魔法少女まどか☆マギカ 〜偽編 眇たる救世主〜 作:ブロパピコ
アゼルバイジャンにて努としばらく別行動をとることになってしまったまどか達・・・だがそんな状況にも冷静に今すべきことを皆に告げるほむら・・・その彼女がふと思った努の能力についての重大なデメリット・・・それについて皆同じ考えにたどり着き不安になるがほむらは今すべきことを成し遂げるため、それぞれを鼓舞し、ともに各国順調に魔女退治を進めていくのだった・・・そして時は前回の結末から少し遡る・・・
〜中国〜
一同は、アラブ、シンガポール、タイ、トルコ、パキスタン、レバノン、インド・・・それぞれユーラシア大陸にある国々を回り、いよいよ最後の舞台となる中国へと着いた。
「なんとかここまで着いたわね・・・」
「そうだね・・・マミさん、回ってない国はここで最後ですよね?」
「ええ・・・ここで最後よ・・・」
マミは地図を確認してまだペケ印をつけてないことを目視してさやかに伝えた。
それを聞いたさやかはぐっと背伸びをして一息入れる。
「たっは〜・・・疲れたよ〜」
「オイオイ・・・さやか何言ってんだよ・・・まだ戦いは終わってねぇんだぞ?」
「そうね・・・それよりみんな。努兄さんにあれ以来連絡とかはないの?」
マミは努の情報が誰かに伝わっているかどうか確認するが・・・
「無いわ」
「無いです」
「同じく」
「アタシもだ」
努の行方も安否も確認できず一週間が経過していたのだった・・・
「まったく・・・努兄さんってば何をしてるのかしら・・・あれからもう一週間も経つっていうのに・・・」
「まあまあマミさん・・・落ち着いてくださいよォ・・・」
「あの人は基本自由人なんでこっちが受け入れないとついてけないから・・・」
幼き頃努と出会っていた二人組は半ば諦めるようにマミをなだめた。
「酷い言われようね・・・」
「でもアイツ何してんだろうな・・・」
五人は努のことを思っていたのもつかの間・・・それぞれのソウルジェムに強い反応をキャッチした。
「ッ!?これは!!」
「今までにもない過剰な光ッ・・・!」
「ワルプルギスが暗く見えるほど眩しくて見えない光ッ・・・!!」
「こりゃ相当厄介かもな・・・」
「だね・・・ッ!?見て!あそこっ!!」
さやかが指さす方を見るとそこには・・・
「え?」
「え?」
「はぁ?」
「なんなの・・・?」
「ち・・・ちちちちち・・・小さぁぁぁぁぁ!!!」
今までの魔女と比べて小さく・・・まるで小学生低学年並の大きさの魔女が浮いていた・・・
だが結界に潜んでいない魔女は桁外れに強い証拠でもある・・・一同は警戒態勢をとりつつ驚いていたが魔女はまどか達に気づき、目を合わせ・・・
『騒がしいな・・・人間・・・』
「なっ!?喋った!?」
魔女が喋った・・・それは以前ほむらと努が戦った深淵の魔女と同じであったが一つだけ確実に違うところがある・・・それは深淵の魔女は片言で一部声が聞き取れなかったがいま、まどか達と出会った魔女は片言ではなく、流暢に、スラスラと聞き取りやすい透き通った声というところだった・・・
魔女はなにか考えており、目を斜め上に傾けていた・・・
『いや・・・私が見えるってことは魔法少女か・・・せっかくの誕生祝いだ・・・相手をしてやろう・・・』
「く・・・来る!!」
魔女は一瞬でまどか達の元へ着き、軽く笑みを見せる・・・そしてまどか達に攻撃をする・・・
「あぁ!」ドガッ!
「グッ!」ドゴッ!
「キャア!」ドムッ!
「ガァッ!」バキッ!
「あぁ!!」ドスッ!
一瞬で攻撃を喰らったまどか達は軽く吹っ飛ばされそれぞれ受け身をとって体制を急いで取り直した。
まどか達は攻撃を喰らったことをしばらく理解できなかったがそれぞれ攻撃を受けた場所を触って確認することでやっとあの魔女にやられたと理解した・・・
当の魔女は少し不安げに拳を握っては開いていた・・・
『おや?力が強すぎたか・・・すまない・・・まだこの力は慣れてないんでね・・・今度は軽ぅぅぅぅぅぅぅぅくやってあげるよ・・・』
魔女はまどか達に嗤いつつ手招きをして誘った・・・
「クソッ!」
「舐めるんじゃないわよ!!」
「美樹さん!佐倉さん!ダメっ!!」
さやかと杏子は魔女の挑発に乗って突っ込んでいくが・・・魔女は余裕な態度で待ち構えていた・・・
『ザコめが・・・』
「どぉ!」ズガッ!
「がぁっ!」ドゴォッ!
さやかは顔を蹴られ、杏子は蹴りの戻りに降ろした足で踏み潰された・・・
「さやかちゃん!」
「佐倉さん!」
マミは危機を感じ急いでリボンを伸ばしさやかと杏子を回収した。
「大丈夫!?二人とも!!」
「ゲホッゲホッ!・・・ハァ・・・ハァ・・・なんてことねぇって・・・」
「ハァ・・・ハァ・・・ちくしょう!」
「コイツ・・・相当強いッ!」
『どうした?魔法少女よ・・・もう終わりか?もう少し私を楽しませてよ』
「ちょ・・・調子にのりやがって・・・」
さやかは一方的に攻撃にされ、さらにコケにされて再び頭に血が上るがほむらはこのままだと状況が悪化すると判断しさやかの腕を引っ張り止めに入った・・・
「少しは落ち着きなさい!美樹さやか!」
「うっ・・・」
「あなたもよ!佐倉杏子!」
「ちっ!」
「少なくともあの魔女はワルプルギスより厄介よ・・・知能も人間と同じくらいで実力も何倍もあるようにみえる・・・どう対抗すれば・・・」
ほむらは現状何をすることが正解か頭を悩ませるが魔女は嘲笑してほむらに冷酷に語りかけた・・・
『無駄だよ・・・あなた達がどう足掻こうと・・・私の前に跪いて命を詫びることしかできない・・・』
「なかなか面白いこと言うじゃない・・・あなた・・・名前は?」
『名前か・・・ふむ・・・なんと言おうか・・・考えたこともなかった・・・私はかつて名前はあったはずだが思い出せない・・・まあいい・・・今日から私の名は・・・』
魔女はこの世のものとは思えないほどの邪悪な顔で高らかに宣言する・・・
『最凶の魔女・・・とでも呼んでもらおうか!』
最凶の魔女・・・それがヤツの名前・・・今のところ立ち向かう策はないのか!?どうするほむら!!負けてはならぬぞ!!!
あっ・・・そういえばドラゴンボールブレイカーズ発売しましたけどまだやってないです・・・仕事が休みの日にでもやってみようと思いますね~
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