魔法少女まどか☆マギカ 〜偽編 眇たる救世主〜 作:ブロパピコ
杏子は倒した魔女が落としたグリーフシードを拾い上げ遊ぶように軽く上に投げていた。
「さぁて・・・トドメさしたしグリーフシードも回収したけど・・・今となってはこいつは要らないな・・・努〜」
「ハァ・・・人使い荒いな・・・【
杏子は努にグリーフシードの処分をさせるためぶん投げたが・・・
「あらよっと!!」
そこにインターセプトするようにグリーフシードを横取りする影が現れた。
「コイツはいただくよ〜ん」
「やれやれだぜ・・・今度は誰なんだ・・・」
「誰だっていーじゃん?どうせミーには追いつけないんだし!!」
そう言うと謎の少女は一目散に逃げ出した。
「おいおい・・・どこ向かってんだ?」
「どこって・・・逃げ道に決まってんじゃーん!」
「いやだから・・・そっちは逃げ道じゃなくてどっちかと言うと・・・」
「あべしっ!」メッッッコォォォォ!!
「止まり道・・・行き止まりだぞ?」
努は写輪眼になっていたため本当の逃げ道がどこか分かっていたが少女には違う道が見えていたため壁にモロに激突してしまった。
「ホンット・・・油断しねぇな・・・きょーちゃんは・・・」
「あったりまえだろ?アタシらをコソコソ付け回ってるんだからどこかでなにかしてくると思って魔女を倒したからって解除なんかしてないさ。アンタより先にヤツに気づいてた自信はあるぜ」
「ほう・・・いつからだ?」
「魔女の結界に入る前だ・・・アンタは?」
「もちろん・・・この街で探索に入ってからだが?ん?なんて?確か俺より先に勘づいたって聞こえたが?」
「くそっ!やられた!!こんな屈辱は生まれて初めてだぜ!!!」
「おぉふ・・・」パラパラ・・・ズダンッッッッッ!
杏子は地団駄を踏んで悔しがっていたがやっと壁にめり込んでいたシャルロットが剥がれ落ちた。
「くっ・・・ミーとしたことが・・・」
「ファ〜ハハハ〜。無様だな!泥棒野郎!」
「努・・・その笑い方すっげぇムカつくぞ・・・」
「ワザとだ・・・それよりおめェこれが欲しいならハナっからそう言えよ・・・逆にこんなことしたら殺意沸いて興奮しちゃうじゃないか♡」ズキューーーーーン
努はどういう原理か分からないが股間を光らして興奮していた。
「かぁ気持ちわりぃ・・・ヤダおめェ・・・うわ・・・」
「おいきょーちゃん!取り消せよ・・・今の言葉!!」
「取り消せ?断じて取り消すつもりは無い・・・だってそうだろ?いきなり股間光らせて興奮すんなんて変態の極みだろ?アイツらはお前のこと慕ってるようだがアタシから見たらただのところどころ締まらないだらしない先生ってところさね」
「誰がだら先だァァァァァァ!!!!」
「おめェの事だよこのタコォォォォォ!!!!」
「ユーら・・・ミーのこと忘れてない?隙だらけだよ!」
謎の魔法少女は努達に遠距離攻撃を仕掛けるが・・・
「おめェには一から教育が必要なようだなぁ・・・」ドカッ!
「やれるもんならやってみな!アタシはアイツらのように甘くはないぜ!!」キィィン!
「なっ!?」
努達は見もせずに攻撃を叩き落とした。
「テメェの【鏡花水月】も・・・他の奴らのだってまだ拙いもんだぜ?しかも俺にはお前の攻撃は通用しない・・・なぜなら弱点は俺自身だからな!!」
「アンタ相手に小手先のことなんてやっても無駄なのは知ってんだ!だから実力でねじ伏せてやんよ!!」
「出来ねぇ事は口にするもんじゃねぇぞファザコン!早くパパに会いたいなら送ってやるよ!地獄に!」
「殺す!!!」
「・・・ミーが空気・・・この隙に逃げ出すとしようかな〜・・・」
謎の魔法少女はこっそり逃げ出そうとするが・・・
「ワッツ!?」
杏子は取り囲むように赤い結界を出して身動きを封じた。
「悪いけど逃がしゃしないよ」
「あらら・・・先手打たれちゃった・・・俺がやろうかと思ったのに」
「アンタはやりすぎるといけないからアタシがやらせてもらったよ」
「安心しろよ・・・格下の扱いは慣れてんだよ。お前ら修行させたの誰だと思ってんだ」
「それでも手加減してもアンタの力は異常なんだよ!自覚しろ!!」
「・・・まあそれは置いといて・・・あまり魔力を使いすぎるなよ?お前らの新しい力は・・・」
「分かってるって・・・一応ロンダリング装置にも制約と制限があるってこととこの力についても分かってやってんだ・・・」
「ならいいが・・・それよりお前だなお前!どんな死に方が嫌だ?それをやられたくないならさっさと話して二度と邪魔しないって誓え・・・さもなくば殺す」ポヒュッ・・・ビビビビビビビビ
努は指先から気弾を出し脅しながら尋ねた。
「わ・・・わかった!話す!話すから・・・」
そう言うと努は気弾を結界に撃ち込み解き放った。
「よし・・・逃げようなんて考えてもいいけどやったらその綺麗な四肢を撃ち抜いて動けなくなったあと服を剥いでホームレスのたまり場にぶん投げるからそれを心得て話せ」
「努・・・アンタ悪魔よりひでぇぞ・・・」
そうして・・・謎の魔法少女・・・シャルロット・リーは自分の名前、生業、固有魔法など語れること全てを語った・・・
「なるほどな・・・ちなみにあとひとつ聞きてぇ・・・」
「なんだい?ミーに答えられることならなんでも聞いていいよ!」
「・・・」
努はシャルロットのことを頼りなさそうに感じ、ため息がこぼれそうになるが必死にこらえて質問を続けた・・・
「ここらでどデカい魔女の目撃情報とかって知らないか?」
「?・・・そんなの見たことも聞いたこともないよ!強いのかい?」
「まあ今まで何体か戦ったが今のお前じゃあ3秒ももたないだろうな・・・」
「ワーオ・・・とっても信じられないけど・・・まあミーが見たら教えに行くよ!」
「あぁ・・・とりあえず俺達は周りの国々の手応えのある魔女を倒しに行くから最後にオーストラリアに行くつもりだ・・・多分今すぐ帰ればかち合う可能性があるから今日はここらで泊まるがいい・・・金はやるから・・・」
そう言って努は日本円で約8万円程の金をシャルロットに手渡した。
「いいのかい?こんなに?」
「飯や宿・・・ついでに帰国代も考えたらこれくらいで足りると考えたが・・・足りなかったか?」
「じゃあもう少しだけ・・・やっぱいいです・・・」
シャルロットは努にたかろうとしたが努の後ろにいる杏子が槍を構えると、命の危険を感じてたかるのをやめた。
「そっか・・・なら元気でな!行くぞ!きょーちゃん!!」
「おう!」
そうして努達は次の目的地・・・インドネシアへと向かった・・・果たしてこの二人に待ち受ける運命はいかに!?そして話題にちらっとあがったロンダリング装置にはどんな秘密があるのか!?
そして・・・
「ぬっ・・・!」
「どうしたんだ?努」
「なんでもない・・・旅を急ぐぞ・・・」
いつもと様子が違う努・・・この先・・・どうなるのか!?
ジョジョSCいよいよエジプトに上陸して今ボインゴとホルホースのところまで行きました・・・