珍しく平和な話に仕上がりました
幸せな時間
1999年。東京。国際空港。
この日、一人の女性が数年ぶりに日本の地に降り立った。
「んー……!帰ってきたなぁ」
彼女の名前は、錦山優子。
現在服役中の東城会系の極道である錦山彰を兄に持つ女性で、重い心臓病を患っていた。
(まさか、またこうして生きてこの場所に帰って来れるだなんて……)
しかし、その病は既に完治した。
両親を失った彰と優子の二人を保護して養ってくれた育ての親と、幼少の頃から共に過ごした兄の親友の助力により、優子は海外での手術を受ける事に成功したのだ。
(風間さん、一馬くん……会ってお礼をしなくっちゃ)
リハビリを終えて退院した彼女は、すぐに日本に帰国したのだ。
命を救ってくれた、感謝を伝える為に。
「さて、と」
荷物を回収し、空港のターミナルから外へと出ようとする優子。
彼女が聞いた話によれば、迎えの者が到着していると言う。
「失礼、そこの方」
「はい、なんでしょう……っ!!?」
ふと、優子に声をかける男性が現れた。
彼女は声を掛けられた方向を向いたが、その事を後悔する事になる。
(や、ヤクザ……!?)
優子と比べふた周り以上もある体躯とパンチパーマの髪型に、分厚いサングラスにネイビー色のスーツを着た大男。
堅気でないのは火を見るよりも明らかだった。
(ど、どうしよう。自分と一馬くん以外のヤクザは危ないから近づくなってお兄ちゃんに言われてたし、でももう振り向いちゃったし……!)
怯えて慌てる優子だったが、男が口を開くとそれは霧散した。
「錦山優子さん、ですね?」
「えっ?はい、そうですが……どうして私の名前を?」
「お初にお目にかかります。自分、桐生組の者で、松重と申します」
男はそう名乗って直角に頭を下げた。
見た目の柄の悪さからは想像も出来ない程の礼儀正しさに、優子は思わず面食らっていた。
「桐生組って……もしかして、一馬くんの?」
「はい。ご多忙な親父に代わり、貴女のお出迎え及び警護を仰せつかりました。本日はよろしくお願い致します」
その言葉を聞いて優子は肩の力を抜いた。
桐生が率いる組の人間であるならば警戒する事はない。
見た目に反した礼儀正しさも、桐生の教育の賜物であるとすれば辻褄が合う。
安心した優子は、頭を下げる松重に対してお辞儀をした。
「改めまして、錦山優子と申します。本日はお世話になります」
「では、早速参りましょう。こちらです」
松重に従い、優子はターミナルから駐車場へと向かった。
そこで待っていたのは黒塗りの高級車と、黒いスーツを着た運転手の男だった。
「兄貴、お疲れ様です」
「おう、こちらが今回のお客様だ。丁重にお運びしろよ」
「錦山優子です。よろしくお願いします」
「へい、お任せ下さい。さ、どうぞ」
優子は言われるがままに後部座席に乗り込んだ。
ヤクザの車という事でタバコの臭いを覚悟していた優子だったが、彼女が感じたのは新品のシートの匂いのみだった。
「行き先はセレナだ。出せ」
「へい」
松重の指示によって運転手が車を発進させる。
車は何の問題もなく駐車場を出て、安全運転で優子を空港から連れ出した。
「優子さん。リハビリと長旅、大変お疲れ様でした」
「あ、ありがとうございます……」
松重が礼を尽くして優子に接する。
それらは全てすごく丁寧な所作で好感が持てるのだが、ヤクザに慣れていない優子としては松重がそのようにしているだけでもすごく緊張してしまうのが実際の所だ。
(なんか話す話題とかないかな……息が詰まっちゃいそう…………あ、そうだ)
優子はふと思い至った。
桐生は優子にとっては兄の親友であり幼馴染だが、言ってしまえばそれだけでしかない。
「あの、松重さん」
「なんでしょう?」
松重は桐生が率いる組の人間だ。
であれば自分が知らない桐生のことを知っているかもしれない。
そう考えた優子は、こんな質問を投げかけた。
「松重さんから見た一馬くんって、どんな人ですか?」
「親父ですか?そうですね…………」
質問を受けた松重は少しだけ考え込む所作を見せた後、表情を変えぬまま答えた
「一言で言えば義理人情の塊みてぇな人ですね。弱い人や困ってる人間が居れば放っておけず、悪い奴らは絶対に懲らしめる。そんな男です」
「そうなんですか……ふふっ、昔から変わらないんですね」
優子の知る幼き日の桐生もまた、そんな気質を持った少年だった。
自分を含めたヒマワリの子供達がいじめられていると知るや否や、兄の彰と共に駆け付けて加害者達と殴り合う。
そして決まって、二人して罪を被るのだ。
「……やっぱり、昔からなんですか?」
「はい。とにかく弱い者イジメをする人達は許せないって感じでした。お兄ちゃんと二人で大暴れして、その後は決まって風間さんに怒られるんです。"やり過ぎるな!"って……」
「フッ、そうですか……全くあの人らしい」
松重の厳つい顔にも思わず笑みがこぼれる。
何か思う所でもあるのだろうかと優子が首を傾げていると、松重が滔々と語り始めた。
「実を言いますと……自分は最初、桐生の親父が好きじゃなかったんです」
「そうなんですか?」
「えぇ。桐生の親父と錦山さん……貴女のお兄さんが、風間の親分の口利きでこの世界に入ったのは、ご存知ですか?」
優子は頷く。
その話は彼女も覚えていた。
お世話になった風間さんに恩を返して、同じ世界で成り上がりたい。そして、優子を守れる男になる。
彼女の兄はそんな事を言いながら親友の桐生と共に堂島組の盃を受けたのだ。
「自分は、そんな彼らの事が気に入らなかったんです。"風間の親父に拾われただけの奴が、調子に乗るな"……とね」
松重は行き場をなくした街のゴロツキからヤクザになった"典型的"なタイプだった。
当時はそういった理由でヤクザになる者達が大勢いた為、松重はその"よくある連中"の中に埋もれてしまっていたのだ。
そんな中、組に入りたての桐生や錦山が"風間の秘蔵っ子"として良くも悪くも注目を集めているとなれば、目くじらを立てるのは当然と言える。
自分がどれだけ足掻いても浴びる事の出来ないスポットライトを、この世界に入った時から浴びているのだから。
「かつての自分は、そんな彼らに負けたくない一心でした。今となっては決して自慢出来る事じゃありませんが、のし上がる為ならどんな事でもしてきたものです」
松重はそのスポットライトを浴びる為に必死になった。
金と力を付けることに対して、彼は誰よりも貪欲に、誰よりも我武者羅に動き続けた。
そしていつしか"風間組一番の稼ぎ頭"とまで呼ばれるようになったのだ。
「そんなある日、上から命令されたんです。桐生一馬が立ち上げる組の創設メンバーになれと。」
「えっ?じゃあ一馬くんとはその時から……?」
「えぇ。桐生組結成時からの付き合いです」
目を細め、松重は思い出す。
桐生の事を認めたくない一心で反抗的な態度を取り、罠にはめて陥れようとすらした事を。
「自分は気に入らなかった。こんな若造に指図されるなんて冗談ではないと。親の七光りが届くと思ったら大間違いだと言うことを教えてやる。そんな風に考えてました。ですが…………間違っていたのは自分の方だったんです」
「え……?」
松重の脳裏に浮かんだのは、風間組の事務所での出来事。
桐生を陥れるはずが下手を打って殺されかけた所を助けられ、そのケジメを迫られていた時の事だ。
「当時、自分は組に逆らって悪事を働いてました。その結果、複数人で襲いかかられて殺されかけた事があったんです。ですが桐生の親父は俺を助けるばかりか、責任を取らされるはずだった俺を庇って一身にケジメを受けようとしました」
松重から語られたその話に優子は息を飲む。
兄伝いにヤクザの世界の話を聞いた事のある優子は、この世界における"責任"や"ケジメ"がどういったものかも知っている。
桐生と彰の渡世の親であり優子の育ての親でもある風間新太郎が、彰の処分を軽くする為に小指を失った事は彼女の耳にも届いていた。
(まさか一馬くんは、この人を守る為に小指を……?)
顔面蒼白になっていく優子を見兼ねた松重が、誤解のないように付け加えた。
「結局その時は、親父の姿勢が認められて不問にされました。誰の指も無くなってはいません」
「ホッ……そうですか」
それを聞いて優子は安心した。
もしも桐生が小指を無くしていたら優子もいい気分はしないし、何より兄の彰が黙っていないだろう。
「俺は親父に聞きました。どうして俺を助けてくれたのか、その理由を」
その時の桐生の言葉は、しかと松重の胸に刻まれている。
今の松重があるのも、その時の言葉があったからに他ならない。
「そんな俺に、親父はこう答えたんです。"お前がウチの組員だからだ"と。あの人は散々っぱら迷惑をかけて悪事を働いていたこんな自分を、組員だと言ってくれたんです」
だからこそ、松重は今も桐生組にいる。
自分のような悪党を組員だと言ってくれた、男気ある組長を担ぐ為に。
「そっかぁ…………一馬くんって、やっぱりカッコイイんですね!」
「えぇ。桐生の親父こそ、男の中の男。極道の未来を担うに相応しいお方です」
弱きを助け強きをくじく。
たとえどんな人間であっても、受け入れたなら見捨てない。
優子と松重の思い描く"桐生一馬"という男の像に、寸分たりとも違いは無かった。
「せっかくです、優子さん。自分にも教えてくれませんか?昔の親父の事を、もっと」
「ふふっ、いいですよ」
その後、二人は桐生一馬の話題で大いに盛り上がった。
「それで一馬くん、町内会の人に協力してお兄ちゃんと一緒に万引き犯を沢山捕まえたんです!」
「なるほど。その交換条件として福引を回すためにお二人がそんな事を……フッ、少年らしい良い話じゃないですか」
優子は幼少期から少年の頃の桐生を。
「そして見事、ドラゴンヒートで10連勝を成し遂げた親父は多額の賞金とシノギの参加権を手に入れたんです」
「そんな過酷な中で10連勝……一馬くん、やっぱり凄い……!」
そして松重は、桐生組発足から現在に至るまでをそれぞれ語った。
「えっ!じゃあ一馬くん、今 横浜に居るんですか?」
「えぇ。そちらでもうすぐ、桐生組の支部が出来上がるんです。親父はそちらの仕事がご多忙でお時間が取れず、代わりに自分のような厳つい男が……優子さん、ご迷惑じゃありませんか?」
「いえいえそんな!私の方こそ、ご迷惑じゃないですか?本当だったら、私なんて松重さん達とは何の関係もない訳ですし……」
「そんな事はありません。貴女は親父の親友である錦山さんの妹。それ以前に、同じ孤児院で育った家族同然の仲間なんです。そんな大切な身内をお護りする大役を、親父は俺に任せてくださったんだ……子分冥利に尽きるってもんです」
「そうですか……ふふっ、松重さんってホントに一馬くんの事が大好きなんですね」
「えぇ。俺はあの人の大きな器に惚れちまったんです。あの人のためなら俺ァ、どんな事だって喜んでやりますよ」
そんな話に花を咲かせている内に、優子を乗せた車は神室町へとたどり着いていた。
「兄貴、お話中すいやせん。間もなくセレナです」
「おう、そうか。ご苦労だったな」
天下一通りを入った車は、とある雑居ビルの前で停車する。
桐生の馴染みが経営する店、セレナの前だ。
「さ、足元お気を付けて」
「は、はい」
先に降りた松重が丁寧にドアを開けて優子を誘導する。
「こちらです」
優子は松重の案内に従ってエレベーターに乗り込んで二階に上がった。
松重が先んじてドアを開け、セレナへと足を踏み入れる。
「いらっしゃ……あぁ、松重さん。こんばんわ」
「あ、松重さん!今日もお疲れ様です!」
中で待っていたのは二人の女性。
女手一つで"セレナ"を切り盛りする桐生の馴染みのママ、麗奈。
そして、桐生の幼馴染にして内縁の妻である由美だった。
「麗奈さん、姐さん。お疲れ様です」
「ちょっと、松重さん。姐さんは辞めてってば」
「いいえ、貴女は親父の奥さんだ。俺にとっちゃ姐さんも同然です」
「もう、頑固なんだから」
「そんな事より、優子さんをお連れ致しましたよ」
松重が道を開けるように退き、優子を店内に招き入れる。
「こ、こんにちは……」
「優子ちゃん!」
彼女の姿を認めた由美が、真っ先に優子に駆け寄って抱き着いた。
「優子ちゃん……良かった……ホントに良かったね……!」
「由美ちゃん……ありがとう、ただいま」
抱き締めながら思わず涙を流す由美。
病気が完治してからここに至るまで、実に四年。
もう生きて会うことも叶わないと思っていた幼馴染との再会に、優子もまた目頭が熱くなる。
「麗奈さん、紹介するね!こちら錦山くんの妹で優子ちゃん!で、優子ちゃん。この人がこの店のママの……」
「初めまして、麗奈よ。よろしくね!」
「は、はい。よろしくお願いします……」
麗奈はにこやかに挨拶をする。
彼女は想い人である錦山彰の妹である優子に興味津々だ。
一方の優子は類まれな美貌を持つ麗奈に面食らい、思わず硬直してしまう。
(こ、この人が麗奈さん……お兄ちゃんの言ってた通り、すっごい綺麗な人……!)
「……さて、自分はそろそろ失礼します」
ふと松重がそんな事を言い出し、裏口の扉へと向かう
「あれ?もう行っちゃうの?ゆっくりしていけばいいのに」
「いえ、実はこの後もまだやらなきゃいけない仕事がありまして……また今度、ゆっくり寄らせて貰います」
「そう……それなら仕方ないわ。またお待ちしてるわね」
「松重さん、またね!」
「麗奈さん、姐さん。ありがとうございます。そして……優子さん」
松重は優子に向き直ると、姿勢を正してお辞儀をした。
「改めて完治、退院 おめでとうございます。もし機会があれば……また、親父やお兄さんの事を教えてください」
「松重さん……はい、喜んで!」
「フッ……それでは、失礼します」
厳つい顔に少しだけ嬉しそうな笑みを浮かべ、松重はその場を後にした。
「優子ちゃん、松重さんと何か話したの?」
「あ、うん。車の中で一馬くんやお兄ちゃんの事をね」
「へぇー、良いなぁ。私もお話したかったなぁ」
「ふふっ、松重さん。中々 由美ちゃんと一緒のタイミングには居ないものね」
羨ましがる由美を微笑ましく見守る麗奈。
その姿は店のホステスとそこのママと言うよりは、まるで歳の近い姉妹のようだった。
「ん?誰か来たわね」
麗奈がエレベーターの音に反応を示した。
程なくして店のドアが開かれる。
「すまないみんな、遅くなっちまった。どうぞ、親っさん」
「あぁ……」
グレーのスーツを着た大男と、杖をついた初老の男性
彼らこそ、優子の命を救った二人の恩人。
桐生一馬と風間新太郎だった。
「一馬!風間さん!」
「いらっしゃいませ、お待ちしていましたよ」
由美が即座に明るい笑顔を浮かべ、店主である麗奈が穏やかに迎え入れる。
「優子……久しぶりだな。元気になってくれて、本当に良かった」
「風間さん……本当に、ありがとうございます!」
そう言って優子は、風間に勢いよく頭を下げた。
今回優子が手術を受けてリハビリをした病院を紹介したのも、臓器提供のドナーの都合を付けてくれたのも、この風間新太郎なのだ。
もしも彼の助力がなければ、今頃優子は生きていないだろう。
まさに命の恩人である。
「なに、気にする事は無い。それに礼なら一馬に言ってやってくれ。何せ全ての費用を用立てたのは一馬なんだからな」
「お、親っさん……」
誇らしげに桐生へと視線を向ける風間に、桐生はやりづらそうにしている。
素直に賞賛されると照れくさくて敵わない。それが桐生の本音だった。
「そ、そういえば松重はどうしたんだ?優子の事をここに連れてきてくれたと思うんだが……」
「あぁ、松重さんなら仕事がまだあるからって言ってさっき行っちゃったわよ?」
「え?」
桐生が僅かに首を傾げた。
組織運営や意見の擦り合わせなどを行う為に、普段から頻繁に連絡を取り合っている桐生と松重。
また、有事の際に円滑な連携を取るためにお互いのスケジュールは全て把握している。
桐生が聞いた話ではこの後の松重は何も予定が入っておらず、やるべき仕事が残っているという報告を桐生は聞いていない。
そして昔ならいざ知らず、今の松重は桐生に対して何かを怠る事は有り得ないのだ。
(松重……お前って奴は…………)
そこで桐生は松重の思惑を察した。
この場において店の主人である麗奈以外は養護施設ヒマワリの関係者。それに加えて優子は、手術と入退院の繰り返しで長らく親しい人間と会えていなかった。
大恩ある風間や桐生と、積もる話もあるだろう。
そんな時に自分のような男が居れば、余計な気を遣わせてしまう。
そう考えた松重はその場にいる事を遠慮したのだ。
久しぶりに家族と呼べる仲間と出会った優子に。
そしてそんな仲間達と気兼ねない会話を楽しんで貰うために。
(この礼は必ずするぜ……松重)
「なに笑ってるの?一馬」
「いや……優秀な部下を持てて良かったと思ってな」
「そう?よく分かんないけど……とにかく、みんな揃ったんだから準備するよ。一馬も手伝って」
「フッ……あぁ」
「風間さんは優子ちゃんと待っててくださいね」
「すまねぇな、由美。お言葉に甘えるとするよ」
風間はそう言うと、セレナのソファ席に腰かけた。
優子もまた、そんな風間の隣に座る。
桐生が皿やグラスを用意し、麗奈と由美が協力してドリンクやおつまみ等を用立てた。
「優子ちゃんは病み上がりだから、お酒は早いかしら……お水でも良い?」
「はい、お願いします」
「風間さんは如何しますか?」
「そうですね……せっかくなので、オススメを頂けますか?」
「はい、承りました」
「一馬はいつもの?」
「あぁ。由美は?」
「私も一緒!」
やがてテーブルの上にはおつまみが並び、全員の手にはグラスが渡った。
「さ、誰が音頭を取る?」
「やっぱりここは桐生ちゃんじゃないかしら」
「俺か?」
「そうだね。今回の回だって、一馬が言い出したんだし」
「一馬、任せたぞ」
「由美、親っさん…………仕方ねぇか」
音頭係に指名された桐生が優子にグラスを向けて軽く掲げる。
それに合わせてその場の皆もまた、同様にグラスを掲げた。
「それでは……優子の快復と退院を祝して、乾杯」
「「カンパーイ!」」
「乾杯。優子、本当におめでとう」
「皆さん……!はい、ありがとうございます!」
これは、幸せの一幕。
桐生一馬が風間組を割る、一年前の出来事だった。
如何でしたか?
次回からまた本編に戻ります。
そして断章もまた、佳境に入る事でしょう。
お楽しみに