魔法少女まどか☆マギカ 〜偽編 眇たる救世主〜 作:ブロパピコ
〜オーストラリア ケアンズ〜
「ふぅ・・・着いたな・・・」
努達は様々な魔女と戦いながら、やっと目的地のケアンズへと着いた手
「やっとここまで来たな・・・ここに来るまでもう十体以上魔女を倒したけど・・・これからもっと強え魔女と戦うことになるんだよな〜?」
杏子は手を後ろに組みながら菓子を貪って努に聞いた。
努は事前に
「あぁ・・・ここ辺りに強い力を感じる・・・魔力の感じだから魔女とみて間違いなさそうだ・・・」
だが・・・努の顔は優れていなかった・・・拭えない一抹の不安・・・
「さっきからどうしたんだよ・・・なんかあったか?」
「・・・いや・・・どうもオーストラリアに上陸してからどうも嫌な予感がしてならないんだ・・・思い過ごしであって欲しいんだがな・・・」
そして時間は経ち、努のスマホに着信が入った。
オレノソバニチカヨルナー!!!オレノソバニチカヨルナー!!!オレノソバニチカヨルナー!!!
「うぉぉ!?」
「ん?着信か?誰だ?」
「びっくりしたな〜・・・なんだよその着信音・・・」
「俺の趣味だ・・・ってまーちゃんから?」
スマホに写し出されていた名前はなんとまどかであった・・・努は嫌な予感を感じつつ電話に出る。
「どうした?」
『努お兄ちゃん!!今どこ!?』
まどかは焦っているようで努の居場所を尋ねた。
「ケアンズだ・・・ここに魔女の力を感じて待機してたところだが・・・」
『ケアンズにも!?けど今メルボルンにいるんだけど魔女がいるよ!!』
「なんだと!?」
努は急ぎで頭をフル回転させ始めた・・・
(どうなってやがんだ!?・・・そうだ!力を感じるより少し未来を見るんだ!これで正確な居場所が分かる!!)
努は少し先の未来を見通す能力を使うため・・・集中し始めた。
(
(
(|please・・・please help us・・・my god・・・《おお神よ・・・私たちをお助けください・・・おお神よ・・・》)
魔女の厄災によって騒ぎ苦しむ人々が見えた・・・それを見た努は今できる最善の手をまどかに伝える。
「ちっ・・・まーちゃん!お前とほむちゃんは避難誘導!!さーちゃんとみーちゃんはそれぞれ離れて時間稼ぎをしろ!!いいな!!??」
『わかった!!待ってるから少しの間は任せて!!』
努は電話を切り、杏子の肩を強引に抱き寄せ額に指をあてて集中し始めた・・・
「分かったのか!?」
「ああ・・・メルボルンだ!!もう既に現れてるようだ!!まーちゃん達が時間を稼いでる!!急いで行くぞ!!」
(させてたまるか・・・二度と失敗は許される身ではねぇんだよ!!)
努は焦りきっているが冷静に瞬間移動をしてメルボルンへと向かった。
〜メルボルン〜
「着いた!まーちゃん!!」
「努お兄ちゃん!!指示通り私とほむらちゃんは避難誘導、さやかちゃんとマミさんは私たちと離れてそれぞれ別で時間稼ぎしてます!!」
「上出来だ!!まだ行ってないとこあるか!?そこへ全員連れていく!!」
「う〜んと・・・エアーズロックにまだ行ってないや!」
一見、この会話自体、戦場でするものじゃないと思える内容だった・・・どこか緊張感に欠けるようだったがこの時、努の心は早くみんなを避難させてフルパワーで戦える環境を築くことで一杯だったのだ・・・
「ちょうど今は夜だ・・・夜明けの太陽はさぞ感動するから行ってこい!」
努は一瞬で八回も瞬間移動し、まどか達と逃げ遅れた者を戦線離脱させた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・クッ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・さあ・・・やろうか!・・・ハァ・・・ハァ・・・」
「おい!大丈夫なのかよ!努!!」
「ハァ・・・今のでフル活動時間が・・・ハァ・・・2分マイナスだ・・・ハァ・・・」
「頼むぜ・・・アタシのとっておきは残念ながら見た目こそハデだけどまだ威力が足りねぇんだ・・・アンタの新しい力はすげぇパワーあるんだからフィニッシュだけでもやってくれよ!!」
「ハァ・・・任せろ・・・ハァ・・・ハァ・・・さーちゃんにもみーちゃんにもまだ見せてない新技を見せてやるからよ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・フゥー」
「さあ・・・始めようか!!アタシのエサとなってもらおうか!!」
「さあ・・・よからぬ事を始めようじゃねぇか!踊れェ!!地獄の一丁目だぁ!!!満足させてくれよォ!!!!ヒャ〜ハッハッハッハッァー!!!!!踊れェ!!!死のダンスをよォ!!!!!ヒャ〜ハッハッハッハッハッハッハッァーー!!!!!!!」
戦う前から疲弊しきっている努・・・果たして・・・このまま勝機はあるのか!?そして今回の超弩級魔女は一体、どのような性質でどのような戦いになるのか!?
髪切りたいよ・・・