魔法少女まどか☆マギカ 〜偽編 眇たる救世主〜 作:ブロパピコ
努は南極にてインキュベーターの真の目的やまだ知らなかった衝撃の事実をほむらに告げた。
当然認めたくなかったが努の調査によって得た情報のため、噓偽りはありえない・・・真実を何故黙っていたのか説明を求める二人の前に、新たな魔女、深淵の魔女が突如、空から現れた・・・
その魔女は拙いが言葉を発した・・・努は新たな情報を得るために深淵の魔女を生け捕りにすべく、命を削る技【魔風波】を使うが、弾き返され反撃を受けてしまった・・・
息を切らし
「どうするの?策はまだあるのでしょ?」
ほむらは努に全て賭けていた・・・ここでこの人が終わるわけがないと全力で信じているのだった・・・その期待に応えるかのように、努は微笑む。
「当然だ・・・だがこれはお前の力次第だ・・・」
「私の?」
「お前・・・気功波は打てるよな?」
「打てるけど・・・努さんのと比べれば威力は全然よ?」
「十分だ・・・いいか?修行中に俺がみせた技あるだろ・・・アレをやってみろ!」
アレ・・・そういわれたほむらの顔は引きつっており、全力で首を横に振った。
「アレですって!?無理よ!!気功波は出せてもあのレベルの気弾系の技なんて打てないわ!論外よ!!」
ほむらは全力で断るが、それに対し努は笑みをこぼしながらタバコを咥え火をつけて一服し始めた。
「スゥゥゥ・・・フゥゥゥゥ・・・それがどうした?無理と分かっていてもやらなきゃなんねぇときだってあるんだぜ!俺たちに不可能なんてない!!」
それは根拠のない戯言だった・・・だがそれが彼に力を無限に引き出すのである・・・ほむらはそれを知っている・・・ワルプルギスの時だって、それ以前にシャルロッテ・・・お菓子の魔女のときだって諦めなかったからこそ・・・切り開けたのである・・・ほむらはその言葉に鼓舞されて、盾をしまい、努を真っすぐ見つめる。
「・・・分かったわ・・・やれるだけやってみるわ!」
「いいか?俺が囮となってやつの注意を引きつける・・・お前はその隙に魔力を全て気に変換してその力を爆発させろ・・・闘いの中では賭けも重要だ・・・今まで慎重に正解を選んだお前には酷かもしれんがやるしかねぇんだ!いつまでも俺がいなきゃ守れねぇ暁美ほむらと決別しろ!!」
「ッ!?努さん・・・あなた・・・」
ほむらはその言葉を受け止め、努を引き留めようとするがそれを止め、ゆっくり魔力を集中させ始めた・・・
「さあ行くぞ!ハァァァァァァアアアアアアアア!!!!」ボシュュ!!!!
「死なないでね・・・」
「余計なお世話だ・・・フッ!!!!」
努は大きく飛び出して深淵の魔女に向かっていった・・・
「私も・・・ハァァ!!」ボシュュ!!!
ほむらも気を解放し、手を後ろにして掌に気を集中させ力を貯め始めた。
「ハァァァァァァ・・・!!」
だがこのとき、努が言った言葉の真の意味を・・・ほむらは知る由もなかった・・・
「ほれほれどうした!!お前の実力はこんなもんか!?」
深淵の魔女は努を捕まえようとするが全て避け、ちょくちょく反撃をしていた。
「くっ・・・カスった!ヤロウ・・・隙が全くねぇ・・・この作戦はミスか?・・・っておわッ!?」
努は最初は紙一重に避け続けていたが段々余裕がなくなり始め、今では大幅に避けている・・・
「ちくしょうめ・・・ってそうだ!あの手があった!!ほむちゃん!!一旦時を止めろ!!二秒ほどでいい!!」
「え!?」
「早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!!」
「わ・・・わかったから急かさないで!止まれィ!時よ!!」
ドゥゥフワァァァンカッコッコ・・・
ほむらは盾を取り出し、時計のバックルを回し、時を止めた。
「努さん・・・あなたは一体何をするつもりなの・・・」
ほむらはただじっと努が何かするのを力を溜めつつ待っていたが何も起きることは無かった。
「くっ・・・時間を止めるのは限界ね・・・そして時は・・・」
「いまだ!【
「!?」
努は咄嗟の判断で多重残像拳を使い、時は再び動き出す・・・
「努さん!?ただでさえ体力を大幅に消費してる今、影分身なんて無茶よ!」
「「「「「「「「チッチッチッ・・・これは影分身じゃあない!【多重残像拳】だ!さあ魔女さんよォ!こんなかに本物の努様は一人だ!七分の一だ!当ててみな!このクサレド陰キャ魔女ちゃんよォ!!」」」」」」」
「く・・・Da・・・らん」
深淵の魔女は構わず努を攻撃するが・・・
「「「「「「残念!ハズレだよん〜!六分の一の確率で当たるんだぜ?早くカモンカモーン!!」」」」」」
深淵の魔女は付き合うのも馬鹿馬鹿しくなったようで一斉に残像拳を薙ぎ払った。
「ここで一つ、謝らなきゃならねぇようだな・・・本体の俺は・・・」
全ての残像が消えたがどこからともなく努の声が辺りに響いた。すると・・・
「ハナっから・・・天高く舞い上がってたんだよ!!喰らえ!!【
努の回転踵落としは見事深淵の魔女にクリティカルヒットした・・・だが・・・まるで効いておらず、すぐさま攻撃をけしかける・・・
「鬱・・・陶・・・sHi・・・イィィィィ!!!」
「のわァァァァァァ!!!っでも!タダでやられてたまるかよ!!喰らえ!!」
努はいつの間にか拾っていた氷の大地の一部を投げつけ深淵の魔女はそれに怯んだ。
「いまだ!やれぇぇぇ!!!」
「行くわ!か・・・め・・・は・・・め・・・」
「波ァァァァァァァ!!!!」
「いいぞ!だがまだヤツは生きてる!!力を!爆発させろ!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!」
ほむらは全力のかめはめ波で深淵の魔女は包み込まれた・・・だがダメージを負っただけで死には至らなかった・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ダ・・・ダメだった・・・倒せない・・・」
「バッキャロー・・・諦めんじゃねぇ・・・ヤツをこのまま生かしておくわけにはいかねぇ・・・負けるわけにはいかねぇんだよ!!パワーをくれ・・・ヤツを倒せるパワーをくれ!パワーを!!くれぇぇぇぇ!!!」
「つ・・・努さん・・・分かったわ・・・私の渡せる分は渡すわ・・・」
ほむらの全力のかめはめ波では倒せない・・・努!こうなったらお前しかいない!!深淵の魔女を倒すんだ!!!
寿司とドーナツが食べてぇな・・・
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