それ位解決してもらわないと困るんだよ」
マイヤー
「それがアメリカの言い分か・・・国連で結んだ条約でアメリカの国際IS条約違反を確認した。これよりアメリカに対し制裁を発動する」
ジャミトフ
「なんだと⁉」
マイヤー
「この制裁によりアメリカにはラビット社に多額の賠償金の支払いとアメリカ大統領の交代が義務付けられる」
ジャミトフ
「そんなもの認めんぞ!」
マイヤー
「キサマが認めなくても関係ない、これは国連で決められた条約だ。それに以前からアメリカに対する不満が世界各国から多くてね」
「これによりキサマは大統領を辞めてもらうぞ」
ジャミトフ
「そんな・・・今すぐ国外に逃げなければ・・」
ガチャ!
ギリアム
「そこまでだ!ジャミトフ・ハイマン!お前を汚職、賄賂、機密情報漏洩の罪で逮捕する!」
ジャミトフ
「なぜインターポールが⁉」
ギリアム
「以前から内密に捜査をしていたが先ほどイスラエルの捜査員から情報が入ってね、お前の関与した犯罪が数多く出てきたぞ」
「これでお前の汚職人生は終わりだ。おとなしく捕まるんだ」
マイヤー
「これでアメリカの件は大体片付いたか・・・後はユウマ君に任せるしかないか、ユウマ君・・無事でいてくれよ」
太平洋上空
ユウマ
「太平洋の真ん中まで来たけど軍用ISは居ないな・・・リュウセイ、何か反応はあるか?」
リュウ
「まだ何も反応は無いな・・・ん?ユウマ!3時の方角から高速で接近する物体アリだ!」
ユウマ
「3時の方角・・・速い!」
???
「敵機補足・・・データを採取します」
ユウマ
「何だコイツ!動きが速すぎて追いつけない!」
「それに人間が乗っててこの動き・・・ゲイムシステムでも使ってんのかよ!」
???
「目標対象・・・危険度・・限りなく低い・・・このISのパイロットなら彼女を任せられる」
「すみません、そこのパイロットの方少しお話出来ますか?」
ユウマ
「音的に機械音声っぽいけどISが喋ってるのか?」
福音
「私は軍用IS銀の福音[シルバリオ・ゴスペル]です。」
「実はあなたにお願いがあります、今ISに乗っているナターシャをお願いできますか?」
ユウマ
「それは構わないけど君はどうするんだ?」
福音
「私はアメリカからIS本体に機密情報を埋め込めれているので捕まらないように逃げるだけです」
ユウマ
「なんの機密情報かは分からないけど一度ドイツに来ない?ISのコアをそのまま移植して新しくIS本体を作れば問題ないと思うよ」
「それにナターシャさんの事が大切なら彼女を一人にするのは可哀そうだよ、だから一緒に来なよ」
「それに今頃アメリカは大統領の悪事がバレてそれどころじゃないから行動するなら今が一番だよ」
福音
「そうですね・・・なら一度ドイツに行くことにします」
ユウマ
「分かった、なら一度ISを解除してくれる?そうじゃないと運びづらいからさ」
福音
「分かりました、しばらくナターシャの事をお願いしますね」
ユウマ
「了解したよ」
シュ~~ン
「よっと・・・この人がナターシャさんか・・・スゲェ美人だな」
「おっと、今はそれどころじゃない・・・旅館に帰ろう」
出雲旅館
ユウマ
「みんなただいま~」
束
「おかえりゆ~くん、その人は?」
ユウマ
「軍用ISに乗ってた人だよ、ナターシャさんだって」
「ISのコア人格と話して無事戦わずに解決したよ、それとこのISを一度ドイツに持って帰ってコア抜き取ったら新しく体作ってあげる約束したから夏休みの時に皆で作ってやろうぜ」
束
「そんな事が有ったんだね・・・なら先にロバート博士達にお願いしてコアを抜いておいてもらおうよ」
ユウマ
「そうだな、オータムさんこのISを博士達に渡してもらえますか?」
オータム
「任せな、それとこのパイロットはどうするんだ?会社で雇うのか?」
ユウマ
「それはナターシャさんが目を覚ました時に直接聞いてみましょう」
「今日は無駄に神経張りつめてたから疲れたよ、飯食って今日は休もうぜ。明日は予定通りIS実習だな」
束
「なら早く部屋に帰ろうよ」
ユウマ
「ああ、ナターシャさんを安静に寝かせてやらないとな」
束
「だね」
銀の福音を出しましたが戦いませんでした
これは賛否が分かれそうですね、戦闘描写苦手なんでこうなりました